仁〇なき情報漏洩
三連休の最終日となった。最長寒波も、今日が最終日という予測だ。もう、日本海側は大雪で大変な状況だった。あまりに雪が降り過ぎて、営業を取りやめたスキー場があるくらいだ。雪が足りなくて、休業したことはこれまでも何回か聞いたことがあるけれども、雪が降り過ぎての休業は初めてじゃないかな。もう2月も下旬なんだし、この後、春にまっしぐらで向かってくれるとありがたいんだけどな・・・
兵庫県では、またまた昨年の知事選に絡んで、色々なことが噴出してきた。今回は、兵庫維新の会が主役で、その黒幕的な立ち位置が知事と元副知事のような構図だ。そこに、N党が乗っかっている。
う~~ん、この話を聞いたときにσ(-"-) 昔見た「仁義なき戦い」を一番に思い出した。映画の中では「戦いが始まるとき、まず失われるものは若者の命である。そして、その死が報われたためしがない」というナレーションが流れる。今回の、兵庫県においても、昨年から既に3人の人の命が奪われている。
映画と今の兵庫の様相が対をなしているように思えるのは、組織が組織としての態をなしていない、裏切りと背信の構図。映画の中の一場面みたいな構図が、いかにもの様相で連続しているように見えているところだろう。そして、最後は仲間内のチクりあい。みっともない、罪のなすりつけと自己弁護に徹する姿。
たしか、主人公が「サツにちんころしたんがおどれらかい」と問うと、親分は「そがな昔のこと、誰が知るかい」と返しているが、よく似た状況が続いているように見えてくる。
県議会議員ともあろう方々が、黒幕の描いたシナリオ通りの役割を演じる。決して、自分たちの身をきらず、影から誹謗中傷による姑息なやりかた。この議員たちの言い分をきいていると、兵庫維新の会として組織そのものが今回の情報漏洩と県知事選をかき乱したように見える。
自らの政党の同僚や、政党の代表よりも他の政党の代表に寝返る。そして、党を離党してこの夏にはN党から国政にも挑戦するみたいなことまで言っている。政党人、組織人としてはあるまじき行為だ。自分のことしか見ていない、国民の生活や県民の生活、他人がどうなろうがしったこっちゃない、ルール無用、なんていう人がまだ議員を続けるなんて、なんかの笑い話みたいなもんだ。
しかし、3人の釈明会見も聞いたけど、なんだか屁理屈で正当化するバッカリ。この人たちをみていると、他人には厳しく自分にはとことん甘い、お知り合いにはなりたくないタイプの人たちだな。ほんと、顔と体形はその人を映し出しているって言われるけど、この人たちの顔は近づいてはいけないって、σ(-"-) の中で本能的に警報機が鳴っている。クワバラ、クワバラ。
さぁ、イソジン吉村ちゃん、やっています感を見せるだけでなく、今こそ組織としての総括ときちんとした対応をするときじゃね?これで、何もできないのなら、党として今回の知事選における情報漏洩のシナリオを描いていたって白日の下にさらすようなもんだよ。
映画の方は、劇中で主人公が「つまらん連中が上に立ったから、下の者が血を流した。わしらの時代は終わった」と引退をきめたんだけれども、この小説より奇なる事実の兵庫県はどんな結末を描くのか。まだまだ、悪あがきを続けるようですが・・・人の命の重ささえ知らぬ顔して道行き3人、人の世の道理も永久に知らず
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