新米5キロ5000円

 三連休の最終日、台風23号の影響が心配されていたが、なんとか台風は日本から離れて行った。関西地方はピーカンの晴天となっている。気温はそれほどもあがっておらず、過ごしやすい日中だった。ようやく、秋らしい気候となったともいえるだろう。あれほど暑かった夏も、ようやくその猛威を鎮めたようだ。

今年の夏は、気温が高くなおかつ雨もそんなに降らなかったので、おコメの出来が悪くなりそうだと、マスコミはしきりに言っていた。備蓄米が投入されて、値段は下がったけれども・・・といいながら、その実、新米の頃にはコメ不足なのではと、不安を煽っているようだった。ところが、新米が出回るこの時期になって、今年は豊作だという。しかも、今年のおコメの採算量は747万トンと、昨年から比べると一気に増加している。


しかし、スーパーにいっておコメ売り場を見ても、値段は相変わらず高いままだ。高値安定と言えば聞こえは良いが、おコメ不足の頃の高い値段がいまだに続入入ている。確かに、おk目売り場の棚におコメがないことは全くなくなった。しかし、値段だけは高値維持をしている。水田に水を張らなければならない時期に、雨が降らずに干上がった田を見せていたけれども、そんなことはどこ吹く風の増産だ。

おコメの値段が上がったことが、生産者である農家の方々の生産意欲をあげたのだろう。これはこれで良いことだと思う。日本の主食なのだから、欲しい時に欲しいだけおコメがあることが何よりも大事だ。しかし、これって農水省の指導やら政策っていうよりも、おコメを作ったら儲かるなら、おコメを作ろうという農家の思惑に頼っているってことじゃないのかな。結局は、ポエム小泉農相って何をしたんだろう??古古古古米を市場に投入しただけで、農業政策にはなにも寄与せずに、あたかも救世主のようなドヤ顔をしてただけだった。おコメの値段は、消費者のコメ不足感という不安によるものだ。ということは、今みたいに豊作豊作っていっていると、不安感はなくなるのだろう。そうすると、来年あたりはおコメが供給過多になっちまうんじゃないのかな。農林中央金庫の巨額赤字からはじまった米騒動なのに、そこにはマスコミも全く触れずに政府の大本営発表をするだけ。


結局、この段階になってもおコメの値段を制御することもできず、JAや農林族からは無視されて、総裁選に浮かれていただけの軽い軽い神輿を演じただけじゃん。こいつのしたことは、参議院選挙前だけおコメの値段を下げることだけ。これって、手を変えた買収とおなじだったじゃん。ほんと、選挙においては汚い手をつかうのが、小泉氏の常套手段かよ。


多分、「(おれは参議院選挙対策として)おコメの値段を下げるのが仕事」

「いまさら、おコメの値段がどうなろうが、選挙もないから関係ないね」

「自民党の総裁から総理大臣になる予定が、高市氏に油揚げをさらわれた」

「また、世間の耳目を集める起死回生の大博打をうってやる」って思っているのか?小泉氏は、試験も受けたことないだろうし、庶民の暮らしも知らんだろうし、家計のやりくりも関係ないだろうし、選挙だってジィさん時代からの地盤と看板をもっているから選挙の苦労も知らんだろうし、そんな人がえらそうなドヤ顔でいられても困っちゃいます。

農相でいられるタイムリミットも近づいているんだから、最後ぐらいはおコメの値段を沈静化するくらいの仕事をしてもらいたいものだ。それにしても、新米が5キロ5000円(消費税抜き)ってやっぱり高すぎでっせ~










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