どの口が言っているんだろう
昨日までの穏やかな日が一転して、春の嵐ともいえるほど風が強く吹いている。まだ、桜は咲き始めたばかりなので、この風で散ることはないと思うけれども、あまり長く吹いていると、散り始めてしまうかもしれない。もう少しは、桜の花の満開を楽しみたいので、散り初めないでもらいたい。
口だけの空砲バズーカ黒田氏が、利上げは1.5%まで可能だって言っているらしい。いやぁ、あんたが空砲のバズーカをぶっ放して、経済をズタズタにしたくせに、どの口でそんな勝手なことが言えるんだろう。たしか、「戦力の逐次投入はせずに、現時点で必要な政策をすべて実施した。」と大見得を切ったのだ。これで、デフレ経済から脱却できるはずと、アホノミクスとならんで天下の愚策を喧伝していた。バズーカ砲は、この段階で水鉄砲に化けちまった。
それでも、一向に物価は上がらなかった。デフレ経済は重しのようにのしかかり、一向に上向く気配すら見せなかった。唯一、消費税を上げた時だけ、物価があがった。それは、消費税分物価が増えただけのことで、約束の物価2%の実質的な上昇は任期中は一切達成することができなかった。それでも、あと少し、あとすこしと言い訳ばかりしながら、政策の間違いは一切認めなかった。往生際の悪さは天下一品、さすが財務官僚である。それどころか、日銀総裁退任後は自分から日本経済新聞社に売り込んで、私の履歴書を執筆していた。自画自賛も良いところやわ。ほんま、面の皮の厚いおっさんやわ~。これくらい、面の皮が厚くないと、官僚としては生き抜かれないんだろうな。
そもそも、日本の実質賃金の伸びがマイナス圏内で行き来しているのは、この口だけ空砲の黒田氏が長く日銀総裁に居座り、異次元の金融緩和が長すぎたため、実質賃金マイナスの常態化を招いたともいえる。その意味では、アホノミクスと並び称されても仕方のない愚策が、黒田異次元金融緩和策だ。そして、日米の金利差が異次元ともいえるほど拡大し、金利の高いドルを買い、金利の低い円が売られて円安が進行してしまったのだ。
結局、黒田氏が就任前の円高では輸出企業が打撃をうけるため、円安に誘導したようなもんだ。その結果、円安により輸入物価を押し上げることになり、物価上昇をあげることにもなったけれども、企業の成長力は全く期待できず、そのために働く人々の賃金は伸び悩むこととなった。現在の苦境を招き寄せたのが、この黒田氏だともいえる。(アホノミクスを主導した安倍しとかそのブレーンと言われる浜田宏一氏も同罪だと思う。)
もっとも、年功序列で地位だけを守って来たご老人たちは、面の皮の厚さは天下一品だからな。今更ながらの、外野からのチャチャ入れは、自己弁護でしかないのだろう。日銀の独自性をないがしろにし、アホノミクスを礼賛しながら、安倍氏に擦り寄った結果が、企業の内部留保の増大と、失われたウン十年を延々と引き延ばしたことだろう。今の、庶民の生活を苦しめている元凶を作ったご本人なのに、イケシャーシャーと他人事みたいに今後の展望を言わんといて欲しいわ。
それにしても、日銀の審議委員には高市政権に忖度しまくっているリフレ派の委員が入り込んでいる。この状況で、日銀は政府と一線を隔した政策を主体的に実行することができるのだろうか。なんだか、またまた禍根を残すようなことを日銀は判断しそうだな。できれば、企業の生産性を向上させ、結果、賃金が上昇するような施策が必要なんだけど、これは絵に描いた餅になってしまうかもね。





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