年金から天引きされて、手元にはスズメの涙
北海道、東北では10月だというのに早くも初雪が降って積もっているようだ。もう、すっかり冬の様相となってしまっているようだ。つい先日までは、熱い、熱いと言っていたのに、季節は短い秋として過ぎ去ってしまったことなのだろうか。このままだと、野菜の物価高騰は当分おさまりそうにもないなぁ。寒くなったのに、鍋料理もできそうにないや。
年金生活となってかれこれ2年が過ぎていった。健康保険は任意継続の期間が過ぎ去り、国民保険となった。そして、取りっパグレがないように(ご丁寧にも)年金から天引きされるようになった。介護保険は、すでに前年の収入によるものとなっているので、年金からの天引きとなている。お役所様は、取りっパグレのないように年金からの天引きを有無を言わさず行ってくる。
天引きの方が、毎月毎月納付のためにコンビニ等に行く必要もないので、便利なのかもしれない。しかし、天引きされることにより年金の振込額がガクンとさがるのだ。天引きしていなくても、その分の金額は後日自分で納付に行って支払うのだから、使える額に差異が生じるわけではない。それでも、振込額が減ったとなると、心もとなくなるものである。子供にお小遣いを与えてそこから必要経費を再徴収するのと、最初から必要経費を差っ引いた額を与えるのと同じで、使える金額に変わりがないことは理解できる。しかし、心の問題として見た目の金額で、気持ちが萎えてしまうのだ。
この10月からの年金額は天引きが完成されてしまったこともあり、無茶苦茶に少なく感じる金額しか振り込まれていない。使える額は、先月までとは変わらないのだけれども、年金って少ないなぁ~と感じてしまう要因にもなっている。
こんな時に、ふとこんなことが頭を片隅をかすめたのだ。それは、ひょっとしたら御国は年金生活者の生活を均一にするように制度設計をしているのではないだろうかということである。現役時代の収入で元サラリーマンの年金額は異なってくる。といっても、そんなに大きな差異はない。そこに、収入によって比例する介護保険やら国民保険が天引きされる。しかも、そこに住民税前かかる世帯も出てくる。
そうなると、少々年金額を多くもらったとしても、健康保険料・介護保険料・住民税の天引きの差で、年金生活者の手元に残る額はほぼ同じになるようになっているのではないのかということだ。ためしに、σ(-"-) の地域での月々の年金支給額が10,000円増えるごとで、国民健康保険料を計算し、天引き後の月額いくらになるのかの計算してシミュレーションしてみた。
年金が年間150万円なら国民健康保険は年間約177,000円・・・天引き後の額は約110,000円
年金が年間162万円なら国民健康保険は年間約191,000円・・・天引き後の額は約119,000円
年金が年間174万円なら国民健康保険は年間約205,000円・・・天引き後の額は約128,000円
年金が年間186万円なら国民健康保険は年間約219,000円・・・天引き後の額は約137,000円
年金が年間198万円なら国民健康保険は年間約233,000円・・・天引き後の額は約146,000円
年金が年間210万円なら国民健康保険は年間約246,000円・・・天引き後の額は約155,000円
年金が年間258万円なら国民健康保険は年間約369,000円・・・天引き後の額は約184,000円
年金が年間306万円なら国民健康保険は年間約425,000円・・・天引き後の額は約220,000円
どうやら、年金支給額が毎月1万円程度増えると、9,000円くらいは手取りは増えているようだ。額は異なるが、同じように介護保険分の負担も増えてくるのだろう。あとは、住民税部分だが、155万以下なら税金はかからない。155万円よりも多ければその分の住民税がかかってくることになる。おそらく、10000円くらいの差があっても、社会保険料やら税金の納付でその差は70%近くにまで減るのではないだろうか。それでも、社会保険料と税金で同じ額とか逆転は生じないようだ。
それでも、元々の年金支給額からするとその差は縮まっていっている。これで、住民税の非課税世帯には給付金とかが付くとかになると、逆転現象が発生することだろう。なんだか、現役時代は頑張って働かせて年金を納付させるだけ納付させていたのに、支給をする段階になるとほぼ同じような金額とか、逆転が発生するとか、どうも政府の罠にはまっちまったように感じてしまう。生活保護の方も自動車を持てるようにとか、政府は言っているみたいだけれども、なんだか視点が違うんじゃないだろうか。そういえば、消費税減税においても現役の中低所得者対策はあるけれども、年金生活者にはなんらの支援策もしないままのようだ。なんだか、姥捨て山の時代のような処遇をされているように感じてしまう。
年金生活って、2か月に1回の年金支給以外には収入がないのだ。こんなに社会保険料やら税金が高いとは思っていなかった。そういえば、現役時代は社会保険料は会社と折半だったことも大きいのだろうな。物価が上がっていく中で、遅れてきた世代のσ(-"-) たちは年金でも上の世代のように楽な生活なんて夢のまた夢で、自分なりに工夫をして生活していくしかないんだろうな。議員さんたちは、裏金やら不記載やら訂正できる隠し金がザクザクあるようだけれども、一遍でも年金だけの生活をしてみたら年金生活の苦しさがわかるんじゃないかなぁ。議員サマって選挙の時だけは人の意見を聞くふりをするけれども、選挙が終わると国民を痛みつけることが習い性になっているんだろうから、ワカンネェだろうなぁ~~、イヤだ、ヤダ。

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