JALの燃油サーチャージが下がった
朝から、太陽は顔を見せず曇り空のまま、日は過ぎていった。気温もそこまでは高くならずに、とても過ごしやすい日である。この先、ゴールデンウィークの前半は、雨も降らない、初夏らしい天気が続くらしい。木々も若葉をつけだし、成長の息吹を醸し出している。徐々に気温が上がっていき、身体の方も冬の身体から夏の身体に向けて整えていることだろう。
2025年6月以降の燃油サーチャージが発表された。JALは4~5月期と比べてワンランク下げた価格となる。直近では、2024年12月~2025年1月期が最安値で、2024年4月~5月期が最高値だった。これで、2025年6月~7月期は2025年2月~3月期並みとなった。
JALの燃油サーチャージが下がったという事は、シンガポールのケロシン価格が下がったという事なので、航空各社の燃油サーチャージは順次引き下げられるはずだ。この燃油サーチャージ料金が下がることは、旅行したい人にとっては素晴らしい朗報ともいえる。
海外旅行を計画するときに、航空券のお値段もさることながら、燃油サーチャージについてきちんと把握しておくことが必要となる。とくに、航空券を予約してから、いつ発券するのかを見極めることが重要となる。
例えば、JAL便で2023年12月~2025年4月までの期間で見ても、最高値と最安値では韓国あたりでも3,400円程度の差があり、倍以上の違いとなってくる。ハワイともなると、14,500円程度の差額が発生する。欧州や北米なら22,000円もの差額となる。
発券時期を考えながら、なおかつ航空券の予約として希望に添えるものを確保できるのかも考えなければならない。燃油サーチャージについてばかり考えていると、航空券を予約できない羽目にもなりかねない。
今年の夏休みの旅行用の予約も、これからなら、少しは安くなるけれども、希望の日にちの航空券が確保できるのかが問題となってくる。特に、日本においてはゴールデンウィークと夏のお盆、そして年末年始に集中しがちなので、燃油サーチャージのことばかり考えていると、計画倒れになってしまう。
予約が集中する期間では、なるべく早めに航空券の手配をすることが、何よりも優先するのではないだろうか。で、たまたま燃油サーチャージが上がった、下がったという運がその先について回るような気がしないでもない。
とりあえず、この先の動向も不透明ながら、できれば燃油サーチャージが下がっていくとこを願わずにはいられない。
物価上昇中とはいえ、円高も一服しつつあることだし、今年の海外旅行はかつてのコロナ前のような賑わいになりそうな予感がする、燃油サーチャージャー引き下げのアナウンスだった。
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