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お情けなのか、深慮遠謀なのか

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 高市内閣が発足して、新たな閣僚が決まった。自民党の重職である4役はヒョットコ麻生氏の意向が大きかった。そして、内閣の顔ぶれを見ると論功行賞が如実に表れている。ここには、あまりヒョットコ麻生氏の思惑は配慮されなかったようだ。どちらかというと、総裁選を闘った4人を処遇して、禍根を残さずに挙党体制を意図しているようにも見える。それは、旧の派閥の意向を汲み取っているともみえてしまう。これでは、派閥をなくしたといっても、派閥が大きな力を依然として持っていることをあらわしているようにも見える。高市氏は党内での多数派ではないため、微妙な旧派閥勢力のバランスの上で成立をしているともいえる。そのため、それぞれのリーダーの顔を潰すことができない。って、これじゃぁ以前と同じ轍を踏むことになるじゃん。 そんな中、総裁選を闘ったポエムくんの処遇には困ったのだろう。それとも、高市氏がやりたい防衛費増や、安全保障政策について、実務は総理自身が行いながら、ポエムくんの世間的に高感度の高さにより丸め込もうという作戦なのか。まさかの防衛大臣として、原稿を上手く読んで立ち回ってくれれば、高市氏としてはバンバンザイなのかもしれない。その意味では、ポエムくんの起用は木偶人形菅氏に懇願された、お情けでの起用なのか、はたまた高市氏の深慮遠謀の結果なのか判断が難しい。 かつては、”突破力”って言われて、もてはやされていた方々がいた。デマ太郎とポエム進次郎だ。彼らの大きな間違いは、自分が実行しようとする政策について、正しい判断ができていないことが問題だった。目の前にあることを、正しかろうが正しくなかろうが、とにかく力任せで実施することこそを”突破力”と勘違いし、闇雲に突き進んで生きた結果が、現状の日本の悲劇だ。レジ袋の有償化、マイナンバーカードの拙速さ、マイナンバーカードと健康保険証の一体化、コロナワクチンの強制的ともいえる摂取。どうも、ポエムくんよりデマ太郎の方が性質が悪い。 課題に対して失敗を恐れて、たらいまわしで何もしないことも悪だけれども、論議も何もせずただ誰かからいわれたことを鵜呑みにして、考えもなしに実行した挙句、失策を重ねることはもっと悪い。そして、結果の検証もせずにやりっぱなしで、結果責任からも逃げる。こんな行動しかとれない”ポエム”と”デマ太郎”って、最低の上司像そのものだな、そして、マ...

二股膏薬のつまらん男

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 高市首相が一昨日決まった。しかし、参議院でおかしなことが起こってしまった。最初の票読みよりも高市氏に1票多く入っていたことだ。連立を組んだり協力をする党は、第一回目の投票と同じところだから、本来なら同じ票数になるはずである。それが、なんと一票おおいのだからふしぎなことである。 その種明かしが、報道されてきた。なんと、国民民主党の小林さやか参議院議員が、参議院での首相指名選挙の決選投票で玉木雄一郎代表に投票すべきところを、誤って自民党の高石早苗総裁に投票してしまったらしい。本人に造反の意思は一切なく、「決選投票は高市氏か野田氏の2択だと思い、頭が真っ白な状態でミスしてしまった。改めて気を引き締めて、今後の議会活動にあたっていきたい、と述べているようだ。 まぁ、普通に考えると決選投票となって、こんな単純なミスをするとは思えない。小林氏は自分の意思で高市総裁に投票したとみるのが自然ではないだろうか。ただ、そのことを実際に認めてしまうと、党の拘束違反やメンツがマルツブレとなることは必至である。そのため、ミスをしてしまったことにしているのだろう。 しかし、この状況よりももっと説明がつかないのが、衆議院の総理選出選挙において、無所属の吉良州司氏が3票集めている事態である。奇怪な理屈を述べる元維新の会の人は日和見のどうしようもない男のようだ。元維新の会の”守島正”衆議院議員は国会閉会中、有志・改革の会として、会派内外で首班指名に向けた調整を行ったが、一本化が困難となった。結果として、有志・改革の会を解散し、従来の改革の会3名と有志の会4名にに分かれた。私は維新を抜けて以降も、大きな考えは維新と同様であるため、政策実現のために自民・維新の連立を肯定的に捉えていた、と述べている。 改革の会の斉木氏は、維新の離党の理由として、維新内に自民党との連立を模索する動きがあるとの見方を示しており、安易に連立入りすべきではないとしていた。今回、同じ改革の会である守島氏は維新の会が自民党と連立するにあたって、世間の風がなびいていることを察知して、全くトンチンカンな理屈を並べ立てた。落ち目となっている維新を見限り、少数野党に合流するのか、会派に入って実質的に自民側に都合と思っていたら、まさかのイシンが連立してしまったので、あわてて古巣である維新の会へ胡麻をすったというふうにしかみえない。そ...

ループドライブを練習

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 先週も卓球教室に通ってきた。昨年の今頃に、卓球教室に行きだしたので、そろそろ一年近く卓球教室に通っていることになる。最初は、ぎこちなかった打ち方も、近頃はスムーズにできるようになってきたと思っている。(あくまでも、本人が思っているだけで、他の人はどう思っているのかは知らない。) 一年近くも練習をしているといえども、毎週一回しか教室はないので、そんなにたくさんの練習をしているわけでもない。中学生の部活動の様に、毎日毎日練習できるわけでもないので、それほど目に見えて上達するという事はない。毎日練習出来ていれば、もっと上達するだろうとは思うけれども、ジジィなんでそうもいかない。 今日の卓球教室は、6名というか7名というか不思議な構成だ。一人、大学までやっていたという人がいて、補助コーチのような立場でいるので、正確には6名なんだろう。いつものメンバー5名と振替教室の人が1名だ。まずは、ウォーミングアップを始めた。3名の人とそれぞれフォアでのラリーをしたのちに、先生からの指導を受けた。バックハンド、フォアとバックの切り返し、スマッシュ、下回転をドライブで持ち上げることを指導してもらった。ドライブの高さに注意しながら、引っ掛けるようにして相手コートへ返すことに注意しながら指導を受けた。うまく、引っかかられると低い高さで相手コートに返すことができる。この、上手く引っ掛けるというのが難しい。力が足りずに、相手コートまで届かず自分のコートで跳ねたり、オーバーミスをしたりと、上手く引っ掛けるタイミングと引っ掛け方を工夫しながらの練習となった。 このあと、水分補給の休憩を取って、4人でダブルスの試合形式の練習をした。サブコーチのような人から、サーブレシーブ時はあまり力を入れずに、力を抜いて相手コートへ返すようにアドバイスをもらいながら、ダブルスのゲームを楽しむ。力を抜いてレシーブをしていくと、結構ラリーが続きながらゲームを楽しめることができる。なかなか、的確なアドバイスを頂けたと思った。初心者同士でゲームをすると、サーブで終わるか、サーブレシーブを打っててお終い。良くて、その次のラリーになっても、強く打ってお終いというパターンが多い。それぞれが、力を入れて打っているのが原因らしい。もっと力を抜いて、相手コートに帰ることが要諦なんだとか。 ゲームを終えてから、課題をもってクラスの...

どこに行こうとしているんだろう

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 自民党と維新の会が協議の上、連立政権となることが決した。野党の一本化で何とか政権を奪取しようとしていた立憲民主党は、維新の会には裏をかかれ、国民民主党からは袖にされ、結局野党による一本化などどこ吹く風となった。 安住幹事長の、態度の悪さが足を引っ張ったといっても良いかもしれない。この夏に、執行部を一新したけれども、幹事長をちびっこギャングの安住氏にしたのが立憲民主党の失策につながったようなもんだ。これは、チェーンスモーカー野田氏のミスでもある。かと言って、前任の善人面した小川氏ではとてもじゃないけれども、何もできずに指をくわえてみているのか、「なぜ政権交代ができないのか」と映画のシナリオを考えている位でしかなかっただろ。 社民党の残党を抱え、リベラルでいたがるサンクチュアリなどの集団と、中道を標榜するが選挙には弱い集団が、折り合いをつけながらなんとか党運営をしているというのが本音ではないだろうか。そこに、なんにもわかっていない扇風機おばさんの吉野氏率いる連合が、茶々をいれるんだから、政策の骨を作ることさえ四苦八苦強いている状況だ。このままでは、どこへ行くのか立憲民主党さん。 ♪♪♪ 人を ちゃっぷちゃっぷちゃっぷちゃっぷ かきわけて 理念は すいすいすいすいすい おいといて 立民党は どこへ行く 選挙に弱い 議員をのせて どこへいく せまい永田町の むこうには 選挙が きっと まっている 苦しいこともあるだろうさ くるしいことだけあるんだよ だけど ぼくらは集まるさ いつでも負けて 泣くだけさ すすめ 立憲民主党 立憲民主党 ♪♪♪ もともと、枝野氏が希望の党から排除された、左系の人たちを救うために作ってまとまったような党である。その後も、比例復活を期待して集まって来た人たちの寄り合いとも見える。いっそのこと、リベラル左系の党として出直し行けばいいんじゃない。でも、そうなると、連合は困っちゃうだろうなぁ。かつては、連合本部は社会党は推薦しないって大見えを切ったこともあったし、リベラルな左寄りの政策では連合内部で割れてしまうことになるんじゃないの。 政策そのものが相容れないのに、選挙対策で集まっているのって、単なる選挙互助会としか世間はみないんじゃないかな。エネルギー政策、安全保障問題、外国人への対応と基本的に異なる政策を持つ人たちが一つの政党に集まっている...

グリズリー?

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 あれだけ猛暑で、暑い暑い日が続いていたけれども、近頃はめっきり涼しくなってきた。さすがに半袖では寒いと感じる。周りの人をみても、薄物の上着を羽織っている人が多いように思える。本当に衣替えが必要なくらいの涼しさである。暦上はもう10月も下旬なんで、涼しくなってもなんら不思議はない。これだけ朝晩が涼しくなると、エアコンの出番も少なるなろうというものだ。おかげで、電気代も少しは安くなる時期なのかもしれない。このあと、また暖房が必要となると、電気代が上昇するので、つかの間の電気代が落ち着く時期ともいえる。 旧暦でいうと、8月29日で明日は9月1日なんだそうだ。おまけに明日は新月らしい。季節の変わり目といえるんだろう。身体は正直なもんで、これからの寒さの季節に向けて、体調を慣らそうとしちるのか、結構気だるい日が続く。 そういえば、近頃、熊による被害が多く報道されている。今年は、山の木の実が不作なんだそうで、結構人里に降りてきているらしい。食べ物をもとめて、スーパーに入り込んだり、人家に入り込んで食べ物をあさったりしている。最悪のケースでは、人を襲っていたりもしている。一冬の冬眠の季節を前に、たっぷりと脂肪を蓄える必要があるのだろう。この間、罠にかかったクマは300キロを超える体重があったそうだ。そんな中、悲劇が起こったのは、露天風呂を清掃中の人が行方不明になっている事件だ。近くの柵にはクマの体毛があり、被害状況からこれまでも人を襲っている”人食い熊”による被害かもしれないらしい。ここまでくると、まるで”グリズリー”そのものじゃん。 クマが人里に出てきている時に、個々の場所はクマにとっては危険なんだということを身体をもって教えないと、クマは当然のように人里に降りてくるだろう。スーパーに入れば、それこそ食べ物が豊富にあり、苦労せずに タラフクと食せる。クマにしてみれば、自分の縄張りにしたいだろう。そんな、お宝のようなえさ場を縄張りにしようとして、邪魔になる人間を襲うのではないだろうか。 とにかく、クマが人里に降りてこないよう、クマにここは危険な場所と身体に教え込む必要があるのだと思っている。クマにしてみれば、おとなしく山奥深く生きてきたのに、メガソーラだとか、キャンプ場だとか、住処を脅かされ、食するものが減ってきているので、仕方なくエサを求めて人里近くに来ているのかもし...

尻に火がついても私利私欲

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  自民党と維新の会が協力をすることを決め、協定を締結するそうだ。もともと、自民党の別同部隊のような維新の会だっただけに、そんなに驚くことでもない。ましてや、ポエム小泉氏が総裁になれば連立与党に与することを裏で画策していたそうだから、当然的な帰結となったのだろう。 しかし、”維新の会”のあざとさだけが際立って見えるように思えてならない。当初は、政治とカネの問題と消費税を2年間0%にすることを、自民党との協議で外せない課題だと言っていたはずだ。それが、政治とカネ、特に企業献金問題についてはどうも折り合いが難しいと思えたのか、急遽「議員定数の削減」が維新の会の一丁目一番地とか言い出した。 これならば、自民党も乗れる話であるし、維新の会が自民党に擦り寄るのにカッコウの大義名分と、イソジン吉村氏は飛びついたのだろう。イソジン吉村氏は自民党と維新の会の連立に向けて、四の五の屁理屈をこねながら正当性を言っているけれども、言えば言うほど胡散臭さがにじみ出てしまう。コロナ禍の時も、万博の時も、このイソジン吉村氏はやっている感を醸し出そうとするけれども、そうすればするほど嘘くささがそこはかとなく漂う。 今回も、絵を描いたのはハニトラ橋下氏なんだろう。ひょっとすると、C国の大使様に公明党が連立離脱したかわりに、維新の会が入って親C国的な動きを急かされたのかもしれない。ハニトラ氏も関西系のテレビで、嬉しそうに裏話というか、舞台裏を洗いざらい話している。その様は、まるで、自分のことのように。これでは、ハニトラ氏が自民党の木偶人形菅氏と結託して、暗躍しましたって白状しているかのように、当事者でないと知りえないだろうことまで、嬉々としてしゃべりまくっている。おそらく、自民党の木偶人形菅氏は高市総裁を総理にするために汗をかいて、その代わりに手駒であるポエム進次郎氏を重要閣僚に押し込む取引を高市氏に迫っているのだろう。そうしないと、ポエム進次郎は金輪際総裁選にも出ることができないような瀬戸際に立たされていることをはっきりと木偶人形は認識しているに違いない。なんとか、この土俵際でポエムを踏みとどまらせ、捲土重来を期さないと、二度と総裁選の芽はなく、自分も重鎮として君臨することができないのだから・・・ そんな、魑魅魍魎たちの思惑だけで、今回の閣外協力や政権が決まっていくっていう事なんだろう。こ...

ドジャース 夢のような4連勝

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 阪神タイガースが、クライマックスシーズンを勝ち越し、2年ぶりに日本シリーズへ出場することが決まった。近年、すっかりタイガースも力をつけたようだ。岡田監督の時には日本一となり、昨年は力尽きたように見えた。しかし、今年、藤川監督になって一昨年の強さをよみがえらせたようだ。後一歩に泣いてきた阪神タイガースが、今や常勝軍団に変貌した。戦力的にも、黄金世代を抱えた阪神タイガーズに、弱点はなさそうにも見える。このまま、再び日本一となってもらいたいものだ。 そして、アメリカではメジャーリーグのクライマックスシーズンで、ドジャースの大谷クンが、投手でなおかつ一番打者として出場する。クライマックスシーズンで二刀流というのは、初めてじゃないかな。ワールドシリーズに王手をかけた試合で、プレッシャーも大きい中、大谷クンの活躍に期待したい。できれば、5回まで無失点投球で相手打線を抑え、打ってはホームランの連発を期待したい。そんな思いで、試合開始を、今か今かと待っていた。 こんなことを書いて、試合を見ていた。ようやく、今日の試合が終わり、ドジャースのワールドシリーズへの進出が決定した。4戦連勝という結果でのワールドシリーズ挑戦だ。今日の試合は大谷クンの独断場だった。ホームランは3本と、今までの不振が信じられないような復活劇だ。そして、投げては6回までに10三振と完璧すぎる。おまけに、シリーズMVPと最終戦で、全部持って行ってしまった。さすがに、”持っている男”だよね、大谷クン。それにしても、試合前のσ(-"-) の妄想を実現してくれて、本当にうれしいよ。まさか、ホームランの連発も3つも打つなんて、最高だぜ。いやはや、1000億円を超える男は、世間の常識のはるかに上を行く男だった。 それでも、今日の試合での最高のシーンは3回表のキケ・ヘルナンデスのファインプレーだと思っている。レフトライナーをキャッチし、ランナーが一塁から飛び出しているのを確認して、ランニングスローでダブルプレー。これは、はすごかったビッグプレーと言えるだろう。あれで、大谷クンも投げる身としては、随分と楽になっただろ。 2年連続の世界一への道を、着々と進んでいるドジャース。今日も、素晴らしい夢を見させてくれてありがとう。あと、4勝だよ。頑張れ~  そして、今年はワールドシリーズの2連覇を達成してもらいたいもんだ。