何処へ行くのだろう

トカラ列島が連日のごとく、地震に見舞われている。日に一度は、震度5弱程度の地震がきているようだ。桜島や阿蘇山のマグマに影響がなければ良いのだけれども・・・ 連合は日本の労働組合を代表するナショナルセンターとして、その存在意義を持ち君臨をしていると思っていた。しかし、近頃の連合の動きは、あまりにも選挙活動により過ぎているのではないだろうか。傘下の産別が立憲民主党と国民民主党と、それぞれ応援している党はことなっている。連合としては、どちらも応援するとしかいえない。そして時々、連合は自らののりを超え、政党であるかのような言い方をするときもある。 この夏、参議院選挙が行われるのだか、連合は今や選挙活動の集団かと見紛うばかりである。特に、地方連合はその傾向が大きくなっている。しかし、この集団は呉越同舟で相容れないままの動きをいまだにしている。かつての総評系は立憲民主党を、同盟系は国民民主党を支持している。そして、扇風機お嬢さんの吉野会長は、勘違いをしてしまってそれぞれの党首だけではなく、自民党にまでウィングを広げてしまっているようだ。殊の外、それぞれの政党からはちやほやしてもらえるからなのか、政治信条や自己の信念もなく節操がないこと、ないこと。 安全保障、エネルギー政策、選択制の夫婦別姓、天皇制の維持と承継、憲法改正と、全く異なる考え方をもっているにもかかわらず、どちらも応援するなんて無茶ぶりをしている。まるで、”天秤ばかり”を地でいっているようなものだ。 ♪♪♪ ごまかさないで そんな言葉では 僕は満足できないんです てんびんばかりは 重たい方に 傾くに決まっているじゃないか どちらも もう片一方より 重たいくせに どちらにも傾かないなんて おかしいよ ♪♪♪ 連合は、2期4年が会長の人気なので、今年の秋には新会長が選ばれるはずだ。現会長のように、なにもせず、労働者を置き去りにするようでは、もはやその機能をはたしていないのだから、なくなってもよいのではないかと思う。 かつては、イデオロギーの壁を乗り越えて、ナショナルセンターとして統一をはたして、労働者のによる、労働者のために、労働者が、労働を通して日本を支えてきた連合であった。しかし、連合本部に勤める人や幹部の方々は、あまりにも労働者の原点からかけ離れているように思える。今やフェミニズムやら訳の分からない観念論に...