日本昔話 (デマ太郎さんにもう出番はないのよ の巻き)

 いやぁ、天気予報通りに暖かな日中となった。おそらく、20度を超えているんだろう。いつもの通りに、コートを着てウォーキングに出かけたけれども、暑すぎてコートを抱えて歩くことになった。それでも、結構汗ばむ。う~~ん、このまま春になってくれるとありがたいんだけれども、また寒さがぶり返すこともあるんだろう。



デマ太郎河野太郎が「みんなヒマか。Xなんかしとらんで、勉強せえよ」と”X”に投稿したそうな。”X”でブロックしまくって、誰も相手にしてくれなくなったのが寂しくなったのか、独り言をつぶやいているようだ。かつては、”突破力”があるとか、物言う議員とかもてはやされていたけれども、それも昔のこと。いまや、デマ太郎の嫌われ太郎で、なんとか忘れられないように話題作りに勤しんでいることなんだろう。




論語、論語、顎ぅ・・・あっ、言い間違えた。

Long Long Ago そう、昔むかしのことです。

ある小さな島に、鬼さんが住んでいました。

その島の鬼さんたちは、赤鬼やら、青鬼やら、たくさんの色の鬼さんがいましたとさ。

その鬼さんたちに囲まれて、”デマ太郎”鬼もいたそうな。デマ太郎鬼は目立つことが大好き。親分鬼さんには、後釜を譲ってもらいたくて口出しはしませんが、それ以外の鬼さんには傲岸な態度で接しています。

そして、デマ太郎鬼は記憶力が良いことが頭が良いことだと勘違いして、自分その島で一番頭が良いと自慢していました。後先考えずに、何にでもとにかく口出しをして、相手の上げ足取りやら、相手を貶めて満足していました。


だけれども、他の鬼たちに間違いを指摘されると、その鬼さんとは口をきかないようになるので、鬼さんのグループの中でも孤立をしていました。それでも、デマ太郎鬼は「俺の事が分からないのは、あいつらの頭が悪いからだ。」「親分風を吹かせてるだけの、何にもできない親分には早く引退して、その座をオイラに禅譲してもらいたいもんだ」と嘯いていました。

世間の悪評はなんのその、悪名は無名に勝るんだとばかりに、好き勝手に動いていましたとさ。


村の人たちのお宝をかっさらうために、デマ太郎鬼は村人たちを番号で管理を進めることに邁進しました。一握りのオニギリをちらつかせて、強引に番号を割り振っていきます。番号の重複やら、ミスがあっても何のその、とにかく番号を割り付けることだけに専念して、出来た、出来たと大喜びをしたとさ。

ある時、その島に新型の風邪が流行したんだそうです。デマ太郎鬼は、ここがオイラの出番だとしゃしゃり出て、特効薬を打ちまくると喧伝しました。しかし、その特効薬は薬害とか、効能とか、本当に効くのかも不明の、薬なのか毒なのか、なになのかもわからない代物です。それを、「私が全責任を負うから、島民は特効薬を打つべし」と号令を掛けましたとさ。最初は、島民も「ありがたや、ありがたや」と特効薬を打ちました。それでも、一向に風邪の流行は収まる気配はありません。それどころか、その猛威は一向に静まりません。

そして、特効薬を打った島民の中には、違う病気になったり、死んでしまう人も出てきました。「なんかおかしいべな。」と島民はデマ太郎鬼に詰め寄りました。しかし、デマ太郎鬼は「特効薬を打ったのは、お前たちの意思だ。ちゃんと薬を打つ時に承諾しているじゃないか。責任?そんなことなどいってない」と素知らぬ顔で島民の声を無視していきましたとさ。


もう、島民はだれもデマ太郎鬼のことを突破する行動力のある良い鬼とは言ってくれません。デマ太郎鬼は、無責任きまわりない危ない鬼だ。この島を乗っ取ろうと侵略を考えているC国の手先じゃないかと、噂されましたとさ。

それでも、デマ太郎鬼はキッシー鬼にしがみついて、再生エネルギーの規制緩和に向けて動き始めました。この規制緩和には膨大な利権がからみ、C国もその島のライフラインを握って密かにその島の実権を取ろうと暗躍していました。親族がC国で商売をしているデマ太郎鬼は、もっけの幸いと、C国へ肩入れしながら会議を進めようとしましたとさ。

しかし、悪事はいつかは白日の下に晒されるものです。会議の資料がC国からのものだと、会議資料の一部にC国の透かしが入っていたという、ひょんなことからばれてしまいました。権勢をカサに着て、威張りまくっていたデマ太郎鬼の化けの皮がとうとう剥がれてしましました。


島の人々たちは、デマ太郎鬼はC国にこの島を渡して、親族と自分達だけが儲けようとしていることを知ってしまったのです。

とうとう、デマ太郎鬼は誰からも相手にされず、親C国のスパイだと後ろ指をさされながら、一人寂しく”X”でつぶやくしかなくなったんだとさ。いまでも、ときおり自分が忘れ去られないように、あることないことをつぶやいていますが、人々はもうだまされません。デマ太郎鬼が何を言おうが、無視してつぶやきをスルーしていくのです。

「あぁ、こんなことならXの自分への批判的な意見にブロックをするんじゃなかった」と嘆き悔やんでいますが、もう遅すぎました。こうやって、C国の手先となって、自分たちの島を貶めようとしたデマ太郎鬼は、誰からも相手にされずに一人寂しく暮らしていきました。


いまでも、ときおり島の山奥からデマ太郎鬼のつぶやく声が、風に乗って聞こえてくるんだそうです。

ほら、あなたの耳にも届いてくるでしょ、「”X”なんかせんと、勉強せえよ」とね。めでたし、めでたし。


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