高市セールかよ~

 高市氏が総理大臣に就任するときに、今後の経済政策を「責任ある積極財政」へ転換すると表明した。日本国内では、この責任ある積極財政を歓迎しているようである。しかし、総理大臣に就任してから”円”は売られ続けている。そして、んあんと155円という9か月ぶりの円安水準にまで落ち込んでいる。


なんで、こんなに円が売られまくるんだろう。円安が進行してしまい155円とは、もうあきれるほかない。こんなに円安になると、輸入品やガソリンやLPGなどの燃料費が高騰して、国内ではインフレに見舞われることになる。日銀総裁の骸骨のような植田氏は、アメリカのベンセント長官に利上げした方が良いと諭されているのに、四の五の言いながら責任逃れなのか、何も動こうとしていない。

大企業である、自動車産業や家電産業は輸出が主となるので、円安になると利益額が膨らみ、ホクホク顔だろう。それは、自民党、ひいては高市総理に対しても、良い政策だと賛同をしてくれることだろう。しかし、円安による企業の繁栄は庶民の生活を犠牲にしたうえでの繁栄でしかないのではないのだろうか。「企業栄えて人滅びる」って、本末転倒やん。今せなアカン事って、円安の動きを止めて円の力を強めることやろ~


すなわち、円を強くすることが、日本の国力を強くすることにつながるんやで~

何を血迷って、円安へのアクセルを踏んでまんねや。

今の状況を俯瞰してみると、円や国債について「高市売り」と言える状況だ。責任ある積極財政なんて言う甘い言葉を使って、国民に期待感をふくらまさせている。しかし、これはアホノミクスの亡霊を再現しようとしているようなものだ。現に、本田悦郎や安倍クンの周りを固めていた御用学者たちがゾンビのように復活し、ハイパーインフレや通貨危機ともなりかねないような、いらんことをしている。


このことに対して、市場は非情にも忖度なしで”日本円”についての信任に疑問をもっているということだろう。だから、容赦なく”円”を売り浴びせて円安の道を邁進させている。経済政策を間違えたら、国民が疲弊してしまい、国の力もなくなってしまう。GDPが落ち込んで、防衛費2%への公約を実現することはできるかもしれないけれども、国民がついて行かなくなれば、そんなもんは絵に描いた餅やで~


もう、今は「高市売り」一色のようにも見える。これなら、何もしていないように見えた軍事オタクの方がまだましだったかも・・・ヒョットコ親父の人脈で政権を構成している高市総理大臣の弱点をまさに突かれているような状況だ。

今目の前にあるこの物価高対策として、まずは円安を止めるためにも日本も金利を上昇させること、そして消費税の減額や撤廃に手を付けることが必要なんではないだろうか。

高市総理大臣は、この円安により国の資産が吸い取られて行っていることを知っているのだろうか。円安のこのチャンスに乗じて、海外資金による不動産と企業の買い取りまでもが増加している。一攫千金をもくろむ人たちの増加により、物価対策とかも円安相場に吸い込まれて行ってしまっている。まずは、この異常な為替相場を安定させる策に専念することが何よりも重要なのではないだろうか。”サナエノミクス”は供給力の強化からの経済再生を実現するかもしれないという可能性は無きにしも非ずではあるが、インフレリスクへの対応と財政規律を守りきれないことへのリスクも大きく、その失敗のツケは国民に訪れる恐れの方が大きい。取り巻きであるはずの御用学者は、「偉大なる経済実験」という言葉で済ませることで尻拭いをしようとも、国民の負う傷跡は致命傷にもなりかねないものであり、安易に学者バカにおもちゃを持たせるものではない、という事を認識すべきだ。





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