白昼夢  円安劇場

 午前の早い時間は空には雲が厚くひろがっていた。おかげで、ここしばらくにはないような、とても涼しくて過ごしやすい時間帯だった。それでも、昼前にはすっかり太陽が顔を出してきて、いつも通りの酷暑に近い暑さまで気温は上がってきている。太陽の力って、本当に強いんだなぁって、実感できる天気となった。




円安にはトンと無頓着だった高市総理大臣が為替介入の指示をしたようで、先週の金曜日から円安の動きが止まっている。前回はゴールデンウィーク直前に為替介入して、効果を何とか長持ちさせようと考えていたみたいに感じた。そのこともあり、今回もし為替介入をするのならお盆直前だろうと思っていた。

この読みはすっかり外れてしまい、7月31日(金)という日に日本からの為替介入が行われたようだ。この為替介入はその日のうちに、3円ほども押し戻されてしまっており、あまり効果がないように思えた。しかし、同日(というか、日本では8月1日)にアメリカからの協調介入が行われたようだ。このアメリカからの為替介入により、一時155円台まで円安を押し戻すことに成功している。しかも、今回はドルの発行元であるアメリカからの為替介入であり、非常に強い円安阻止のメッセージをマーケットに伝えていると思われる。


高市総理はよくあのトランプ大統領をして、この為替の協調介入に引き釣り混むことに成功したもんだ。しかもトランプ大統領のコメントが「友好の証」とかいっている。計算高い、なんでも取引材料にしたがるトランプ大統領が、‘‘友好’’なんて言葉を使うとは到底思えない。それを、‘‘友好’’と言い切っているところに怪しさがあり、なんだか裏があるのに違いないと思わせる。

識者たちは、①アメリカから日本への輸出商品の価格を下げて輸出量を増やしたい、②日本が為替介入をすることによって、日本が保有しているアメリカ国債を売却することによるアメリカ国債の利率が高騰することを防ぎたい、とかいっている。

そんな記事を昼下がりに読んでいると、ついつい眠気に誘われて昼寝をしてしまったら、こんな夢をみちゃった。

夢の中でみたものは、あのトランプ大統領が日米協調の為替介入に踏み切るまでの、高市総理とのやり取りだった。どんな取引が高市総理大臣とトランプ大統領の間であったのかということだった。それは・・・・

高市総理「円安が依然続いており、日本政府は困っています。」

トランプ大統領「為替はマーケットが決めるもんでしょ。」


高「このままでは内閣がもちません。保有しているアメリカ国債を売ってでも為替介入をしたいのです。」

ト「アメリカ国債を売る?どれくらい、売るつもりなの?」

高「円安を止められるまでです。」

ト「日本とは連携してきたつもりだけれども、大量にアメリカ国債を売るとは、気でも触れたのかい。」

高「もう切羽詰まっているんです。円安が止まらなくて、積極的な財政も、減税もできない状況なんです。」

ト「それは、日本の都合でしょ。円安阻止すると私たちにはどんな利益があるのですか。」

高「それは・・・」「私の人気が急落してきたら、石破とか麻生が足を引っ張りに来ているんです。経済をわかっていないとか、骨太の政策が‘‘サナエショック’’の元凶とかことごとく反対してくるんです。私の政策が何も実現できないままなの。」


ト「Oh!Me too.今の私の状況と似ていますね。」「私もイシバとアソウは好きではないなぁ。サナエがかわいそうです。」「サナエはとても困っているんですね。日本とアメリカは友好関係ですよ。何とかしてあげたい。」

高「ありがとうございます。アメリカとは安全保障も、経済政策も、民主主義もすべてにおいて友好国です。」

ト「取引なしに助けるとは言ってませんよ。確かイラン戦争では日本は何もしてくれなかったですよね。」

高「うっ。そ、そうでしたっけ。イラン戦争が終わったら、機雷掃海やら周辺国の安全確保等、できることは何でもします。」

ト「アメリカは今、イラン戦争でとても困っています。日本は、何をしてくれるんですか。取引しましょう。日本の出方次第ですよ、円安阻止については。」

高「助けてください、何でもしますから。」

ト「本当に何でもするのですか。」

高「Y・E・S, Sir.」

ト「OK。高市総理がそこまで何でもするというのなら、取引成立です。期待していますよ。」

ト「NATOも韓国も頼りにならないから、ここで日本がアメリカのために動いてくれると、奴等へのプレッシャーにもなります。」

ト「それでは、ベンセント君に対応するように言っておくから、協調介入しましょうか。」


てなことがあったんじゃなかろうか。

トランプ大統領にとっては、イラン戦争が思いのほか長引いてしまっていて、戦費やら戦力の犠牲が多大になっており、ミサイル等の高額な兵器も保有量が随分と減少していることが悩みの種なのかもしれない。なおかつ、中間選挙が迫っている中で、議会に攻められ続けているからね。このなかで、例えば日本に戦費を負担させることができれば、議会からの追及を一つかわすことができる。さらには、日本の保有するミサイル等の拠出をさせることにより、議会の論戦を経ずに戦力を維持させることも可能だ。

なんなら、日本をイラン戦争に引きずりこんで、ホルムズ海峡の警備や安全運航への責任を果たすように求めるようなことを考えているのかもしれない。さらには、アメリカの51番目の州にするとか、準州化をもくろんで、太平洋地域の陣地確保による中国への圧力をかけることを考えていたりするのかもしれない。日本を、イラン戦争に引きずり込むことにより、より強固な日米の安全を構築しようとしているのかもしれない。憲法9条とか、戦争放棄という論議をすっ飛ばして前のめりになり、国会で火だるまとなっているのかもしれない。

‘‘講釈師見てきたような嘘を言い’’と言われるように、こんなバカげた夢を午睡でみるなんて、あまりの暑さに頭のなかも暴走してしまったのかな。パソコンも熱暴走をすることがあるから、人間の頭も熱暴走しかねない。ちゃんと、エアコンをつけて冷却しないといけないな。


コメント

このブログの人気の投稿

移転するんですって

来年のことを言うと鬼が・・・

ぽつんと一軒家