老兵は死なず
早くも、猛暑の夏がやってきたようだ。連日のように熱中症への注意が喚起されているのに、それでも毎日のように数十人が病院へ搬送されている。本当に、暑さには注意をしておかないと、危険すぎる暑さなので、水分と塩分の補給を早め早めにしていくことが必要だと思う。
ノーベール平和賞を狙っているトランプ大統領閣下さまは、イスラエルとイランの戦争を停戦させた功績をアピールしたいようだ。しかし、そんなトランプ大統領様の思惑なんぞどこ吹く風で、停戦の合意にもかかわらず、いまだに爆撃を繰り返している。トランプ大統領閣下さまは、せっかくの自分の功績を後ろ足で濁すかのような2国へ対して、大変ご立腹だそうな。
なにを、トチ狂ってるんですか?へそで茶が沸くわ~。ノーベル平和賞に最も遠い男、それが今のトランプ大統領閣下さまじゃない。それすら分からへんのかい。自己肯定感が強すぎるぜ。もう、どんな世界にあなたは住んでいるんですか、っていうところだね。
σ(-"-) が大学のゼミで指導教授からよく言われたことが、客観的に自己評価ができる人間になりなさい、という事だった。よく、よく言えば自己肯定感の強い、悪く言えば周りが全く見えないゼミ生は、自分の論文が最高であるかの如く言っているけれども、教授から指摘されるところの多いこと多いこと。まったく、自分が作成した論文とは似ても似つかぬものになっていたものだった。
自分で書いた論文が何点位なのかを、自分で評価してみなさい。それが、教授のつける採点とどれだけ乖離しているのか分析をしなさい。社会に出ると、教授はいませんよ。自分で自分のつける採点と、他人が付ける採点に大きな差異があると、とてもじゃないけれども社会の中では勘違いのまま、評価されないと嘆くばかりになるといわれてきた。
なぜ、評価されないのかではなくて、自分と社会の評価の軸が狂っているのだから、自分で評価の軸を修正して、自分の努力と成果が世間の評価と一致できるようになれば、自ずと評価されてくるようになるのだといわれてきた。自己満足な、自分だけが、自分こそがという思い上がりばかりというのは、単に自分の殻に閉じこもり、自分の世界だけで生きているようなものに違いない。
トランプ大統領閣下さまは、いまだに自分の城に閉じこもり、自分の世界観の中でだけで息をしながら生きているのだろう。彼が得意な不動産業という中においては、ハッタリと強欲さで成功をおさめることができるのかもしれないけれども、政治の世界はそういうものではないので、うまくいっていないのだと思う。世界の王様気分なのかもしれないが、それぞれの国を代表する人がそこにいるのだから、一筋縄でいくようなことはあり得ない。
みんながその人のいう事を聞けるのか、聞けないのかは、自分のことだけを言うのではなく、共に汗を流しながら、解決に向けた方策を損得抜きに取り組んだ結果ではないだろうか。成果だけを拙速で求めても、誰もついてきてくれる人はいないんじゃないの。もっとも、それでもついてくる人って、その次を虎視眈々と狙っているバンス副大統領とかみたいな、取り巻き連中のYES MANぐらいだけじゃないのかなぁ。その人たちも、大統領閣下さまの力がなくなると、潮を引くように逃げ出すんだろうけどね。”金の切れ目が縁の切れ目”っていう言葉もあることだし・・・”老兵は死なず、ただ消えるのみ”を実践した方がよさそうだけどね。
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