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6月, 2025の投稿を表示しています

濡葉色

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 本当に梅雨が明けたのではないかと思えるほどの、雲一つない空が頭の上に広がっている。まだ、6月中旬なんだしこれから大雨が降るのかもしれないが、今のところは雨の気配もなく暑すぎる日々が過ぎていく。このままだと、空梅雨で野菜の生育にも影響が出るのではないかと心配せざるを得ない。もっとも、これは物価が上がるのが嫌なだけなんだけど・・・ 日本の色にはその色の名前だけでなく、その時々のものの様態を写し取ったような色の呼び方をする。今の季節ならば、”濡葉色”がそうだ。 濡葉色を声を出して言うと”ぬれはいろ”となる。よく似た言葉に”ぬればいろ”というのがある。時々、”濡葉色”を”ぬればいろ”と読んでしまうかもいるけれども間違いである。”ぬればいろ”はよく聞くし、口にもすることがあるので、ついつい”ぬればいろ”と早とちりをして読んでしまうかもしれない。”ぬれはいろ”と”ぬればいろ”はよく似ている言葉だけれども、色としては全く違うので注意が必要だ。 ”ぬれはいろ”は、この梅雨の季節に相応しい色である。雨に濡れると木々の葉っぱ色に深みがまし瑞々しく輝きます。深く力強い緑色となった様子を、”濡葉色”と表現したのです。 一方、よく聞く”ぬればいろ”ですが、漢字では”濡れ羽色”と羽をあてます。御存知のように、万葉の時代から女性の黒髪を形容する言葉として用いられてきました。艶やかで光の当たり具合によっては、緑にも紫にも見える美しさを表現した言葉です。平安時代の女性にとって、濡れ羽色に光るまっすぐな黒髪は、美人の条件でした。日本人にとっては当たり前の黒髪を、いかに美しく見せるのかという事がとても大事に思えたからこその表現だと思います。 ”は”と”ば”の一時違いですが、その色はまったく異なるものなのです。わたしたちは、ついつい言いなれた言葉が口について出てきます。それが、うろ覚えであったり、勘違いをしていていたりして、本当に言いたいことと違うことを意図せず話している時もあるのではないでしょうか。そのようなことを起こさないように、きちんとした言葉を覚えておきたいものです。 とくに、日本には古来”濁音”を文字としては表記していなかったはずです。そのため、濁音系には結構間違えてしまいやすいものも少なくありません。また、年代を経て言葉は変わっていきますので、いつの間にか誤った日本語が広く広まり、そ...

逆明利君

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 今日も朝から素晴らしい天気となった。梅雨らしくないといえば、梅雨らしくはない気候だ。なんでも、岐阜県の多治見では38度を超えたらしい。もう、真夏といえるような気温だ。外をあるいても、太陽の陽がきつくなってきているように感じる。こちらの地方でも、熱中症警戒アラートが発出されていて、外出は避けるようにいわれている。 トランプ大統領閣下さまは、金正恩になりたかったのか?自分のお誕生日のお祝いに、軍事パレードを強行した。周りの人は、だれも止める人がいなかったのか?みんなお追従をして容認してしまっている所に、今のアメリカの恐ろしさが潜んでいると思う。 これでは、まるで裸の王様状態だ。誰もトランプ大統領閣下さまに、辣元を進言する人がいないというのが、見ていて喜劇としか言いようがない。ほら吹き男爵のマスクは一時期トランプ大統領閣下に喧嘩を打っていたが、商売を見据えておとなしくなってしまった。もう誰も、”王様はなにも来ていない裸だよ~”って、真実をつたえてくれる人もいなくなったようだ。 ”逆命利君”という言葉がある。確か、住友商事初代総理時、広瀬宰平さんが好んで使った言葉だったけれども(間違っていたら、ゴメンナサイ)、とても重要だ。周りの人間が、間違いを正すことすらできない状況の今は、とても危ない状態だと思う。思い込みと、自己への自信感が誤った認識や判断を引き起こしかねない。おそらく、今のトランプ大統領閣下さまへは、耳が痛いかもしれないが、この”逆命利君”を実行できる取り巻きを揃えることが何よりも重要だと思う。”逆命利君”って、簡単に言っているけれども、多くの人は自分がかわいいから、とてもじゃないけれども実行できないものだ。特に、トランプ大統領閣下さまの様に、自分の耳に心地よいこと以外をききたくない親分の下には、このような人が集まることはあり得ない。しかし、今この”逆命利君”の精神を体現できる腹心がいないことが、一番の弱点であり判断ミスを犯し続けていることになっている。 ロシアによる侵略ともいえる今回の戦争を、トランプ大統領は「今回の戦争はウクライナが始めた」と言っている。3年前のロシアによるウクライナへの侵攻を見ていなかったのか、その時のことをすっかり忘れてしまっているのだろう。自身の支持者へのリップサービスなのかもしれないが、トランプ大統領も老人独特の偏屈さにより、間...

てふてふ

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 今日も梅雨の中休みなのか、朝から太陽が顔をのぞかせてくれている。気温も上がっている。この時期に既に真夏日を迎えるとは驚きだ。真夏日なのに無防備な老人が、またまた死亡したといっている。暑さを感じないのか、老人の熱中症での死亡が今年も相次いでいる。 先日、σ(-"-) の市内で開催されていた講座に出席をしてみた。なんでも、市の教育委員会の人が講師をしているものだった。 その中で てふてふが一匹韃靼海峡を渡っていった という詩の解説が行われた。創作者の安西冬衛氏の生い立ちから説明が行われた。そして、韃靼海峡についての解説が行われた。韃靼海峡っていうとなじみはないけれども、間宮海峡と言われると、途端に理解が進む。小学校の教科書で間宮林蔵の話は国語で社会で教わった。しかし、なぜ間宮海峡とは言わず韃靼海峡って言ったのかは解説がないままだった。安西冬衛氏はキャリアを見ると戦前に満州に渡ったという事なので、まだ択捉島は日本の領地だったわけで、間宮海峡と呼ぶ方がふさわしいのに、なぜ韃靼海峡って詠んだんだろう。 この辺を説明することなく”てふてふ”はどちらからどちらに飛んで行ったのかを解説しているのだがから、すこし引っかかってしまって、講師の話に没入できない状況が続く。 この講師の説明によると、安西冬衛氏は満州に渡ったのちに関節症で足を切断したそうだ。そういう背景を踏まえてみると、”てふてふ”は満州側から日本に向けて韃靼海峡を飛んで行っており、それを満州にいる安西氏が見ていたのだという解説で終わった。 なんだか、小学校の国語の試験で、この問いの答えの正解はこれしかないんだというような、少し上から目線の解説の仕方だと感じた。これなら、σ(-"-) の考えは ✖ しかもらえないだろうなと感じた。まぁ、市の教育委員会の人というぐらいだし、話の端々に先生という言葉が出てくるところから、どこかの小学校の先生をしていて今は教育委員会に来ているのだという事がわかる。 σ(-"-) は、”てふてふ”は安西冬衛氏そのものなのではないかと、この詩を読んでそんなことを思っていた。ここで描かれている”てふてふ”はアサギマダラという名の蝶らしい。なんでも「鬼滅の刃の胡蝶しのぶ」の隊服と髪飾りがアサギマダラをモチーフとしているそうだ。 安西冬衛氏はきらびやかな服を着て、希望と野心に...

大丈夫なんかいな?

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 今日も朝から晴れ間が見える良い天気となった。今日も気温はグングンと上昇し、30度を超える日中となった。ウォーキングに出たところ、外に出ただけで汗ばんできた。今年一に暑い日である。汗も、しっかりと身体がから出てくる。こんなに暑いと感じたのは、久々である。このままいくと、今年の夏は猛暑となりそうで、いまからちょっと怖いな。 日本郵便が揺れている。点呼業務をしないまま配達業務を行ったことを発端として、ついには運送事業許可取り消しへと発展してしまった。この処分によって、日本郵便はトラックやバンタイプの車両、おおよそ2,500台が配送に使用できなくなった。しかも、5年間も使用できないことになった。これは、日本郵便としては郵便・物流事業という事業の存立に関わる事態である。 営業職等、仕事で車を使わなければならないがいる企業においては、毎朝点呼確認することを約4年前ほどから義務付けている。社会的な問題となった飲酒運転の根絶はもとより、その日の体調を確認して事故を起こさないための防止策として義務付けているはずだ。 日本郵便がそれを怠ったとは、痛恨のミスではすまないのではないか。このような、当然しなければならない業務を、うっかり忘れるとは思えない。多くの企業では、この点検業務については手順を決め、マニュアルを設置し、その通りでないと仕事が進まないような仕組みを作っているはずだ。それにも関わらず、点呼を行っていなかったとは・・・ どうも、遠因はやはり「郵政民営化」に行きつくのではないのだろうか。民営化が悪いと言っているのではない。本来は、民営化することにより効率の向上、労働生産性の向上により社会が良くなることだったのではないだろうか。日本郵便は民営化はされたけれでも、特定郵便局はそのまま残されている。ここに、問題の根源があるのではないだろうかと思う。 民営化すれば、当然的に株主からは利潤の追求を求められる。そのためには、いかに効率の悪い部分を効率よくしていくのかが重要となる。多くの金融機関は効率化を求めて、効率の悪い店舗は改廃統合をしている。しかし、日本郵便をみていると、特定郵便局は民営化されても残されたままである。σ(-"-) も特定郵便局をたまに見かけることがある。そして、ほとんどお客様がいないことすらあり、大丈夫なのかと他人事ながら心配になったりする。 おそらく、日本...

熱中症予防

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 梅雨の中休みのようで、久々に日曜日に晴れ間が広がっている。そして、晴れになっただけに気温もグングンと上昇をしている。夏日は言うまでもなくなっているし、湿度もそれなりにあるのでムシムシとしていて、とても暑く汗ばんでくる。日本の梅雨時期に相応しいともいえる気候である。 今年の夏も暑くなりそうだ。先週梅雨入りをしたけれども、もうすぐにでも梅雨明けとなりそうなことを予報で言っていた。本当に梅雨明けをしてしまうのであれば、記録的に早い時期での梅雨明けとなるのではないだろうか。 そして、この梅雨の期間が短いという事は、地表にそそぐ雨が少なくなるという事にもつながりかねない。それは、地表を太陽が熱する時間が長くなるのだから、この夏は猛暑を予想しているという事に他ならないと思っている。 また、梅雨が短ければ雨が少なくなり、水も足りなくなるのではないだろうか。またまた、農作物が暑すぎて不作にならなければ良いんだけれども・・・ さらには、暑い夏になると・・・ プレデターがやって来て、また惨事が引き起こされる ・・・ という事ではなく、熱中症に気をつけなければならない。毎年、老人が家の中で熱中症にかかってお亡くなりになったというニュースが駆け巡る。とくに、老人になると暑さを感じなくなって、水分補給が足りなくなり熱中症にかかってしまうらしい。 そういえば、σ(-"-) も卓球教室にいっても、あまり汗をかいていないと思う。そして、そんなにのどが渇いたとかも感じていない。こりゃ、立派な老人の特性をあらわしているな。卓球教室の行き帰りも歩いて行っているので、途中で熱中症になっても助けてもらえるとは限らない。この夏、猛暑が想定されるだけに、こまめに水分補給をすることが重要なのではないだろうかと思いだした次第である。 そこで、水分補給用にペットボトルを持っていくのだけれども、このペットボトル冷蔵庫で冷やしていても、途中で飲もうとしたら生ぬるくなっている。これでは、なかなか口につけてこまめに水分補給しようという気にはなりにくい。かといって、保冷用の容器にペットボトルの中身を移し替えて持って行くことも考えた。保冷用の容器は、なんだかんだと色々なところからいただいている。それを使うのはどうかと考えたけれども、確かに保冷容器であれば、冷たいままだろうけれどもその後の手入れが大変そうだ。なにか良い...

足歩き脱出計画

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 昨日までの晴れ間はすっかり影をひそめ、朝から曇り空。午後には雨が降り出してきた。そして、九州と四国地方では災害級の大雨になりそうだと、注意を喚起している。梅雨らしいムシムシ、ジメジメとしたお天気が週末にやってきた。今年のお天気のリズムは本当に律儀に回ってくるものだと感心してしまう。 5月30日の教室が6月分に組み込まれていたので、今週は卓球教室がお休みの週だ。珍しく、今週の予定は何も入っていない。おかげで、手帳の今週は真っ白だ。今週いけそうなところと言えば、年金の受け取りなんだろうけれども、シニア層がこぞって行くだろうから遠慮しておくことにする。 卓球教室がお休みになると、なんとも運動量が減ってしまうことになる。現役の頃は、(いやいやながらも)駅まで徒歩で歩いていき、電車に揺られて会社に通勤していた。会社の中でも、調べ物や打ち合わせ、会議のたびに階段で上や下への移動を余儀なくさせられる。そんなこんなで、結構動いていたものだ。 ところが、定年退職後は毎日毎日、そんなに身体を動かすことがない。自分で意識して動かないと、ソファーで座っているか、寝転がっていたりして、動いていないんだろうと思う。健康管理のための万歩計をみても、ウォーキングをしている時間だけは歩数がカウントされているけれども、それ以外の時間はまったく動いていない。(もっとも、ウォーキングの時以外は万歩計は持っていないからなんだけれども・・・) 退職後に始めた卓球について、分からないところや、疑問点について解決するためにブログを参考にしている。youtubeはある程度のことができる、中級者を対象にしたものが多いように感じる。初級者を対象としていても、そこそこやっている人が対象のようで、そこに至るまでの技術については省かれていたり、当たり前の技術についてはできることが前提で撮られているみたいで、初心者にはまったく無用の長物みたいに感じる。そんなこともあり、卓球技術関係のyoutubeチャンネルはほとんど見ないことにしている。(まだまだ敷居が高すぎるので、σ(-"-) 初心者を卒業すれば、見るようになるのかもしれないけれど・・・) その点、ブログには初心者を対象にしたものもあり、色々と教えていただけている。そんな中、丁寧に説明がされている このブログ をよく訪問して研究させてもらっている。良く卓球をして...

物価の優等生

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 今日もムシムシと暑い日となった。ウォーキングをしていても、汗だくになってしまった。しかし、晴れ間の日も今日までで、明日からはまた梅雨空に戻るそうだ。やはり、お天気は循環のリズムを守って、週末はジメジメとした暑い雨の日になるのか。 物価の優等生という言葉がかつてはあった。σ(-"-) が入社した当時(もうかれこれ40年ほど前のことです。)、パンストと卵とバナナが物価の優等生と言われていた。 しかし、パンストは今や最盛期の10分の1程度まで売り上げが落ち込んでしまっているそうだ。女性の社会進出とは反比例して、パンストを履かなくなったらしい。どうやら、締め付ける感じとか、破れてしまうことで敬遠されているようだ。また、寒くなるとパンストよりも、タイツとかに手が伸びそうだ。値段的にはかつてとそんなに変わっていないのではないかので、物価的には優等生かと思うけれども、必需品でないので物価の優等生という地位からは脱落しちゃったみたい。 卵もおおよそ60年もの間、価格変動することなく食卓を彩って来た、物価の優等生だった。かつて(とてもとても遠い昔)は、とても高価なものだったようだけれども、高度成長期の頃には安定した価格の食品の一翼を担っていた。それが、ここ一昨年あたりから、卵の価格が急激に上昇している。もっとも、給料も結構上がってきているのに、卵だけ値段があがらなければ、生産する人もいなくなって高くなるのは物の道理だ。これぞ、見えざる神の手なのか。鳥インフルエンザのせいもあるとかいわれているけど・・・ バナナはいまだに物価の優等生の地位で、安泰のように思える。もっとも、こちらバナナはフィリピンやベトナムからの輸入品なので、当分は物価の優等生をはっていくことだろう。 その後、肌感覚として物価の優等生だと思えたのが、もやし、納豆、牛乳があるのではないかと思う。これらは、いまだに頑張って物価の優等生として、我々の食卓を守ってくれている。これからも、このまま物価の優等生でいてもらいたいものだ。 おコメもかつては物価の優等生と言えただろう。しかし、昨年の秋口から一気に優等生の座から滑り落ちた。しかし、政府はなんとかおコメを物価の優等生として復活させようと、あの手この手のえこひいきをしている。物価に政府が首を突っ込んできていいことなどないに決まっている。それがわからない、お花畑ポエム...

夏になれば参議院選挙

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 久々に梅雨の中休みとなり、朝から晴れ間が広がっている。しかも、今日一日は傘もいらないような予報になっている。おかげで、気温はぐんぐんと上がり、熱中症が心配になるくらいの汗ばむ日であった。暑くても、湿度が低ければ良いのだけれども、どうも湿度が高いために、ジメッとした暑さがまとわりついてくる。 傲慢な政権与党の議員たちも、今年の参議院選挙が視野に入ってきたころだ。ようやく、腹話術人形みたいなイッシー石破総理も、国民に対して一律の給付金をエサに選挙を乗り切ろうと蠢きだした見たいだ。もっとも、こちらは公明党の強力なプッシュに、抗いきれなかったのだろう。 お花畑の小泉劇場で、財務省からの入れ知恵の”随意契約”によるおコメ効果も、政権浮上には微々たる力しか発揮できなかったみたいだ。都議会議員選挙を最重要視している公明党にとっては、なんとかこの都議選と参議院選挙を乗り切るための切り札として、なりふりかなわず一律給付の刃を、政府の首元に突き付けたんだろうな。またしても、選挙目当てだけのその場限りの政策で乗り切ろうっていう算段だな。もう、”取らぬ狸の皮算用”しかできなくなっているみたいだ。馬鹿らしくなって、昼寝をしていると こんな夢を 見ていた。 15年後の所得1.5倍を目指すっていったイッシー石破総理率いる与党は、記録的な大敗を期していた。 それでも、政権にしがみついていたい自民党は、下野するくらいならと立憲民主党へ大連立を提案することを急転直下決定した。立憲民主党側は、あれだけ批判しかしていない、政権遂行能力にも疑問があるにもかかわらず、与党となる千載一遇のチャンスに上へ下への大騒ぎとなった。 自民党とは政治信条や政策が一番遠そうな、浪速のおばちゃん辻元はんが一番に手を上げて連立賛成に回った。リベラルと思われていた枝野ちゃんも賛同にした。そうすると、立憲民主党のサンクチュアリグループの長妻ちゃんも、階ちゃんも、小川ちゃんも、雪崩を打ったように連立へとなびいていった。 立憲民主党から相談を受けた連合の扇風機”吉野”おばちゃんは、労働者の政策が実現できるのならば、共産党でさえなければ、自民党と一緒になっても構わないと嘯いていた。そんな混乱の中、思いもかけない大連立政権が樹立したのだった。 論功行賞で、辻元ちゃんは経済産業大臣に任命された。野田ちゃんは、総理大臣に返り咲いた。...