せかい昔ばなし  振り子は揺れる

 熱帯低気圧がそろそろ台風25号となって、日本に向けて北上をするようだ。今度のシルバーウィークに向けて日本に近づくので、大雨に注意となっている。そういえば、昨日も姫路や竜野市でレベル4の大雨が降り、新幹線も止まっていたようだ。まだまだ、秋の長雨が続きそうだなぁ。




論語、論語、談合・・・あっ、言い間違えた。

Long Long Ago そう、昔むかし独の国の東部で州の選挙をあったそうな。


この選挙で、「独のための選択肢(AFD)が勝利をおさめたんじゃと。このときの選挙では極右政党が勝ったのは、あまりにも左派の理想論ばかりの議論に国民が疲れ果てたのじゃろう。この頃は世界中に自国ファーストの考え方が広まっているといえる。自国ファーストというよりも、ポピュリズムの台頭が著しいと言えるのかもしれんのう。そういえば、独の国のお隣の仏の国でも極右勢力の勢いが増しているそうな。もしかすると、仏の国では女性のル・ペン女史が大統領になる可能性も否定できないような流れ何じゃったそうな。

もっとも、その先鞭ともいえるアメリカの大統領トラやんは、自分の国を強くするというお題目で、移民を締め出し、経済戦争として関税をかけまくっていったんだそうな。そして、敵対する小さな国には武力をもって制裁に乗り出したそうな。もっとも、敵対していても大きな国の露の国とか中の国には黙っていたらしいけれどもな。そりゃ、トラやん大統領はチキンで有名で‘‘TACOトラやん’’と呼ばれるほどじゃったからなぁ。そんなトラやんも、自国の中間選挙目当てのイライラの国との戦争も泥沼化してしもうた。トラやんの経済政策により、米の国は富裕層と貧困層の分断化がすすんで、国内を2分するような状況になっっているのじゃ。

今回もまた、独の国が移民政策を受け入れたことにより、経済や治安に著しいマイナスの影響を与えたことへの反動なのじゃろう。その状態を打破したいという思いをくみ取り、ポピュリズム的なafdが躍進したということじゃな。それも、民主主義的な手続きである選挙を通してな。この動きはおそらく独の国の全土に広がっていくことじゃろう。さらには、全世界に広がるやもしれんのぉ。そして、この振り子のふり幅によっては、反対派は抗議活動をしてくるのが常なのじゃ。選挙という正当な手段の勝者に対して抗議するということは、そこの住民の判断を批判することにほかならんのじゃ。つまりは、自分たちの意にそぐわん判断をした者たちを批判することになるんじゃ。こうして、国内は分断されていくことになるのじゃ。


リベラルとか自称する左派系の人々は「すべての人に人権を」という理想論をいうけれども、それは幻想であると言っている人ご自身は気づいていないんじゃ。理念だけで難民を受け入れると、国内の弱い自国の人々が犠牲となっていくことになるんじゃ。まずは、生活がある、そのための経済を強くすること、そして地域の治安をよくすることが求められておることに気づいてもらいたいもんじゃ。理想と現実の間に揺れ動いておるのが人間社会なんじゃ。きれいごとだけでは生きていけんからのぉ。自分たちの生活を削ってまでも、他者を救うことができないというのが現実じゃと直視しなければならないんじゃ。きれいごとや、お花畑で生きていけるのは、痛みを知らない一部のお人たちの脳内だけでしか存在しないんじゃ。あるいは、見てもみんふりをする大タワケなのかもしれんのぉ。

世の中は、80年前の戦争で教訓を受けたにも関わらず、またぞろ同じ道を歩み出したんじゃ。振り子は、揺れ続けるから振り子たる所以じゃ。右とか左に大きく動き出すとその方向に振り切れるまで行かなければならん。その後は、反動で逆方向に揺り戻されるもんじゃ。そうして右に左に徐々に収斂していく。そして、バランスの良い真ん中に戻ってくる。しかし、人々はその真ん中におさまると、物足りなく感じるものなのじゃ。そこで、またピエロのような役割の輩が極端な右とか左に振り子を振るんじゃ。最初は小さな振れじゃが、それは徐々に大きくなり、最後にはコントロールもで出来んほどの力で振り切れる。退屈に慣れきっておった人々は、最初は面白がっておったが、振り切れると今度は心配になってくる。いくら学習しても、退屈な日々には面白みを感じず、自らが欲するように振り子を振ってしまうのが人間なんじゃわ。


今回も独の国が極右に振れておるということなんじゃが、80数年前にも見えたあの‘‘ナチス’’の悲劇をなぞらんためにも、ここの人々の叡智が求められておるんじゃろ。東と西に分断されたお国を統一するという難題を乗り越えた方々じゃ、きっと「新しい価値観の中で、新たな取り組みを実践」してくれることじゃろう。振り子には何の罪もないんじゃ。振り子は常に揺り続けることが振り子たる所以じゃ。ただ、その振り子を面白がって、極端な方向へ揺らしてみたがる人の心の弱さに、罪があるのかもしれんのぅ。退屈じゃからと、面白がって振り子を揺らしては危険じゃでな、気を付けなされや。くわばら、くわばら。


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