備蓄米がやっと来た

 ムシムシと湿度の高い暑さが襲ってくる。ウォーキングをするために、外に出ただけでもう身体がだるく感じる。本当に、暑い日となった。いつものコースを歩いているのだけれども、それだけで全身から汗が噴き出してくる。家に着く頃には汗だくで、大変なことになっている。この暑さは、本当に身体に危険だなぁって思ってしまう。




ようやく、近くのスーパーマーケットに備蓄米がやって来た。ひとつは”万代”で1,980円で古古古米である。そして、もう一つは”西友”で2980円の古古米である。どちらも5㎏の値段で、報道されている通りの値段となっている。お客様はどちらかというと、万代のおコメの方に集まっている。古古古米とはいえ、古古米よりも1,000円も安いのだから、当然と言えば当然なのだろう。

どちらのスーパーも、一世帯につき一袋での購入をお願いしている。そりゃそうだ。こんなところで、買い占めされても困ってしまう。しかし、万代はこちらの地方にはたくさんのお店があるのに、こんなにもたくさんの備蓄米がやって来るとは驚きだ。もう、朝一の開店前からお客様が店頭に並んでいる。といっても、整然と並んではなくてごちゃごちゃと固まって集まっている感じで、最後尾が分かりづらい。


そして、お店が開店するとドアのところで従業員の人がそれぞれのお客様に一袋づつ手渡しをしている。もう、おコメを手に入れると、そのままレジへ直行して家路につく人が多いこと、多いこと。結局、おコメだけを買いに来ていたようだ。確かに、ブランド米の半額以下の値段となっているのだから買いたい人は多いのだろう。しかし、あと数か月もすればそのおコメは同じ5㎏でも84円で売却されるおコメが2,000円もの値段で出されているという裏情報を流されていると、素直に「うひゃ~、ブランド米の半額以下でめっちゃ安い!!」はならない。


なんだか、マスコミさんに踊らされてお花畑くんの放出した古古古米の2,000円が、救世主でとても安いイメージを植え付けられている。しかしよく考えてみると、古古古米であって2,000円もするのだから、ブランド米は5,000円近くても当たり前って、政府をあげて国民を洗脳しているみたいに感じる。おそらく、この秋以降の新米の価格を3,000円台後半に維持したい農協と農水省と政府が手打ちをして、米価の引き上げを狙っているのかもしれない。


農家の方々も大変なのは、重々理解できるし、できれば、農家の方と消費者がWINーWINの関係になれて、欲しい時にいつでも欲しいだけのおコメが手に入るのであれば、全く構わないと思っている。しかし、今の値段って、やっぱり中間業者が利益をのせすぎているんじゃないのかなって疑問にも思ってしまう。

そして、政府はこのままでは5㎏84円にしかならないおコメを、恩着せがましく放出したように見せかけて、実は大儲けしているようなものだとも思ってしまう。さすがは、財務省さんだけあって、転んでもただでは起きない。算盤勘定を間違えることはあり得ないんだろう。


うまいこと、軽い神輿のお花畑くんを担ぎ上げて、パフォーマンスに終始させながら国民の目を欺いているようにみえる。財務省さん主導で森山幹事長さんの掌の中で、お花畑くんがシナリオ通りに動いていてくれる間は何とかもつのだろう。しかし、彼が独自のパフォーマンスをやりだすと、即時にボロが出てしまうのに違いない。何しろ、底が浅くて自分さえ目立っていれば安泰ですべて良しという、幼児並みの知識しか持たないんだもんな。

いつになったら、われわれ国民に寄り添って考えた行動をしてくれる政治家があらわれるんだろうか?あまりの暑さに、起こり得そうもない真夏の夜の夢を見てしまったような虚しさに襲われてしまった朝の光景だった。


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