大阪万博 開幕まであと3日

雨がふりそうな重たい雲が空を覆っている。どうやら、天気は下り坂に向かっているようだ。桜の花も花びらを散らし始めているので、これで雨が降ったら、花散らしの雨になることは確実だろうなぁ。 大阪万博の開会まで、あと3日となった。テレビでは、万博開催を盛り上げようと、いろいろな話題を放映している。会場に出張っていって、そこからの映像も流して、なんとか盛り上げるのに必死といった感じである。 σ(-"-) は人が悪いので、なんだか、フジテレビと中居くんの関係を、大阪のテレビ局と万博の間に感じとってしまう。先日も、会場でメタンガスが爆発する危険性がある濃度にまで上がっていたことが報道されていた。 これに対して、イソジン吉村大阪府知事は「メタンガスは空気より軽いので、きちんと自然換気をすれば対応できる。単体で爆発するというものではない」と強弁している。イソジンくんはもともとが弁護士なので、ついつい口で言い負かそうとしてしまう癖がでてくる。 もともと、夢洲というごみを埋め立てた場所なんだから、メタンガスの発生は昔から指摘されていたはずだ。現在は、ガス抜き管からメタンガスが1日に約3万トン排出されている。それ以外の所からもメタンガスは出ていて、濃度もその時々で変化をしている。そのため、対策が非常に難しい状況である。それにもかかわらず、イソジン君は開幕に向けて安全性に対する責任を棚に上げてまで突っ走てっているようにみえてしまう。 何かあれば対応しますって、”何か”が起こってからでは遅すぎるんだよね。そうならないように、最悪の事態を想定して手を打たないと、万が一にも犠牲者が出たりしてからでは遅すぎるんよ。まさか、「想定外の事態でした」とかは言わないでよ、イソジンちゃん。 大阪万博には世界中から人が集まって来るんだと思う。そして、そこには善良な人だけではなく、いろいろと危険な考え方を持ち合わせた人も来る可能性が多々あるのではないだろうか。愉快犯みたいな人もいるんだろうし。今のご時世、テロにも充分警戒をしておかないといけない。メタンガスが発生している場所だという事を再度認識したうえで、「爆発させようとする人も中に入るんだ」という性悪説を前提に、対策を練り上げることが必要なんだと思う。 55年ぶりの大阪万博、ぜひとも成功してもらいたいだけに、運営側の性善説で空虚な安全神話のお花畑的な...