電気自動車がお好きでしょ
近頃、中国では電気自動車の開発に猛進しているようだ。スマートフォンでシェアを確保してきた家電企業が、自動車への参入を図り、政府がその後押しをしているようだ。中国の経済成長への新たな芽として育てていきたいようだ。ほんと「電気自動車がお好きでしょ」といったところか。 ♪♪♪ 電気自動車が お好きでしょ もう少ししゃべりましょ ありふれた話でしょ それでいいの 今は ♪♪♪ そんな中、YAHOOでは「破格の年俸3200万円の「天才少年」がわずか15か月で開発」したと記事にしている。自動車って、新たに開発するのに、これまでは3年とか4年近くかかっていたはず。それを一年とちょっとで開発するなんて、常識では考えられないほどの超絶な速さでの開発と言える。なんだか、車の開発も、スマホとかテレビとかの家電と同列で考えているような気がしてならない。 しかし、開発スピードの速さは、驚異的と言わざるを得ない。従来の半分以下の期間というのは、驚嘆に値する。このあたりは、中国のレベルは本当にすごいものがある。国家が後押しをしているのかもしれないけれども、それにしてもすごい早さだと思う。 これで、安全性も万全ならば、画期的なことであり世界を席巻することだろう。特に、ヨーロッパなどはEVへ偏向しているだけに、大いに喜ばれるのでっはないだろうか。家電製品やスマホらならば、これでっ充分なんだと思う。なんたって、まずは新しい技術をつぎ込んでも、不具合があればその都度アップグレードさせながらブラッシュアップすればよいのだから。 ところが、こと商品は自動車である。家電製品と同一に扱っていいはずはないのだと思う。自動車は、人の命を乗せて走るものである。そこには、安全がまづ何よりも優先されるはずである。この開発期間の中に、はたして安全性といったことまで含まれているのだろうか。どうも、その辺りの設計思想が薄いのではないかと思えてくる。なにしろ、かつては高速鉄道が脱線し多くの人命を無くすという事故を起こしたことがあっても、公表もせずに土で埋めてしまい、その事実すらなかったことにしたお国である。まぁ、13億に人も人口がいるから、少々の人命はその技術の開発に必要な資源とでも思っているのだろう。 EV(電気自動車)はガソリン自動車とは異なり周辺技術がそこまでなくても、それなりのものが作れてしまう。このあたりが...