ハワイの近況
トリプル台風が日本に向かっているそうだけれども、季節はすっかり秋模様となっている。吹く風も随分と涼しくなってきた。気温も随分と低くなっており、周りでは半そでを着ている人も少なくなっている。あれほど暑かった夏も、いつのまにやらすっかりとなりを潜めてしまったようだ。‘‘暑さ寒さも彼岸まで’’とはよくいったもんだ。
今年のハワイは、到着の時から羽田便が遅れたために、到着空港のダニエル・K・イノウエ空港が大混雑だった。羽田便が遅れて到着したために、後からついた関空便の機内預かり荷物は、羽田便の荷物が出終わってからという事態に陥っている。しかも、われわれ関空便の乗客がバッゲージクレイムについたときには、まだ羽田便の荷物が出ていない状況だった。おかげで、バッゲージクレイムの場所には2機分の乗客があふれかえっている。こんなに混雑をしているワイキキ空港は初めて見た気がする。
延々と羽田からのスーツケースが流れ出し、徐々に羽田便の客が減っていったので、混雑はなんとか解除しだしている。バッゲージクレームの場所を変えてくれたらいいのにと思いながら、人込みの中自分のスーツケースが出てくるのをひたすら待った。結局、関空便のスーツケースが出てきたのは小一時間後くらい後だった。せっかく、順調に飛行してきたのにこんなところにロスタイムの要因のトラップが仕込まれているとは思いもしなかった。出だしのこの躓きが、今回の旅行を象徴しているとは、その時には露ほども感じていなかった。
なんとかスーツケースを引き上げ、意気揚々と出口に向かう。そして、予約しているHANAタクシーを目指してタクシーストップへ・・・しかし、ここでも羽田便の遅れが影響してくる。そりゃそうだわな、同じような時間帯に着いたんだからタクシー乗り場にも同じような時間帯に集まってくる。そのおかげで、タクシー乗り場はあふれかえっている。おかげで、ここでも結構な時間のロスを余儀なくされた。
青い空なんだけれども、結構蒸し暑い。なんだか、ハワイの気候とは違うような感じの蒸し暑さである。爽やかな風とは言えない、熱風のような蒸し暑さをはらんだ風が吹いてくる。どうも、ハワイに来た!という感じではないのだ。ここでも、日陰を探しながらタクシー待ちの列に並ばざるを得ない。
ようやく、タクシーに乗り込み宿泊地へ。まったく蒸し暑い日である。しかし、この素敵な天気も実はこの日だけ。このあと、台風の影響とかで曇り空で強風の日が続いたのだ。しかも、強風が半端ない強さである。ハワイ島あたりに台風が居座っているようで、なかなか移動していかない。まともに歩けそうにもないくらいの強さである。日本なら、1日もすれば台風一過の良い天気になるのに、今回は台風がなかなか動いてくれないので、台風一過とはならない。しかも、結構な大型の台風のためなのか、強風の範囲が異常に広い。おまけに、雨も強めに降ってくる。シャワーなどといえるものではなく、傘がないととてもじゃないけれども歩けないほどの雨だ。この時期にこんなに雨が降るとは予想だにしていなかった。
せっかくハワイにきたというのに、天候に恵まれないとは、そんなに日頃の行いがわるかったのかなぁ~。あの、到着時の混乱が今回の旅行の困難さを暗示していたとしか思えないほどである。もっとも、宿泊場所はワイキキの中心みたいなところだし、雨だから足止めをさせられるということもない。こんなに天候の悪いハワイは、体験しようにも体験できないかのうせいもあるので、この機会に珍しい体験をすることができた。
この大型の台風は、今回の旅行の前半部分に居座り続けることになり、空模様をチェックしながらの外出をすることになる。一時晴れていると思っても、天気は急変するのでヒヤヒヤものである。ハワイ旅行なので、折り畳み傘などの雨具は一切用意してこなかった。シャワー位ならなんとか凌げるけれども、さすがに本格的な雨では手も足も出ない。それでも、ロイヤルハワイアンショッピングセンターやら、インタナショナルマーケットプレイスなどに入ってしまえば雨や風のことはすっかり忘れてしまう。
そういえば、免税店のギャラリアは今年の春先に閉店したまま、もぬけの殻のような状態でシャッターを降ろしたまま中を伺うこともできない。コロナ禍以降観光客の戻りが少ないのか、結構見知っていた店も閉店をしていたりする。パイナップルカウンティもフードコートのような業態に変わってしまっていた。サムズキッチンの跡地も、カミングスーンの看板はあるけれども、手つかずでそのままのようにも見える。パイナラフードコートの‘‘クルクル’’も閉店したままの状態で後に入るお店も決まっていないようだ。一方、キングスビレッジの跡地のヒルトンホテルはすでに開業を果たしている。
これまでの知っていたワイキキから、新しいワイキキに生まれ変わろうとしているようにも思えた。



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