来年のことを言うと鬼が・・・
為替における”円”はますます安くなり、157 円を超えてしまった。そんな中でも、来年も海外旅行に行きたいものだと思っていた。そうこうしていると、とんでもないニュースが飛び込んできた。ハワイ州の新たな発表として、なんと、2026年1月1日より宿泊税が10.25%から11.0%へ引き上げられるのだという。
環境ほどのために宿泊税をあげるそうなので、これで観光資源であるハワイの魅力が上がるのなら致し方がない。それでも、GETとOTATを含む合計の税率は現状の17.962%から18.712%にまで跳ね上がることになる。しかも、この新税率への適用は宿泊日ではなく、支払いが実際に確認された授業日に基づいての適用となるんだそうだ。
新年1月1日からの税率変更となるということは、すくなくとも2025年12月31日までに支払えばよいのだろう。しかし、宿泊の受付事務棟の関係で年末休日も考慮に入れる必要がありそうだ。それでも、あと1か月少々の間に支払ってしまえば、現行の税率で済ますことが出来そうだ。
旅行の期間を決めて、飛行機を選択し、ホテルの選択という事をして、今年中に支払ってしまえば、旧の税率で支払えるだろう。ネットですぐに支払うような形の宿泊予約では、キャンセルをした場合のペナルティが高いか、キャンセルできない可能性というリスクも考えないといけない。
物価高に加えて、為替によって円安がどこまで進行するかわからない中、今決断することによって少しは出費を抑えることが出来そうだ。日本でも、出国税を検討している状況だし、オーバーツーリズムに対する政策は観光客の財布を直撃してくる。このように、税金をあげていくと、結局は現地で使うお金を抑えることになり、観光業で成り立っている人々の生活も厳しくなるんじゃなかろうか。しかも、今回の宿泊税の引き上げは、気候変動対策にあてるといっているけれども、どうも釈然としない。因果関係があまりにも突拍子もないように感じている。百歩譲って、ハワイの海岸の保護やら、ごみや資源の分別や、観光資源の保護ならなんとか理解はできるんだけれども・・・気候変動対策ねぇ、どうも、宿泊税とは結び付かないなぁ。
財源確保で宿泊関係の税率を引き上げるなんて、安直なことに逃げこむんじゃなくて、観光によって観光客の財布のひもを緩めるような、魅力ある施策を考えた方が良いんじゃなかろうか。そうすれば、観光客も喜び、観光業者も喜び、収益増による税収増で行政も喜ぶ、3者モロ得の持続可能な社会になるのになぁ・・・
そんなことを考えながら、σ(-"-) 来年の海外旅行をどうしようか思案中である。まだ、カレンダーも手帳も購入していないしので、予定がたたない状況だもんな。それに、”来年のことを言うと鬼が笑う”っていうもんな。こうして、今回の税率変更のことにあれこれ考えて、言っているうちに、結局は高い税率にあえぎながら、旅行に行かざるを得なくなるんだろうな。



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