ME BBQ その後の話
昨年にも書いているけれども、プレートランチの名店の誉れの高かったME BBQが閉店して数年が経つ。そして、昨年再オープンの噂に随分と期待が高まった。しかし、先にオープンしたのはかつての場所に名前は同じだけれども、全く違うお店だった。
そして、満を持してようやく前のお店の向かいに場所を構えて再オープンしたME BBQ。同じような場所に、同じ名前のお店があるので、ややこしいことこの上ない。しかし、正しくは、パシフィックなマークホテルの1階にあるのが、かつてのME BBQである。
そして、ついにそのかつての名店の誉れ高い ME BBQへ行ってきた。お店は、随分と小洒落た雰囲気をまとっている。行った時間帯が、時間帯だけに、お客さんは一組店内にいるだけだった。かつては人でにぎわっていたのに、本当にひっそりとしてしまっている。それでも、あの味を求めて、σ(-"-) はME BBQへいそいそと向かったのだ。
看板は、前のお店の時のモノの様に見える。入り口を入ると、本当に清潔感のある小洒落た雰囲気で、お客さんを迎えてくれるようだ。メニューを見ると、そこには最新式ともいえるデジタルの看板がぶら下がっている。写真付きのメニューで見やすいこと、見やすいこと。しかし、メニューなど見なくても注文する品は決まっている。”骨付きカルビプレート・レギュラー”だ。もう、お店に行く前から注文する商品は決めている。
まずは、カルビをお願いし、その後4品のサイドを選択する。チャプチェ、マカロニサラダ、ブロッコリー、そしてキムチにした。キムチにするべきか、ポテトにするべきか悩んだけれども、最終的にキムチに落ち着いた。そして、会計をしてオーダーした商品が出来上がるのを待つのみ。
出来上がりを受け取ると、なんともずっしりと重たい。こんなに重たかったっけ?と思うほど重量感がずっしりとくる。一つのプレートをシェアするのだけれども、これだけ重たければ、シェアしても充分と期待感が高まる。
実食すると、以前にはなかったアスパラガスや、玉ねぎやら、パブリカが、色鮮やかにカルビの上に鎮座ましましていて、色合いを華やかにしてくれている。骨付きカルビも、これでもかっていうくらいにてんこ盛り。そして、サイドの4品もよくこれだけ詰め込んだというほどの、てんこ盛りである。
お味は、以前と変わらない、実に美味しい。この骨付きカルビの味は、家では再現できないような複雑な美味しさである。サイドの商品もそれぞれにしっかりと味付けがされており、一つ一つが美味しい。この味、懐かしいなぁ。ようやく、5年ぶりくらいに味わったように思う。コロナで一時店舗を閉めてから、ワイキキでは味わう事の出来なかった食事にようやくありつけた。いやぁ、今年もハワイにこれて、ME BBQを食することができて、本当に良かったですよ。
しかし、お値段があまり可愛くない。24ドルくらいの値段で税金が入ると25ドルを超える価格である。かつて、10年ほど前は14ドルくらいだったので、リピートしてでも食べたいって思っていた。しかし、25ドルで円安の追い打ちをかけられると、σ(-"-) の財布にはずっしりと重みがのしかかる。プレートの重みもずっしりとしていたけれども、お値段もずっしりとくる。これでは、なかなかリピートをしてという気にはなりづらい。美味しいのだけれdも、少し高くなり過ぎともいえる。円安でなければ、納得できるかもしれないが、円安の現状では懐への影響が大きすぎました。また、来年おあいしましょう、ME BBQ様、それまで値上げせずにいてください。
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