お灸は効くかなぁ
生暖かい風が吹いていると思ったら、雷が鳴りだした。その後には、久々に雨が降り出した。しかし、梅雨らしいシトシトとした雨ではなく、かなり本降りの雨である。荒々しい雨が降って、ここんところの雨不足を帳消しにするような勢いであった。雨が降るときは激しい雨となり、降らないとなるとカンカン照りと、今年の梅雨は極端な傾向を持っているようだ。
先日、東京都議会選挙の投開票が行われた。よく、都議会選挙は参議院選挙の前哨戦という事を言われる。都議会選挙は4年に一度、参議院選挙は3年に一度なので、12年に一度めぐってくることになる。今回は、衆議院で自民党が敗戦の要因になった裏金問題にとどまらず、新たに物価高対策、コメ不足への対応、ガソリンの暫定税率問題、消費税問題と、(自民党には)逆風下での東京都議会選挙であった。
案の定、政権与党の自民党と公明党は一敗地にまみれるような結果ともいえる。今更ながらの、一律の国民給付金という付け焼刃も一向に効果をあらわさなかった。というか、かえって足を引っ張ったんじゃないかな。たった20,000円を恩着せがましく言われたって、ハイそうですね、自民党さんってなことになるわけない。どうも、上から目線で世間とズレまくっているぞ、石破ちゃん。SNSも悪口の批判ばかりってぼやいているみたいだけれども、仲間内の耳に心地よい話を聞いているだけでなく、世間様の本音をきちんと聞いて判断できないようだと、次の芽はないよな。
そういえば、アホノミクスを主導した安倍ちゃんも第一次安倍政権時、都議会選挙での惨敗の流れから参議院選挙にも惨敗し、9月の臨時国会で突如「おなかの病気」という事で総理大臣を辞任したはずだ。(σ(-"-) の記憶に残っているうろ覚えのことなので、間違いがあるかもしれません。)
同じことを、横柄な態度の石破氏もたどるのかもしれない。国民は、ガソリン暫定税率廃止を約束したことや、103万円の収入の壁を178万円に引き上げる約束をしながら、約束そのものをなかったことにしようといてる卑怯なやり方を決して忘れないよ。とくに、SMバーの宮ちゃんを税制のインナーだとか、えらそうなことを言って、国民の手取りを増やすことを阻害したことは忘れようにも忘れられない。(アッ、維新の会の前原君の、教育無償化という自分勝手な論理で国民の期待を潰してくれた裏切り行為も覚えているからな。)
SMバーの宮ちゃんと、心中でもする気なのだろう。しかし、都議会選挙で立憲民主党が議席を増やしたこともちょっと意外だった。敵失とはいえ、ラッキーを拾ったようなものだけで、今のままでは批判しかできないままというのが悲しいよね。しかし、都民も”維新の会”に議席を許さなかったのは賢明だったね。それでも、イソジン吉村は「公認候補を当選させることができなかったのは、我々の力不足」といっているだけ。我々って、人を巻き込んで責任回避をしようとしているけれども、あんたの力不足なんだよ~。
これで、参議院選挙もこの結果を踏まえた形の結果になってくれれば、ガソリンの暫定税率を廃止することも可能になるぜ。年収の壁を178万円に引き上げるとともに、国民の手取りを増やして、少しは良い方向に国の政策が動き出してくれるといいんだけれどもね。
コメント