足し算だけで考えてない?

 相変わらず、マスコミは自民党が単独で過半数をとれないので、算数の数合わせによる組み合わせを考えているようだ。そこには、政策の合意もなければ、基本理念のすり合わせもない。ただただ、計算上でどの組み合わせをすれば過半数となるかだけを考えている。

臨時国会で総理選出に向けて、数さえ押さえればよいとの考え方のようだ。そんなことをしても、すぐに無散霧消するのは目に見えているのに、おもしろおかしく考えているようだ。そこには、自民党総裁選で大きく予想をはずしまくった政治評論家なる人々が寄ってたかって、自説を展開している。先の自民党総裁選でまったく予想すらできなかった結果でもあるにも関わらず、自分の論を声高に主張している。だれが、そんな取材もろくにできていない、ポンコツの評論家の声を聴くというのだろう。


立憲民主党も方々も、マスコミの論調に悪乗りしているようだ。自分のところの党首を押さずに、他の野党の党首でも構わないから一緒にやりましょうと、秋波をおくっている。数さえとれば、政権さえとれば、あとは自分たちが野党第一党なので、政権内で好き勝手出来ると思っているのだろう。民主党時代のそのやり方を、まったく反省していない人たちだけが集まったのが立憲民主党のようだ。党内でも左派と右派がいて、まったく政策的には相容れない考え方なのに、選挙互助会として立憲民主党の中にいるようなものだ。

おそらく、衆議院選挙において比例復活という制度があるために、寄らば大樹の陰を選ぶ議員さんも多いのだろう。この比例復活という悪しき制度を止めてしまえば良いのにと思う。民意としては、その議員は選出しませんという意思表示をしているのに、なぜか大きな政党であれば他の候補者のおかげで、当選することが可能となっている。それは、各政党の得票率に応じて議員数が決まるからだ。そして、当選した暁には、その党を離党してしまう事もある。こんなおかしな制度はなくしてしまえばよいのだと思う。


選挙制度も、自分たちの都合の良いように活用しているのが、今の議員さんたちなのかもしれない。議員職を失ってサラリーが入らなくなると困る、自分たちの権利だけは主張して義務は最小限に抑えるという、政治屋さんが増えてしまう要因の一つが比例復活なんだろう。国民のために働く人を、この次の選挙では選びたいな

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