グリズリー?

 あれだけ猛暑で、暑い暑い日が続いていたけれども、近頃はめっきり涼しくなってきた。さすがに半袖では寒いと感じる。周りの人をみても、薄物の上着を羽織っている人が多いように思える。本当に衣替えが必要なくらいの涼しさである。暦上はもう10月も下旬なんで、涼しくなってもなんら不思議はない。これだけ朝晩が涼しくなると、エアコンの出番も少なるなろうというものだ。おかげで、電気代も少しは安くなる時期なのかもしれない。このあと、また暖房が必要となると、電気代が上昇するので、つかの間の電気代が落ち着く時期ともいえる。


旧暦でいうと、8月29日で明日は9月1日なんだそうだ。おまけに明日は新月らしい。季節の変わり目といえるんだろう。身体は正直なもんで、これからの寒さの季節に向けて、体調を慣らそうとしちるのか、結構気だるい日が続く。

そういえば、近頃、熊による被害が多く報道されている。今年は、山の木の実が不作なんだそうで、結構人里に降りてきているらしい。食べ物をもとめて、スーパーに入り込んだり、人家に入り込んで食べ物をあさったりしている。最悪のケースでは、人を襲っていたりもしている。一冬の冬眠の季節を前に、たっぷりと脂肪を蓄える必要があるのだろう。この間、罠にかかったクマは300キロを超える体重があったそうだ。そんな中、悲劇が起こったのは、露天風呂を清掃中の人が行方不明になっている事件だ。近くの柵にはクマの体毛があり、被害状況からこれまでも人を襲っている”人食い熊”による被害かもしれないらしい。ここまでくると、まるで”グリズリー”そのものじゃん。


クマが人里に出てきている時に、個々の場所はクマにとっては危険なんだということを身体をもって教えないと、クマは当然のように人里に降りてくるだろう。スーパーに入れば、それこそ食べ物が豊富にあり、苦労せずに タラフクと食せる。クマにしてみれば、自分の縄張りにしたいだろう。そんな、お宝のようなえさ場を縄張りにしようとして、邪魔になる人間を襲うのではないだろうか。

とにかく、クマが人里に降りてこないよう、クマにここは危険な場所と身体に教え込む必要があるのだと思っている。クマにしてみれば、おとなしく山奥深く生きてきたのに、メガソーラだとか、キャンプ場だとか、住処を脅かされ、食するものが減ってきているので、仕方なくエサを求めて人里近くに来ているのかもしれない。


エコだとか、地球温暖化だとかの屁理屈で、お金儲けのために山奥にまでメガソーラーを建設しまくったしっぺ返しなのではなかろうか。人間と野生動物が共生できる社会を再構築していかなければ、そのうちクマを悪者に絶滅させてしまう恐れもあるんじゃなかろうか。そういう意味でも、クマこそ、行き過ぎたエコとか、根拠の少ない地球温暖化の犠牲者なのかもしれない。







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