白昼夢  沈む船からネズミが逃げ出す

 トランプ大統領の忠臣ベイリー氏が連邦副捜査官の役職を辞任すると発表しちゃった。なんでも、「職を辞して家族のもとに戻る」と言っているそうだ。もう一人の副長官も、トランプ大統領の忠臣であるボンジーノ氏はすでに辞任している。そして、彼の後任にはFBI生え抜きの副長官が就いている。


トランプ大統領は中間選挙に向けて支持率の回復を狙って、ベネズエラへの介入成功に味をしめて、イランへの関与もしたけれども、こちらはどうもうまくいっていない。支持率は過去最低の中で中間選挙を迎える状態だ。その中に、忠臣たちが周りからいなくなっていく。なんだか、トランプ大統領の髪の毛が一本、また一本と抜け落ちていくように。そんなことを想像しながら、雨降りの午後に午睡をむさぼっているとこんな夢を見た。

トランプ大統領「なんだか連邦捜査が嗅ぎまわっているなぁ。ベイリーくん、どうなっとるんじゃい。」

ベイリー「いえ、特段の怪しい動きはございません、大統領閣下。」

ト「そうかい、なんだか俺がTACOって株を上げ下げしていることを嗅ぎまわっているんじゃないの?。」

べ「滅相もございません。」


ト「イランとの戦いで、ホルムズ海峡をわが手にいれれば、原油は安くなりインフレは収まる。俺は、国民のために働いているんだ。FBIは何を勘違いしておるんだ。」

べ「・・・・」

ト「パテルくんからは、君の働きが悪いという情報が来ているけれどもね。」

べ「いえ、大統領のことを一番に考えて働かせていただいております。」

ト「なんだか、CMも税金を使っておかしいとか騒いでいるそうじゃないか。そんなことを嗅ぎまわる職員をおさえとけよ。」

べ「ハッ、大統領閣下サマ。・・・」

ト「それと、俺様のことを嗅ぎまわっている職員の弱みを探り出して俺に教えろ。それから、今までに収集している情報をこちらに流せ。」

べ「・・・・(あんたが情報操作しながら、莫大な利益を家族でかすめ取ったことは事実じゃん、。税金で自分に都合のよいCMを流したのもあんたじゃん)・・・はい、調査します。」

ト「調査なんか言うておらん。情報を流せというとるんじゃ。」

べ「・・・(選挙で負けたらあんたは弾劾されるじゃない。一族の金の流れは解明されるよね。パテル長官とはうまくいっていないし。このまま、泥船に乗っていると我が身が危ないじゃん。)・・・大統領。」

ト「やるのか、やらんのか。」


べ「あの、すこし体調が悪いので職を辞して、家族のもとに戻りたいのですが。。。」

ト「あっそう、それはご苦労様でした。(去る者追わずじゃい)」

蒼白の顔面で、トランプ大統領の前から退席したベイリーちゃんは、すぐさま辞任の件を発表する段取りを取っているところで、目が覚めちゃった。

いやぁ、講釈師見てきたような嘘をいいというけれども、またまた講釈師のような夢だね。それにしても、昔から「沈みかけた船から鼠が逃げ出す。」と言われているけれども、その通りのような動きをしだす忠臣が徐々に目につきだしたもんだ。企業でも倒産間近になると、それまで経営中枢にいた腰ぎんちゃくたちは一斉に会社を見限って退職することはよくある。同じように、政権の基盤が揺れてきだすと側近連中は自分の保身を考えていち早く逃げ出していくものだ。特に、実力もなく腰ぎんちゃくでその地位に上り詰めたお人ほど、危機が近づいてくるとそそくさと逃げ出すものだ。この辺りの嗅覚の鋭さが、ご自身をその地位に引き上げた最大の能力なのであり、仕事や実務には全く疎くて、ただ部下に丸投げしたり、自分の権限を最大限に生かして部下の手柄を横取りしてきた輩である。

そういえば、今、日本政府も新しく内閣を改造したけれども、抜擢したのは実力もなくただ総理にお追従して、ゴマを擦り擦り、部下には厳しいオヤジだったようだ。早速、この人は間違えた権力での脅しをしたとかいうスキャンダルを暴かれた。抜擢された脛に傷持つこの人たちも、ひとたび高市政権が崩壊の足音が近づいてくると、一目散に我先に逃げ出すんだろうな。おっと、その前に、高市総理自身がそういう行動をして、沈みゆく船に船長がいないなんていう、かつてイタリアの船長のような保身を図ったりしてね。日本政府も総理以下、周りにいる人間がお追従しかできず、最後まで我先に自分のことしか考えていないなんて、ダメなんですけど・・・多分、胃の一番に逃げ出す「沈む船から逃げ出す鼠タイプの議員さん」ばっかりだな。ダメだ、こりゃ~。



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