僕らの民主主義はどこへ行く

 今朝がたは雨が降っていて、また下り坂に向かうのかと思っていると、直に雨は止んで夏空へと姿を変えた。おかげで、日中は気温がぐんぐんと上がり、湿度も高くなってきた。しかし、夕方にもなると日中の痛いほどの陽射しも和らぎ、吹く風も幾分優しさを含んでいる。あの猛暑はようやく終わりを迎えたのだろう。




今日8月15日は、送り盆の日だ。そして、終戦記念日でもある。80年前の今日、戦争を終わらせたのだ。この日を境に、日本では新たな歴史を歩み出した日でもある。

日本は民主主義国としてその第一歩を歩みだし、民主主義のお手本としてはアメリカがいた。今、そのアメリカが揺れているように感じる。件のトランプ大統領閣下さまに振り回されているように見えて仕方ない。そういえば、今日はロシアとアラスカで停戦協議をするはずだ。日本時間の明日の朝には、結果はでているのだろう。トランプ大統領は平和を希求しているといっているけれども、本心なのかどうかが疑わしい。


中東においての紛争や、タイとカンボジアでの紛争など、紛争と聞けば首を突っ込んでいる。そして、停戦でもしようものなら、自分の手柄だと世界に向かって喧伝している。しかし、イスラエルとイランやハマスの紛争は、口出ししたことによって余計に泥沼化しているように感じる。

そして、フィンランドには「ノーベル平和賞を望む」と、政権に圧力をかけているようだ。こうなると、もはや自分の手柄のための行動で会って、人類の平和を希求しての行動ではないことは明白でもある。ノーベル平和賞は欲しい人に与えてあげるものではなく、あげたい人に与えるものなのに、そこが分かっておらず自己中心的な考え方に陥ってしまっているとしか言いようがない。


さらに、ホワイトハウスにおいて玄関ホールに飾られていたオバマ元大統領の肖像画を目立たない階段の壁に移動させたらしい。2代前までの大統領の肖像画は玄関ホールに飾るのが慣例の中の行為で、政敵に対する侮辱行為ともとられかねない。自分の権力を誇示するために行った行動が、世間には「あいつはケツの穴の小さい奴」って認定されてしまったという典型的な行動だな。周囲に”ダメなことはダメ”と進言してくれる側近をおかないと、墓穴を掘ってしまうという見本ともいえる。

トランプ大統領閣下さまは、望むと望まないにかかわらず、今後の歴史の中では忘れられない大統領として語り継がれるのだろう。それが、どんな評価であるのかは、歴史のみがしっていることだとして・・・


戦後の日本では、民主主義の旗印としてきただけに、まさかアメリカがこんな狭量で自己中心的な存在になってしまうなんて、想像だにできなかった。また、世界をけん引してきた国が迷走をして、もはや目指すべき地点ではなくなってしまったかのようだ。”Make America Great Again”ってどこに行ったんだ。

♪♪♪

波をちゃぷちゃぷちゃぷちゃぷ かきわけて

雲をすいすいすいすい 追い抜いて

ひょうたん島は どこへ行く

僕らをのせて どこへ行く

くるしいこともあるだろさ

かなしいこともあるだろさ

だけど ぼくらはくじけない

なくのはいやだ わらっちゃお

すすめ ひょっこり ひょうたん島

ひょっこり ひょうたん島

ひょっこり ひょうたん島

♪♪♪








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