外出時の困りごと
最近、急に寒くなって来た。冬の到来と言ってもいいのだろう。つい先日までは、暑いだの猛暑だといっていたのに、それが一気に天気図からして冬型に変わってしまっている。寒くなってくると、どうしてもトイレが近くなってしまう。もう、これは高齢者アルアルといってもいいだろう。
おかげで、何をするにしても、まずはトイレにいってから行動をしないと、途中で小用をたしたくなって困ってしまう。そう、σ(-"-) 立派な高齢者だ。市にもきちんと高齢者としての介護保険料を納めている。そう、押しも押されもせぬ高齢者だと胸を張って言える。
若いころには、こんなにトイレが近くなるとは思いもしなかった。子供のころなどは、小用をせずに遊び続けることができたものだ。しかし、近頃は小用がとても近い。近いなんてもんじゃない、しょっちゅうトイレに行っているような気がする。
用事をするときには、まずトイレに行ってからおもむろに用事にとりかかる。どこかに行った時でも、電車やバスから降りると、まずはトイレに向かい小用を足してから、おもむろに目的地に向かうというのが習性になっている。
そう、おトイレがあるときに小用を足しておけば、ある程度の用事をなすことはできる。この小用を足すことを忘れていると、用事の途中でトイレに行きたくなってしまう。しかし、近頃の町は公共トイレが非常に少ない。どこそこでトイレをすることができないので、常にトイレの確保に気をつけなければならない。σ(-"-) の市でも”お出かけカード”を高齢者に渡してくれている。健康寿命を延ばすことを目的にバスや電車を格安で利用して、町へ出歩くことを奨励しているのだ。交通手段はなんとか揃っている。しか~し、公共のトイレが整備されていない。街の中心部に行けばそれなりにトイレの確保はできる。しかし、街の中心部から5分も離れると、とたんにトイレは見当たらなくなる。おかげで、どこにいくにしても、まずはトイレの位置を確認し、覚えておくという重要なミッションをこなさなければならない。切羽詰まってからトイレを探すのは、もはや拷問としかいいようがない。まさか、お漏らしをする訳にもいかないし、必死の形相で小用を我慢しながらトイレを探す、この苦行はしたことのない人には想像もつかない苦しさだと思う。
市に勤める公務員や市議会議員の人は、この街にこんなにトイレが整備されていないことなどどこ吹く風なんだろう。なんたって、公務員の奴らは若くて、机上の空論というか、表面的な課題解決しかしようとしていないから、トイレの整備なんて全く頭の片隅にもないんだろう。公務員諸君、君たちもいつかは高齢者になるんだよ。その時に、このトイレ問題は死活問題にも等しい大問題だと気づくんだろうが、その時では遅すぎるんだよね。昭和のころや、お子ちゃまでないんだから、立ってお外で小用をたすわけにもいかないし・・・
そんなこともあり、σ(-"-) 家の近所の公衆トイレの場所をチェックして、ウォーキングする時の不意の尿意に備えている。そして、外出時にはまずトイレの場所をチェックして、おおよその位置関係を把握することが欠かせない。なによりも、不測の事態に備えてトイレチェックに余念がないのである。もう、こうなってくると外出を楽しんでいるのか、トイレの場所をチェックしているのか、どちらなのかわからなくなる時がある。もっと、気楽に外出できるように、トイレの設置を促進してもらいたいものだ。
ほんと、このトイレの問題を解決しないと、市の中心部以外に住んでいる老人は、気軽に出歩くなんてできない。「健康寿命のためにも歩きましょう・・・」なんてお題目を唱える前に、目の前のトイレ問題をきちんと解決してもらいたいものだ。
なんだか、今日の話題は”下世話”な話になっちゃって、ごめんなさい。





コメント