お天道様はスルッとまるっとお見通しだ
からりと晴れた冬空が広がっている。そんな中、青森で最大震度6強の地震が昨日の深夜に発生した。暗闇の中での地震、とても怖かったことだろう。おまけに東北地方では雪がもうすっかり積もっている頃だろうし、今後は寒さと地震のダブルパンチとなって、大変なことなんだろう。被災した方々のご無事を祈念したい。
今回は、「北海道・三陸沖後発地震注意情報」が初めて発出されることとなった。これからも、まだまだ同じような規模の地震が発生する可能性があるということなので、当該地域の方には十分注意をしていただきたい。もっとも、「天災は忘れたころにやって来る」と言われているので、日本国中の人が注視している間は、後発地震も発生しないのではないかと思ったりもしている。
そういえば、1995年あたりから日本は周期的に大きな地震に見舞われている。地震の発生が多い日本だけれども、こうも周期的に大きな地震が発生するという事は、地殻の変動期に当たっているのかもしれない。
今、ふと思ったのだけれども、1995年の阪神淡路大震災の時は”村山 富市”総理の時だった。2008年東日本大震災は”菅 直人”総理の時に当たる。そして、2023年能登半島地震は”岸田 文雄”総理の時だった。
こうやって、直近の3回の大きな地震を振り返ってみると、どうもあまり仕事をしないで役職に就いてしまった総理の時に限って、歴史に残るような大きな地震が発生しているみたいに見える。
確か、中学生の頃に社会科で歴史を習っている時に、聖武天皇が国分寺や国分尼寺、東大寺を建立し、天変地異や飢饉の苦しみから救おうとしたとしたと習ったような気がする。(もう55年以上も前のことだから、一部あやふやです。)
カルトではないけれども、昔から天はその意思を天変地異という形でしか示すことができない。政権が腐敗し、政治が停滞して行き詰っている時に、大きな災害が起こる傾向にあることはあながち否定できないのではないかと思う。そして、その災害に対して為政者が適切に対処できるのかどうかを、天は試しているのかもしれない。ここで、その災害に的確対処すれば、災害を乗り越えた成長が期待できる。一方、あたふたとして対応そのものが後手後手しか打てないようであれば、その為政者は追い詰められ辞めざるを得なくなる。こうやって、天の意思を伝えているともいえるのではないだろうか。そして、苦難にあえがざるを得なくなるのがいつもいつも国民であり、その元凶ともいえる為政者が直接災厄に見舞われるという事はない。
東日本大震災では、原子力発電所のメルトダウンという未曽有の災害に際し、スッカラカンの菅直人総理は自分の手柄を立てることに専念し、国民のことは置き去りにしたお粗末な対応しかできなかった。能登半島地震のときも、増税メガネの岸田総理は言葉では良いことを言っているように聞こえるけれども、腰は引けていて後手後手の対応しかできていなかった。これは、阪神大震災の時の貧●神の村山富市総理も同じで、ご自身の出身政党のこともあり、自衛隊への要請の遅れなどから、災害をさらに大きくさせてしまった感がある。
今回の青森沖での地震も、天からの思し召しである可能性がある。高市総理は、この天変地異に的確に対応できるのだろうか。今回の政権では登用した方々に裏金疑惑やご本人の上限を超えた寄付といった疑惑もささやかれている。財務省へは厳しそうだけれども、なんら成果を上げていない財務大臣。中国との軋轢に対して、外務大臣や防衛大臣はきちんと冷静に我が国の立場を踏まえて相手側の譲歩を引き出せるのか。なによりも、与党に与した”維新の会”の政治資金の還流疑惑や、政治資金団体からの不明瞭な使用など、為政者として天の目は疑問を持ち、警鐘を鳴らしているともいえる。
高市総理は、自分を正当化し、有耶無耶にするのではなく、きちんと正すべきは正し、謝るべくは謝りながら、正しい政治運営を心掛けていただきたいものだ。この後の対応如何を間違わなければ、国民から見捨てられることはなく進めることができるに違いない。ここで誤ってしまうと、やはり高市氏もダメだったとなってしまう。正念場に、パフォーマンスではなく、誠心誠意の行動をぜひお願いしたい。そのためには、泣いて馬謖を切る覚悟も必要なんではないだろうか。パフォーマンスだけの人たちとはおさらばし、に誓って恥ずかしくない行動を行ってもらいたい。
それが、後発地震等の恐怖の中で年末の生活をしていかなければならないヒトへの安心につなげることができるはずだ。一日も早く地震が収束し、通常の生活へ戻られることをお祈り申し上げます。




.jpg)
コメント