白日夢  引くに引けぬプーチン大統領

 秋の長雨というけれども、実際に長雨が続いている。これも、迷走している台風24号の影響とかで、明日以降も雨降りが続いていくそうだ。こちらの地方も大雨の影響で、レベル3の土砂災害警報が発出され、高齢者等は避難するようになっている。σ(-"-) も避難しなければならないのかな。




ロシアがウクライナに進行してからすでに4年が過ぎている。当初は、(当然)ロシアが圧倒的に優勢であり、ウクライナが防戦をしているものの、時間とともに決着がつくような報道が日本ではなされていた。武器の物量やら、兵力の差からも当然と言えば当然ともいえるような報道が連日なされていた。徐々にウクライナ領地に入り込み、占領した地域をロシア領としているという報道もあった。


今日の報道ではアメリカのCIA長官が先月末にロシアを訪問し、「ロシアはこの戦争で勝てない」という分析結果を伝えたという報道がされている。近頃の、ロシア軍の苦戦やロシア経済のひっ迫で市民生活も困窮してきているようだ。ロシアさんも中華さんも北朝鮮さんも、力による現状変更に余念のない御国であると思うので、油断はならないと感じる。そういえば、第2次世界大戦でも日本が降伏してから、日ソ不可侵条約を破って日本の北方領土を強奪したオソロシアさんだけに、約束事などしていても意味がないようなもんだ。


そんなニュースを読みながら、雨の午後にウトウトとしていて、こんな夢をみてしまった。

ラトクリフ長官「私たちCIAの総力を挙げた分析の結果を伝えます。あなた方の戦況はとても厳しい。ウクライナとの和平合意を進める必要があるとクレムリンに伝えてもらいたい。」

ボルトニコフ長官「そんなバカなことがあるもんか。」

ラト「最前線ではロシア軍は甚大な損害を被っている。戦場での前進が停滞している。このことからも、戦況は著しく厳しくなっている。現実を見なさい。」

ボル「(そんなこと、言われんでもわかっとるわい。そんな報告をしてみろ、俺の首が吹っ飛ぶわ。)そんな情報はきいてないぜ。いまも、着実に戦線は前進しており、ウクライナは甚大な被害にあっていて戦意喪失しているはずさ。」

ラト「もっと、現実を見た方が良い。とにかく、クレムリンに早急に和平合意を締結するように進言するほうが国のためだぜ。」

ボル「(何もしらん若造が・・・)とにかく、オタクらの親分トランプ大統領の進言としてプーチン大統領に伝えることは伝える。」


ボルトニコフ長官がプーチン大統領と面談場面

ボル「アメリカがそろそろ和平合意したらと言っています。」

プーチン大統領「もうすぐウクライナは降伏するんだろ?」

ボル「はい、もう直です・・・(今、和平合意しないと降伏するのはこっち側になりまっせ。)」

プー「降伏する相手に和平合意なんかをするバカがいるのかい。アメリカはお人好しだよなぁ、ボルトニコフ君。」

ボル「そうですね。アメリカのトランプ大統領は中間選挙が近いので、人気取りにこの戦争終結の労を取ったと言いたいんでしょ。(ここで、本当の戦況なんかを報告でもしようもんなら銃殺になるかも。)」

プー「アメリカは今のところゴタゴタしていて、人のことを気にする暇もないだろうに、ホンマに暇人お人好しぞろいやなぁ~。この侵攻がおわったら、日本の北海道にも侵攻をしてアメリカちゃんの目を覚ましてやるか。」

ボル「それは、なかなかの名案でございます。(もう兵器もないし、兵士も枯渇して戦意を消失しているのはわが軍でっせ。今、和平合意しないと国が亡びるんですって。)」

裸の王様状態で、ロシア軍が進軍に進軍を重ねウクライナを降伏させることができると信じ切っているプーチン大統領。兵士が足りないということで50万人の徴兵を実施し、北朝鮮からも兵士を派遣してもらった。しかし、ウクライナ軍のドローン攻撃やらNATOからの兵器の前には、急ごしらへの兵士たちは全く機能しなかった。ただただ、戦死者を増やすだけで、ますます前線の戦意は喪失されてしまい、烏合の衆と化していた。


結果、ウクライナの降伏を夢見ていたプーチン大統領の夢は霧散してしまった。ロシア経済は戦争特需の反動で失業者が町中にあふれてしまっていた。インフラはずたずたに破壊され、市民生活を支えることなどできるはずもなかった。さらに、戦場から兵士たちが戻ってきたものの職場はなくなっており、失業者は街中にあふれかえっていた。しかも、正確な戦況を把握せずに戦争を継続したために、ロシア経済は余力をなくしていた。さらに悪いことに、ウクライナへの賠償が課せられたため、ロシア経済は破綻するほかなかった。

もっとも、ウクライナもロシアからの砲撃でインフラはズタズタに寸断され、東部の肥沃な平原も地雷と砲弾の宝庫ともいえる悲惨な状態だった。ロシアからの賠償金を受け取ることにはなっていたものの、無い袖は振れないロシアからの賠償金は遅々として入ってこない。NATOや日本からの支援でインフラの整備やら、東部大平原の復興活動が進められていた。また、あらたな兵器としてのドローン技術は、自動車の自動運転技術への転用が促進され、AI技術やAIを活用した技術の応用によりウクライナは世界の工場としての役割を果たし、大きな成長を遂げることになったのだった。

一方、ロシアはウクライナへの賠償金を支払うために、北方領土4島を日本へ割譲して資金の確保に走ったのであった。もっとも、ロシアもしたたかで中国の意見を取り入れ、北方領土4島は100年間の貸し出しとする旨の契約書を作った。しかし、これまでにも何度も煮え湯を飲まされ、オソロシアとの契約には一言の疑義もないものにすることを肝に銘じていた日本はそれらのロシアの思惑の目をすべてつぶして、完全に日本領土とすることを確約した契約書と引き換えに賠償金の一部をロシアに支払った。


プーチン大統領は、うすうすと戦況を知ってはいたものの、勝利宣言ができるまで戦争を継続しなければ自分の地位がもたないことは重々知っていた。そのため、あえて裸の王様の役割を演じながら、すべてを部下のせいにしていったのだった。部下も自分のせいにされまいと、知っていてもプーチン大統領には報告せず、自分に火の粉が降りかからないようにすることで精いっぱいだった。結果的には、ロシアが崩壊した後には民衆からの暴動の波が押し寄せてきて、惨状の中でプーチンはこの世を去っていったのだった。しかも、あれほど名声を欲していたのに、‘‘脳みそまで筋肉の大馬鹿者のプーチン’’と蔑まれるようになっていた。ロシア地方では、二度とウラジミールとかプーチンという名前をつける人はいなくなったそうだ。世界を見渡しても、ロシアの愚かな大統領として後世にまで語り継がれることになった。もっとも、力での現状を変えることは大馬鹿者のすること、経済的破綻をきたして割に合わないものが戦争だと世界中にしらしめたことだけは、瓢箪から駒の出来事であったといえるだろう。

ロシアはこうしてウクライナとの戦争にやぶれ、最貧国に転落してしまった。そして、最終的には、4つの国に分裂を余儀なくされてしまったのだった。かつては世界を2分する片一方の大国として君臨していた面影はなく、戦争により働き盛りの年代の男性の極端に少なくなったため、女性主体の国家として不戦を誓って再出発したのだった。

あまりにも寝苦しくて、ここらで目が覚めた。湿気が多いので、昼寝をしていても汗ばんでゆっくりと寝ていられなかった。夢の中とはいえ、あのオソロシアさんが不戦の誓いをする新しい国家になって出直せるとは、本当に良かった、良かった。




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