高知市で昔ながらのお食事処 帯屋町「たに志」

  早くも台風が接近していて、梅雨前線を刺激しているそうで、明け方から激しい雨が降り出しています。この大雨は、このまま今夜から週末へと居座るようです。そろそろ、関東地方も梅雨入りなんだろうなぁ。


 さて、今日は高知でお泊りをするときに、是非訪れていただきたいお店を紹介したいと思います。高知といえば、料理は皿鉢料理にカツオのたたき、お酒は日本酒と美味しいものがいっぱいあります。また、場所も、「ひろめ市場」や「屋台」が有名です。

 今回は、少し趣向を変えて、昭和の雰囲気が満載のお店「たに志」さんのご紹介です。場所は、高知の中心ともいえる帯屋町にあります。帯屋町アーケードをすたすたと歩いていくと、「土佐の高知のおびや町小路」という、すこしレトロな路地が出現します。



この路地をぐいぐいと進んでいくと、こじんまりとした隠れ家的なお店「たに志」さんが現れます。もう既に、高知の名産は頂いているので「家庭料理 お茶漬け」の提灯が、身も心もわしづかみです。


迷うことなく、お店に入ると・・・・常連さんで満席近くこんでいます。

 一番奥の4人の席が空いていたので、何とか入ることができました。カウンターには大皿の料理が並んでいて、どれをみても美味しそうです。黒板には、おすすめ料理も書かれています。



女将さんが話し相手をしてくれながら、その間に若い板さんが料理をふるまってくれます。どれを食べても、本当に美味しい。匂いにひかれて、おでんをいただく。出汁もしっかりとしみてて、口の中に染みわたります。その間も、常連さんたちとお店の人の会話のやりとりがあり、本当に終始アットホームな雰囲気です。

締めには、やはり看板にあったお茶漬けといいたいところを、天むすにしました。ちょっぴり小振りでぴったりサイズで、中の海老天はぷりぷり。酔ってくると、汁物が五臓六腑へと染みわたっていきます。


お勘定も、頂いたわりにはリーズナブルなお値段(一人当たり3,000円を少し切っていました)です。
高知の夜を飾るのに、欠かせない、昭和レトロなお店と言えます。
通り一遍の高知の名物ではなく、高知の地の人もうなる名物のお食事も堪能できる名店です。
ぜひ、高知県に出張や遊びに行かれた時には、「たに志」さんで夜の高知を堪能してみてください。

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