まだ亡霊に引きずられるサナエちゃん
近頃、随分と暖かい日が続くなぁと思っていたら、案の定、雨が降り始めた。南の方から雨が広がってきているので、南から湿った風が流れ込んできているんだろうと思う。この後、太平洋側は東に向かって天気が下り坂になっていくそうだ。この雨は、桜を一気に開花させていく”催花雨”となるのかもしれない。
どうやら、2026年度予算において暫定予算を組まざるを得ない状況に陥ったようだ。衆議院選挙の結果を引っ提げて、年度内予算の成立を目指していた、高市総理はざそや悔しいことだろう。しかし、この暫定予算を組まなくならざるをなったのは、とりもなおさず高市総理のオウンゴールの結果ともいえる。
それにしても、1月に無茶ぶりの解散をして、総選挙に入っていったんだから、日程的には厳しいものがあることは誰の目にもわかることだった。しかし、衆議院選挙で棚からボタ餅のように、大勝利してしまったので、高市総理もちょっと欲が出てしまい、目が曇ってしまったのかもしれない。衆議院における与党の数の論理を振りかざし、周りの人の言う事を全く聞かずに高市総理は機関車のようにギアをあげて走り出してしまった。もう、だれもブレーキをかけることができない状況だったんだろう。「(衆議院で多数を占めているんだから)なぜ、できないの」って言うのが高市総理の口癖になっているそうだけれども、あまりにも周りの状況を見ていなさすぎだし、世間の声を全く理解していないと思える。
昔から、”勝って兜の緒を締めよ”といわれるように、大勝利した時こそ浮かれることなく、対処することが必要である。年度内予算成立への前提となる3月13日での衆議院通過にこだわりすぎ、国民民主党からの16日での通過ならば賛成するという”助け舟”すら蹴ってしまった。16日の通過でも良しとするならば、参議院でこのような醜態をさらさずに済んだのではないだろうか。驕れる平家久しからず、おごれるサナエ顔面蒼白である。そもそも、これまでにないような、過去最高の120兆円を超える予算なんだから、きちんと論議をすることが必要なことは明白だろう。
まずは物価高対策、消費税減税への対応、社会保険高騰への対策、円安対策としての財源の明確化、そしてイランとイスラエル・アメリカの戦争によるオイルショックへの対応、高校無償化への対応等々、きちんと与野党でその予算の意義や必要性、代替措置やら財源などをきちんと論議し、国民へ納得させる必要があるのではないだろうか。高市総理は総理になってからは、ご自身の意気込みだけしか述べておらず、何らかの具体的な政策をしたわけでもなく、実現している成果はないのだから。それにもかかわらず、強硬採決を決めて論議をしないとは、高市総理の驕りの表れだろう。もっとも、高市氏は嫌なことからは逃れたがるのだろう。そして、人に指図されるのが嫌いなだけに、議論をすることを良しとしていないのかもしれない。
まるで、お顔に白い仮面をかぶり、氷のような冷たい笑顔を張り付けた顔は何を考えているのかわからない。また、その時の目は笑ていない。まるで、本心を隠して、なにか裏で企んでいるような風情すら感じる。そして、アメリカさんの前では、手なずけられた飼い犬のように、訳もなくはしゃいでいる。一国の総理、代表としては相応しくない振る舞いばかりをしているように見えてくる。高石市個人としての思いや意気込みという看板だけで、国民を振り回すのはやめてもらいたいものだ。なんだか、雰囲気だけの政治に舞い戻り、まるで小泉劇場パート2のようにも思えてくる。こうやっている間にも、国益を削ぐようなことが裏で進行していたら、目も当てられない。思いだけの予算ではなく、財源にまで踏み込み、将来の不安を払しょくできる予算となるように論議するべきだったのだろう。特に、今回はイランとイスラエル・アメリカとの戦争という不測の事態が発生しているんだから、暫定予算を組んだって全くおかしくない話なのに、そういう事も聞く耳を持たないのが、早苗ちゃんなんだろう。おそらく、年度内成立という手段が目的かしてしまったとしか見えない。人間、ともすると手段が目的化し、その結果、判断が間違ってしまうことになる。
そういえば、経済政策も、デフレ経済下のリフレ派による経済対策ではなく、インフレの加速に対応した経済対策が本当は必要なんだろうと思っている。高市総理にはつらくて厳しい判断になるかもしれないが、”アホノミクス”の踏襲ではなく、新しい時代に向けた新しい施策に向けた方針転換をする必要があるんじゃないだろうか。ここでも、人嫌いなサナエちゃんは頼れる人脈がいなくて、結局は安倍チャンの取り巻きだったリフレ派の奴らに押し切られているように見えてしまう。これはもう、亡霊に引きずられているサナエちゃんによる、人災みたいなもんじゃな。




.jpg)
コメント