沈香も焚かず屁もひらず

 もう、すっかり春の陽気となっている。ただ、乾燥しているらしく、岡山と愛媛、そして宮崎と各地で山火事が発生している。どちらの火の手も強いようで、3日たっても火の勢いをとどめるころはできていない。またまた、雨でも降らないと鎮火はできないほどの状況のようだ。やはり、自然災害は人智では何とも制御できず、恐ろしいものだと思い知らされる。



日本のマスコミは、財務省前のデモのことなど一切報道していない。おそらく、σ(-"-) と同じように地方に在住の人にとっては、そんなことが起こっていることさえ知らないだろう。特に同年代以上の高齢者には、そんなことがあるなんて露ほども思ってもいない。だって、デモの話は、ネットでたまに見るぐらいだもん。

そんな中、3月30日にはトラクターでデモをするって、ネットでは流れている。へぇ~~、令和の”百姓一揆”なのか。全国から農家が集まってくるらしい。



確かに、今の江藤農林水産大臣をみていると、寝とんとちゃうかと思えるほどトンチンカンな農政をのたまわっている。昨年からの”令和の米騒動”も政府の農政のミスが招いたもので、農林水産省の完全な失政だと思われる。寝とう江藤ちゃんはそれでも、農林水産官僚の腹話術人形として、あいかわらずトンチンカンな答弁をくりかえしている。米不足時の初動も、農林水産省の言いなりで問題をまったく理解していなかった。そして、対策も遅すぎて時期を逸している。さらに、備蓄米の放出も小出しで、価格を下げるつもりはさらさらないようだ。

このままでは、コメ不足は収拾しないだろうし、野菜全般や玉子の値段もこのままの価格が続いていくのだろう。そして、米作農家の収入の低さと減反政策、農協との関係を考えると、離農者がますます増えていくことだろう。

ヨーロッパやインドでは農家がトラクターで高速道路を占拠したり国会周辺を包囲するなどの抗議を行い、政府を動かしているそうだ。

食と農と命を守り、食料自給率を高めるためにも、今の農林水産政策を安全保障の面からも転換していく必要があるのかもしれない。選挙で選ばれもしていない官僚の言いなりになっているような、お飾りの大臣って、いかがなものか。”沈香も焚かず屁もひらず”って市政の人ならそれでいいんだろうけど、政治家としてはなぁ・・・あっ、政治屋さんだった。まったくもって、お粗末さん揃いだよなぁ~

それにしても、オタク石破ちゃんは腹話術人形かハニトラ疑惑の人限定で今回の組閣をしたのかのぉ。政治にかかわる人たちなんだから、年功序列ではなく、能力で選んでもらいたいものだ。


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