上達への道標

 今週も卓球教室の日がやって来た。週に1回だけの練習に通い続けている。ただ、週に一回なので、なかなか上達したとは思えない日々である。最初の頃は、フォア打ちができなかったのが、徐々にできるようになり、上達の具合を自分なりにも実感できることができた。


しかし、近頃はそんな実感できるような上達具合は見当たらないのではないかと思う。練習でなら、試合形式でもなんとかカッコウはついているようになってきた。しかし、本当にゲームとなると、目も当てられない状態は相も変わらず・・・なぜか、おたおた焦ってしまい、オーバーミスを連発してしまう。

そんなことを思いながら、まずはウォーミングアップのフォア打ちを行った。自分のボールの行方を追わずに、極力相手のラケットを注視してフォアを打つ。ある程度は打てるのだけれども、球がσ(-"-) の予測外の動きをしているのか、空振りがでてしまう。かと言って、球を打つ時に球を見てしまうと、どうしてもその後の玉の行方を追ってしまう。これは、今までの練習を根底から覆すような打ち方だ。


この打ち方を続けようと思えば、これまでの約11か月近くの練習を棒に振るようなものだと思ってしまう。しかし、相手のボールを予測して動くことが何よりも優先するのだと思い、相手のラケットを見ることに専念した。多分、自分の身体に近いところに来た球を、普通と同じように打っているので、ラケットと球があたらずに空振りになるのではないかと想像している。しかし、これは実際に見ていないので、自分の思惑があたっているのか、外れているのかを証明する術がない。それでも、あらたなレベルへの一段と信じて、相手のラケットを中止することとしよう。

その後は、ランダムに球を打っての練習へと進んだ。同程度と思えるレベルの人とならば、なんとか続けることができるし、そんなに焦ることも少なくなっている。しかし、少しレベルが高い人と打つと、途端に今までできていたことができなくなる。逆を突かれてボールは抜けていく。たまたま予想通りに待っている所に球が来たとしても、力んでしまってオーバーミスが増える。あるいは、へっちょに当たって、ボールは大きくそれていく。


どの技術の何が足りないのか、と言われれば、すべてが足りないとしか思えない。練習でなら、簡単に打てる球も、実戦になるとまったく打てなくなるのだ。まぐれで良い球が打てることもあるけれども、まぐれはまぐれでしかない。連続して打てないのであれば、意味がないといえる。

多分、出来ていない事が分かるようになったという事は、少しだけは進歩しているというt事なのだと、自分で思うことにした。この課題を克服すれば、きっと卓球がもう一段上達したと思えるようになるんだろう。



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