他人事ではなさそうだ
京都の送り火が昨日行われた。残暑の季節の風物詩であり、この送り火がおくられると、そろそろ涼しい風が吹き出すころとなる。また、蝉もこれまでのアブラゼミからヒグラシにかわり、夏の終わりを告げるように、物悲しい気な鳴き声へと変わる。
例年とはことなり、まだまだ暑さは厳しいままだ。残暑厳しき折というよりも、猛暑が襲ってくる。8月も下旬になるというのに、猛暑日が依然として続いている。この暑さがいつまで続くのだろうかと思ってしまう。もう、そろそろ涼しい風が吹いても良いんじゃないだろうか。
お盆も終わり、今日の日曜日は帰省先から帰る人で渋滞が予想されている。すでに、土曜日から渋滞は発生しているようで、特に高速道路は20キロ程度の渋滞は当たり前のようだ。海外旅行からの帰国組も、今日が帰国のピークになることだろう。もっとも、若い人や猛者は明日の朝に帰国して、職場へ直行する人もいることだろう。特に、東南アジアからの帰国は早朝便が多いので、そのまま職場に行こうと考える人もいることだろう。こうして、集中する時期には交通事情が間に合っていないために、えてして混乱が引き起こされる。
そういえば、スペインのイビサ島ではオーバーツーリズムにより、給料の90%もの家賃を支払わなければならなくなっており、問題となっているそうだ。観光立国も一つの考え方ではあるけれども、そこに住む人の生活を脅かすようになると、観光そのものが成り立たなくなる。日々の生活を支えている人のことを考えていない、観光立国というのはありえないのだ。おそらく、日本も同じようになりつつあるのだろう。都心のホテルもそういえば、高騰を続けていることを思い出した。とてもじゃないけれども、出張旅費では賄いきれない金額にまで上がっていた。華やかさの裏にある、アンバランスな生活の構図を是正しなければ、リベラルな人の好きな持続可能性を喪失してしまうことになる。
スペインで引き起っているオーバーツーリズムの弊害を、日本は”他山の石”の教訓としていかさなければ、いずれ日本でも同じようなことが起こるに違いない。
外国人や外国企業による不動産購入に規制をかけなければ、インバウンド需要の拡大によりいずれ日本もたいへんなことになる。C国への入国緩和や野放図な不動産取引を推進しているように見えるイワヤンをはじめとした親C国派の議員も目を覚ます時だと思う。日本人が不利益を被らないように、早急に外国人よる不動産投機(水資源地を含む)に規制をかけるべきだ。でも、ハニトラ・イワヤンは身動きとれないかもね。
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