投稿

12月, 2025の投稿を表示しています

ババ抜きが得意技の評論家

イメージ
 またぞろ、株式市場が過熱し過ぎているという記事が、新潮で掲載されているようだ。一方では、来年には日経平均は59,000円くらいまで上昇すると煽り、返す刀で株価の過熱を記事にする。評論家にとっては、どちらに転んでも良いようにセーフティーゾーンを設けて、記事を書いているのだろう。 こうやって、株価は上がるぞ、上がるぞと煽って、新規に株を購入する層を引き込み、高値を目指す。そして、その次に少し株価が下がると、株は過熱気味と煽って狼狽売りを引き起こし、自分達だけが儲かるように立ち回る。いつもの手法であり、これが彼らが仕掛ける、自分たちが安く買って、高く売り抜けて、利益を確定させていくための広告のような記事ともいえる。 まぁ、週刊誌が株価のこれから最高値を目指すとか、過熱気味とか書いている当面の間は、株価はいったり来たりしながら、安定圏での推移を図るのだろう。これが、週刊誌を含めて男性月刊誌とか、漫画雑誌とかにまで今株をやらないと資産を作ることはできないとか、言い出せば少しは用心をしないといけないのかもしれない。というか、暴落の時は静かに、前触れなしにやってくる。誰も知らないままに、何の前兆も見せずに、ある日突然に何故か株価が急落し、売りが売りを呼び、更なる狼狽売りが株価の下落を急加速させる。 ライブドアショックの時も、リーマンショックの時も、バブル崩壊の時も、この世の春と多くの人が宴を楽しんでいる真っ最中に、突然にやって来た。そして、株を売ろうにも売りが強すぎて結局売れずに、ただ無情に時が過ぎていくだけだ。ようやく株が売れたころには、自分が高値掴みをしており、”半値、八掛け、3割引き”といった状況になっている。 アメリカFRBの動きや、トランプ関税を契機とした暴落が上記の記事では書かれている。日銀は、どう動くだろう?おそらく、総裁の骸骨植田氏は今回も、「実体経済をしっかりと見て」とか、「賃上げの動きが定着しているか」を見極めたいとか言って、金利を据え置くことだろう。その結果、円安やさらに進行して、日本の価値は地に落ちてしまうことになるんだろう。高市総理が責任ある積極財政といって、経済成長で日本の復活をしようとしても、そのスカートの裾を植田氏が踏んでいて、まったく経済の活性化が起きない。それどころか、円安で物価上昇が急激となり、悪いインフレによる経済の悪化がより重症...

大丈夫なのか、amazonよ!

イメージ
 世間ではブラックフライデーと騒がれている。近くのスーパーまでもが、ブラックフライデーを謳ってセールを展開している。そんな中、σ(-"-) もブラックフライデーの恩恵にあずかろうと、amazonに注文をしてみた。 ブラックフライデーのその前に、すでにブラックフライデーの先行としてセールが実施されている。ブラックフライデーになると注文が殺到するだろうからと思って、先行セールでも同じ割引らしいので先に注文を頼んでみた。 そうすると、家人がさらに買いたいものがあると言う事なので、σ(-"-) も追加して先行セールと同じものを注文した。まとめると、送料が無料になるので、追加注文をしておいたのだ。 いつもと同じように、注文した商品の到着日が表示されている。早いものは3日後の29日で、それ以外は12月2日と通常よりも少し遅い。まぁ、報道でもブラックフライデーセールで注文が集中しているため、物流の人が足りなくて発送が遅れているといわれているので、仕方がないことだ。 ところが、先行セールで買った商品はというと、遅いものの到着が27日という事だった。先行セールではまだ、配達の遅れはアナウンスされていない割には、1週間程度の時間がかかることになっていた。27日は、朝からどこにも出かけずに商品の到着を待っていた。amazonからは配達中の案内は来るものの、その後の音沙汰がない。午後の配達時間と思しき時間を過ぎても商品は配達されない。 このパターンは、夜配達だと思った。おそらく、22時までかかるのだろうと思い、仕方なくなすすべもなく配達されるのを待っていた。しかし、22時30分過ぎに突然、本日配達予定から11月29日までに配達されなければ返金しますというお報せの画面に変わってしまった。あれ、どうしたの。今日来るんじゃなかったのか~い?どこにもお出かけもせずにお待ちしていたのに、配達されないなんてどういうこったい。しかし、もう今日は来ないのだから、待っていたも仕方ないので寝ることにした。 翌28日になると、amazonの画面は配達中に変わっていた。あれ、今日配達予定なの?仕方ないなぁ、って思いながら、待つことにした。しかし、待てど暮らせど商品が配達される気配はない。そして、20時過ぎになんか知らないショートメールが入ってきた。 いやいや、このショートメール怪しすぎでしょ。...

タコが自分の足を

イメージ
 気付けば、もう12月・師走となっている。周りの風景もすっかり冬になってしまっている。多くの方が、コートを羽織り歩いている。あんだけ、暑かった日々も今では懐かしい過去のものとなってしまった。この寒風のなか、年末に向けて酉の市やらライトニングしたイルミネーションの観光が行われていくのだろう。そういえば、我が街でも「万灯絵」というイベントが行われた。寒風の中準備をしていただき、幻想的な風景を作り出している姿には感謝しかない。 高市政権はとても高い支持率を得ているらしい。政権が発足してまだまだ、海のモノとも山のモノともわからないなかで、なんだかイメージだけ先行により支持率が上がっているのではないかと思ってしまう。そういえば、その前の軍事オタクの石破ッチも政権発足当時の支持率は高かった。増税メガネ岸田氏も、官邸しかしらない菅ちゃんも歓迎ムードで支持率は高かった。 これまでも、政権発足時は支持率が高いのが普通であった。政権発足から3か月程度は蜜月期間であり、その間に国会討論とか大臣の不祥事への対応ミスで、だんだんと支持率が落ちていく。総理その人が決断もせず、有耶無耶にする態度が見透かされたりすると、たちまちに支持率は落ちていき、右往左往することになる。 これは、アメリカでも同じことが起こっている。いまや、第2次トランプ政権の支持率は30%台半ばというところまで来ている。支持率の再浮上を狙って、移民の締め出し等の強化策やウクライナ・ロシア戦争への介入等に力を注いでいる。しかし、トランプ関税のお陰で物価上昇は止まらず、国内経済の立て直しが不透明なままのようで、支持率はなかなか回復はしていない。 やはり、経済政策はとても重要だと思える。高市政権は積極財政のウタゴエを掲げて、岸田・石破政権との違いを出そうとしている。しかし、その実は”アホノミクス”の焼き直しであり、経済学者の机上の空論を引きづろうとしているだけである。掛け声は勇ましいものの、内容を見ると”ガッカリ”というものである。今のところは、お米券だの、子供のいる家庭への20,000円を配るなど、バラマキ策しか目につかず、具体的に経済をよくする方策が全く見えてこない。 なおかつ、国内の物価高は一向に止まる気配もなく、物価高対策も根本的なものはなく、あくまでも時限措置のようなものと来たもんだ。政府は、またぞろ財源がない、税...