白昼夢 ハイパーインフレの日々
高市内閣は昨日消費税減税と中低所得者への給付について閣議決定を行った。今後は法案として国会に提出して法案成立に向けた議論が始まることになる。昨年の高市総理総裁が誕生し、消費減税をぶち上げてから一年以上もほったらかしていたものである。遅きに失したとはこのことだろう。もう、消費税減税をすることを見込んで、メーカーはこの一年間をかけてジワジワと値上げを繰り返してきた。これから、4月の消費税減税に向けて、さらに値上げを仕掛けてくることだろう。しかも、この消費税減税の財源を具体的に示すことはしていない。高市総理の皮算用である、」物価が上がれば税収が増えるからそれで賄うって、タコが自分の足をくっていくようなもんじゃん。これで、またまた円安に動くことになれば、さらなる物価高が当然のように押し寄せてくる。こりゃ、負のスパイラルそのものだ。そんなことを思いながら、ようやく秋らしくなった爽やかな風に包まれて午睡をしていると、こんな夢を見た。
高市「さぁ、仕事にとりかかりましょ。」
村井参院国対委員長「今問題になっている、やなちゃんはどうするんです?」
高「やなちゃんは、私の言うことを忠実に聞くから可愛いのよ~。石井は私に気遣わずに、足を引っ張ることしかないみたいだったから、首にしたの。」
村「はい、ようやく食品にかかる消費税を1%にする権を閣議決定できましたね。ここから、憲法改正と総理のレガシーが着々とできますね。安倍総理以上の総理と評価されるのも確実ですわ。」
高「当り前よ。どうも、私の足を引っ張る奴が多すぎて困るわ。これから、私の足を引っ張る人は首よ、首。」
村「参議院のことはお任せください。国会改革を錦の御旗に強行突破をしてでも、レガシーを作り上げていきましょう、総理。」
高「頼むわよ、ムラちゃん。」
村「どうも、野党のやつらが消費減税反対の狼煙をあげてます。消費税を減税しても、物価には影響しないとか抜かしてますし・・・(ちと、困ったことになったなぁ)」
高「参議院のコワッパが何を粋ってるのよ。衆議院では3分の2以上が与党なんだから、参議院が何をいおうが負け犬の遠吠えよ。ほほほほほ。」
村「合点承知の助。ほざけコワッパと、強面で対応してやります。」
高「そうそう、私には高い支持率がついてきているんだから。おほほほほ。」
世論の声も聞かずに、高市白塗りオババは臨時国会で4月からの消費税減税を決めた。この消費減税を織り込んで、メーカーは年内に続々と値上げをしていった。一昨年の参議院選挙の前からの物価上昇の波は収まることはなかった。高市政権は責任ある積極財政とかぶち上げたので、円がドンドン安くなってしまった。おかげで原材料費が高騰し、コストアップインフレの波にさらわれていた。そのうえ、物価をさげるというお題目で消費税を減税したもんで、メーカーはこれまで値上げできなかった鬱憤を晴らすかのように値上げに値上げを重ねた。おそらく、二度と訪れることのない値上げのチャンスの僥倖を見逃すはずもなかった。
毎月のように、値上げが繰り返された後で、4月1日の消費税減税が導入された。食品の消費税は1%となったにもかかわらず、モノの値段は石破前総理のころと比べると倍になってしまっていた。それというのも、高市総理が赤字国債で財源を賄おうとしていたからだ。アメリカから厳命されていた‘‘円高の道筋’’は霧消し、安値の更新を続けている。新聞各社は「近々、1ドル=200円時代の到来」と囃子立てている。それでも、高市総理の周りには茶坊主とお追従、金のことしか頭にない裏金議員、統一教会に守られている議員しかいないので、世論は全く入ってこない。
しかも、高市総理は‘‘天の岩戸伝説’’のごとく官邸に閉じこもり、自分の成果ばかりをSNSで発信し続けている。「働いて、働いて、働いて、働いて、働いて、働きぬくのよ、サナエ」とばかりに、夜も寝ずに真剣に長文のSNSを垂れ流した。民がハイパーインフレとなりそうな前兆の中で生活に困窮していても、そんなのどこ吹く風、官邸の中でSNSだけを頼りに発信を続けた。
もはや、国民からの支持率はこれまでの総理では記録しえなかった最低レベルまでさがっていたけれども、官邸の中で取り巻きに囲まれている高市総理の耳には‘‘そんな情報’’は届かなかった。
高市「私はだれにも謝らないの。私は謝ると死んじゃうのよ。悪いのは、仕事をしないで批判ばかりする野党と、仕事のできない官僚と、上げ足をとるマスゴミよ。寝ずに仕事を頑張っているんだから、きっとうまくいくのよ。」
と、幻想に縋り付いていたけれども、さすがに次の総裁選では多くの取り巻きは勝馬を探し、残っていたのは金に転ぶことを信条とする裏金議員と、裏切りの歴史を繰り返してきた統一教会議員だけだった。しかも、そのころには消費税減税を元に戻す時期に来ており、高市総理は無謀にも、政策的な約束事だからと強引に消費税を元に戻した。
そのため、物価は放っておいても7%分上昇し、さらなる物価上昇に見舞われることになり、庶民の生活は惨憺たるものとなっていった。もう、我慢ならないと各地で暴動がおこり、デモが日常茶飯事となっていった。壮大なる消費税減税の社会実験は失敗と終わり、以降、消費税減税は効果はないという教訓だけを残した結果となった。そのころになって、ようやく高市総理は泣く泣く総理の座を引きずり下ろされ、罵詈雑言の中で消えていった。えっ、イヤナ大臣はどうなったかって?そりゃ、高市総理が危ないと見るや、負け犬に用はないと、そそくさとイの一番に高市総理のもとから逃げ出していったさ。
残されたのは、この5年間で3倍にも上昇してしまった物価高と、1ドル=360円という日本が高度成長期やバブル景気等80有余念をかけて積み重ねてきたの国力を落とし切った円安だけだった。かつては、アジアの再優等生国家だった日本の見る影もなく、財源不足による治安の低下やインフラ整備が追い付かない中流国以下になった、日本がそこにあるだけだった。「働けど働けど我が暮らし楽にならざりじっと手を見る」と全国民が老後も健康な間は働き続けなければならない悲惨な社会が広がっているだけだった。年金だけで生活ができていた社会は崩壊し、誰もがギスギスした不安な社会が広がる日本国内に冷たい秋の嵐が吹き荒れていた。
というところで、寝汗によって目が覚めた。いやぁ、官邸に閉じこもってSNSしかしていない高市総理、予算を恣意的に付け替えて威張っているイヤナ大臣を庇う高市総理を熱狂して迎え入れた国民がツケを払わされることになるんだろうな。なんか、議員って自分以外可愛い人はいないと考えている、トンでもない輩ばかりなんだろうな。
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