TACOかトランプ占いか

梅雨明け後に、暑い日々が続いている。今日も熱中症警戒アラートが各地で発令されている。そして、気温が高くなっている分、大気が不安定になっているらしく、ゲリラ豪雨のリスクも高まってきている。どこに、雨雲が発生するのかを注意しておかないと、ひょんな所でゲリラ豪雨に見舞われることになってしまう。 アメリカと日本の関税交渉が、とてもとても難航しているようだ。その証拠にトランプ大統領閣下さまは、あとは「親愛なる日本サマ、車の関税は25%です」という手紙を送るだけっておっしゃられている。 今回の関税交渉で、結構日本が粘り腰を発揮していて、なかなか前に進んでいないようだ。ベッセント長官も、相互関税戦争になることは米国民にとっても良いことではないと理解しているので、トランプ大統領閣下さまの思う通りにはなかなかならないのではないだろうか。一番苦労しているのは、ひょっとしてトランプ大統領閣下さまと、日本の間に板挟みになっているベッセント長官かもしれないな。 もっとも、一番悪いのはトランプちゃんなんだけどね。関税を使って、アメリカの車を日本で普及させる?って、いつの時代なんだよ~。もう、令和だぜ今は。アメリカ車を日本で売りたいのなら、日本人が欲しいと思う車を作れば、飛ぶように売れるのに決まっているじゃん。それを、マーケティングもそこそこに日本でアメリカ車が売れていないから、不公平をただすため日本の自動車の関税を高くする。なに寝言をいっているんだろ。アメリカ車が日本国内で売れていないのは、ニーズに合っていないからだってわかってないんだから、売れるもんも売れないし、それをいくら買えって威嚇しても買うわけないじゃない。 アメリカでも、日本の車が売れているのは、買う人のニーズに合った車が、たまたま日本車だったっていうことで、関税を高くしたら、同じ車なのに値段が上がったってなるけれども、それでもほしい人は日本車を買うだろうし・・・ トランプ大統領閣下さまが威嚇を繰り返しているってことは、日本側の交渉では譲歩が少なく、思った成果が挙げられていない現実の裏返しだ。かつての日米繊維交渉の時代から80年代の自動車や半導体、農林水産業関係ではオレンジや牛肉が矢面に立ってきていた。常に、日本へのけん制により打撃を受けてきたものだった。JAPAN AS NO.1とか持ち上げながら、武力での戦争は無くなっ...