またぞろゾンビが跋扈しだした
今日は24節気の”立冬”なんだそうだ。どうりで、朝から冷え込んできている。お昼ごろには結構気温も上がって来たけれども、やはり寒さは本格的になっていると思う。これから、ますます冬に向かって気温もさがり、寒さが厳しくなっていくんだろう。近頃は、熊の被害が東北を中心に出ているけれども、寒くなればさらに被害が拡大しそうだ。
臨時国会では、質疑応答が始まっている。ガソリン税の暫定税率については、与野党協議により廃止がようやく決まった。しかし、いまだに在廷税率廃止による税収減の財源をどこから捻出するのかを裏でやっているようだ。総理大臣は、経済成長による税収増で対応すると答弁しているのに、暫定税率分の1兆5千億円をどこから捻出するのかと、マスコミをはじめ緊縮財政はの議員や罪務省の官僚たちは、ワイワイ騒いでいる。
そんな中、総理大臣は日銀の委員であったり、財政関係のブレーンにリフレ派の学者の登用をどんどんと推し進めている。なかでも、本田悦郎氏なんかはアホノミクス以来の復権に、鼻息を荒くしている。デフレ経済がインフレ傾向になったにもかかわらず、賃金の上昇は全く追いついていない。そして、”円”の力はどんどんと弱くなっている。そのおかげで、輸入商品は値上がりをしてしまい、原油やガスなどの燃料関係のコストも上昇して、インフレをさらに後押ししている。
アホノミクスで史上最悪の実証実験を行い、結局は経済成長については何らの手立ても立てられなかった「黒田東彦」、「本田悦郎」、その他のリフレ派経済学者。こんな奴らが、ゾンビの様にまたぞろ蘇って来た。
円が安くなると自動車や電機といった輸出産業は大儲けができる。なおかつ、輸出により消費税の還付も行われるので、二重に儲かる仕組みともいえる。一部の自動車産業や家電産業の大企業である、「トヨタ」や「パナソニック」、「日立」なんかはウハウハなんだろう。トヨタは社員の賃上げも満額回答を続けているし、一時金も過去最高となっているんじゃなかろうか。それでも、充分に賃金をあげているとは言えない。社内留保は過去最高となり、人件費を利益へとまわしている構図は一向に変わらない。結果、働く人の実質賃金は今年も前年を割り込み、インフレの波にアップアップしているのが実態だ。連合もダラ幹というかダラ患になりさがり、労働者を守るというよりも自分たちの組織を守ることだけに汗を流している。
経済成長をしなければ、日本の将来はない。そのためには、民間の活力を阻害しない経済政策が必要となる。新たな起業や、チャレンジする人たちを支援する政策があまりにも脆弱である。官邸や官僚がいくら経済成長と唱えても、経済が成長するわけがない。民間の活力こそが経済成長への解であり、そのために基礎研究への投資等をもっと活発にできる政策を実施することが生き残りの道ではないだろうか。もうかつてのように、原材料を集めて加工を改良することによる経済成長ではなく、自らの力で作り出した技術によるこれまでになかったものを作り出すことによる経済成長が求められているのだと思う。
リフレ派のおっさん学者達の机上の空論では、アホノミクスの再来でしかないんじゃない。それとも、この国が立ち上がれなくするようにC国に言われたことを忠実に実行しているのかい。緊縮財政派のデマ太郎たちもイケスカンが、どうもあやしい奴らが鼻息荒くのし歩いているのを見ると、うすら寒く感じる。総理大臣サマ、ほんとうにこ奴らのいう事をきいていて大丈夫なのでしょうか。





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