春一番は吹かなかった ら・し・い

 風もあったかく、過ごしやすい春の日といった感じの一日だった。これからは、ドンドンと春の陽気の日々が続くのだろう。昨年は、冬から一気に夏へと、季節が一つ吹っ飛んだ記憶がある。はてさて、今年はどうなることやら。



今年は、関東地方では春一番が吹かなかったそうである。春を告げる、”春一番”が吹かなかったのは、10年ぶりのことらしい。10年前のことは覚えていないけれども、今年は春一番が吹かなかったんだから、春がどこかに言っちゃって、夏がくるのかなぁ。なにしろ、気象異常がここのところ続いているからなぁ。

♪♪♪


つくしの子がはずかしげに 顔を出します

もうすぐ春ですね ちょっと気取ってみませんか

別れ話したのは 去年のことでしたね

ひとつおとなになって 忘れませんか

もうすぐ春ですね 恋をしてみませんか

♪♪♪

春の嵐というか、冬の嵐のような日もあったし、北風が強く吹き付けてきて歩きにくい日もあったと思ったんだけど、あの風は北風で”春一番”にはならないんだな。春一番が吹かなかったから、今年は春を飛ばしますってならないだろうな。あまり、季節が極端に変わると、またまた野菜の値段が上がってしまう。アメリカが関税をかけることに余念がないので、物価も上昇基調なのに、これでまた野菜が高くなると、年金生活は厳しくなってしまう。ただでさえ、電気代、ガス代も高くなっているのに・・・

もう冬は終わったのだから、重いコートは脱いで、身も心も軽やかにならないとな。でも、財布が軽くなるのだけは、堪忍してもらいたい。


春一番が吹くと、なんだかもう春が来るような期待感で、心がウキウキとしてくる。そう、春になるんだから、新しい出会いとか、これからの希望とかに心躍らせることになる。(もっとも、花粉とか黄砂とかいやなものも、飛んでくるんですけど・・・)なのに、春一番が吹かなかったって、春を迎える行事の一つがなくなっちまったので、新しい出会いへ心馳せる楽しみを奪われたようなもんだ。こうやって、日本の伝統的なものがまた一つなくなってしまったのかと、寂しさをしみじみと感じてしまう。

今年は、予報では暖冬と言われていたけれども、実際は冷たく寒い冬だった。また、寒い日が長引いていて、一昨日の春分の日からようやく春めいてきたかのように暖かくなっている。そろそろ、冬物の服も片づけて、春の衣装へと変えていこう。

おそらく、今週末あたりから各地で桜の開花情報が流れだし、桜前線も北上していくのだろう。今年は、寒さが長引いていたせいで、梅も桜も、春先に咲く花が一気に開花するんだろうな。今年の春は、華やかな幕開けとなりそうだ。66年も生きてきたけれども、こんな一気にそして同時に花が開花する春を迎えられることができるなんて、想像もしていなかった。ありがたいこっちゃ~






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