お前のモノは俺のモノ
夏日が続く、初夏の気持ちよい日中が訪れている。夏日と言っても、気温は高いけれども湿度はさほどないので、本当に過ごしやすくて気持ちの良い日である。こんな日が続いてくれるのが一番いいんだけどな。 アメリカのベンセント財務長官が、日本を訪れてきて日銀総裁やら、財務大臣のみならず、高市総理と会談するらしい。アメリカはイスラエルと共にイランとの戦争で、まだまだ大変なこの時期に、財務長官が訪日するという事は、”円”についての何らかの要請があるのではないだろうか。これまでは安全資産としての”円”という神話のような話があったけれども、近頃の国債を中心とした長期金利の上昇は見過ごすことができないのかもしれない。 アメリカとしては、あまりにも円安に動き過ぎている”円”に対して、これ以上の円安は見過ごせないというシグナルを市場に送りたいのかもしれない。あまりにも、円安と債券安が進行してしまうと日本は保有しているアメリカ国債を売却するリスクが高まり、引いてはアメリカ経済にリーマンショック級の衝撃が直撃する可能性があるのではないだろうか。 そのため、ベンセント長官は高市総理に消費税減税のSTOPを示唆するのではなかろうか。というか、高市氏の言う「責任ある積極財政」の真意をはかろうとしているのかもしれない。なにしろ、具体的なことは一切ない”責任”に対して、国民に迎合する積極財政だけが先走りしている感が、アメリカの危惧につながっているのかもしれない。 また、日本の成長戦略があまりにも稚拙で、世界経済の中では一人負けのような状況でもある。白物家電製品は中国や韓国に持っていかれ、半導体も同様だ。デジタルトランスフォーメーションやらAIも他国の後塵を拝している。このままでは、日本は世界から取り残され、周回遅れになる可能性も否定できないのではなかろうか。 しかし、こんな時に財務長官自らがお越しになり、片山財務大臣、植田総裁には財政規律を守るようにいうのかな。これで、財務省はお墨付きを得たとして、片山さつき大臣をお飾りのように扱いながら、減税はできない理由をつけだすことだろう。植田総裁には、金利上昇圧力がアメリカからはかけられ、日本からは金利を上げるなと規制され、どちらを向くのか試金石となるだろう。 高市総理には、83兆円の対米投資について進捗状況をきっちりと詰めてくるだろうし、おまけにイラン戦...