エアコン狂騒曲
台風が過ぎ去ったと思えば、またまた台風のタマゴができてくる。そのせいなのか、秋雨前線を刺激して今日も雨の空模様である。ここのところ、秋晴れにはほど遠くなっている日が連日続いている。なんだか、天候が不順のまま夏が過ぎ去っていくような雰囲気だ。 今年の夏の暑さは異常だったと思うほど暑かった。これまで体験のしたことのない暑さである。日本でも40度を超える日が続いていた。子供のころには考えられない暑さだ。もう、真夏にエアコンなしで過ごすなんて考えられなくなっている。夜になっても気温はなかなか下がらず、エアコンをつけっぱなしで寝る日々が続いていた。 欧州も熱波に襲われて、異常に暑い日々が続いているという報道が日本でもなされていた。フランスでは38度超の日々が続いて、暑さによって死者も出ている。なんでも、1540年以来の暑さなんだそうだ。フランスでは環境問題を重視していて、エアコンの設置率は非常に低い。さらに、外観を重視するために室外機を設置することも困難なため、エアコンは設置されていない。それでも、40度を超える気温となると、エアコンなしでは夏を乗り切れない。ということで、扇風機が売れに売れて品不足となっているともいわれていた。そこに、救世主のように現れたのが中国製のポータブルのエアコンである。この工事不要、窓にかけるだけのエアコン、値段が1000ユーロという破格の安さで、飛ぶように売れたんだとか。 そんなに、売れに売れた中国製のポータブルエアコン、実は欠陥を抱えていたことが判明してきている。一つ目は、室内を冷やすときに発生する熱を処理するための中核装置が室内にあるということだ。発生した暑い空気を太いホースを通して室外へ排出する仕組みだ。当然、熱パイプは非常に熱くなってしまう。しかも、このパイプは室内にあるために、冷やした室内を再び暖めてしまう。つまりは、冷房しながら暖房しているような上記ようになってしまっている。さらに、パイプを窓に設置するわけであるが、完全な密閉は非常に困難だ。、隙間があれば室内の熱風を外へ排出すると、気圧の関係で外の空気が入ってくる。エアコンを動かし続けても、一向に室内温度は下がらない事態となっている。 二つ目は、冷房効率の悪いからこそ一日中エアコンを稼働させることになり、電気代の請求額は鰻上りに上がっていくことになる。つまりは、ポータブルエア...