高松 三越裏の名店 500円定食「はんぶん」

 



 今日は、高松市内でお昼時のお食事として、リーズナブルで良いお店を紹介したいと思います。場所は片原町、三越の本当に近所にある「はんぶん」です。高松市内のアーケードを片原町方向に歩いていき、三越百貨店方向の路地に入っていきます。三越百貨店の商品搬入場の横をフェリー通りに歩いていくと、「はんぶん」さんのお店が目につきます。

お昼時からの開店で、店先には本日のメニューが4品が書き出されています。中身は、本日の定食、天丼、串カツ、本日の限定食のいずれもが500円、ワンコインです。このご時世にありがたい値段設定と言えます。由緒のありそうな入口の引き戸を開けると、少し薄暗く落ち着いた感じの店内が見て取れます。

なかは、カウンター席と4人掛けのテーブルが5つほど壁際に並んでいます。カウンターの中は調理場で、大将が料理を担当しています。調理場の横には娘さんが、注文のご飯とお吸い物をサービスしています。そして、メイン料理と組み合わされたお盆にのせられた料理を、女将さんが各お客様の席へと運んでいます。

日替わり定食は、ご飯、メインのおかず(キャベツとマカロニサラダ付き)、お吸い物、漬物、という構成です。ご飯はお好みで大きさを決めることができます。何も言わないとドンブリに盛られたご飯が提供されます。小ご飯はお茶碗に一杯分です。最初にご飯小と言わないとどんぶりご飯となります。

メニューを注文したら、テーブルの上にあるお湯のみにお茶を注いで、料理が来るのを待ちます。注文をして、お茶を注いでいる間にすぐ料理は提供されます。500円というお値段ですが、量も質も十分で近隣のサラリーマンが押し寄せてきています。限定の内容は、サバを焼いたものや、鮭の焼いたもの等、焼き魚と一品という感じです。

名物は天丼のようです。常連さんは、メニューにはとらわれず、入ってくるとすぐに「天丼」と注文をされています。

お昼時はご近所の方々が押し寄せてくるので、すぐにいっぱいになることもありますが、一階の席が満席になると、二階の座敷となっている大広間に案内されます。こちらも、座敷でゆったりとできますので、おすすめです。

 夜も、夕方からお食事処として営業をされています。夕方も、お昼と同じ値段帯での提供となっていますので、とてもリーズナブルなお値段となっています。なお、夜の時間帯は、大将が接客も行ってくれます。

 喧騒な町中で、タイムスリップしたかのように、昭和の香りがただよっている「はんぶん」さん。コスパのとても髙い高松の食事を満喫してみてはいかがでしょうか。

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