ワイキキビーチを楽しむ
せっかくハワイはワイキキまで来ているので、やはり海にいかなければ・・・ということで、ワイキキビーチに海水浴にやって来た。今日は、満潮が近いのか波が結構押し寄せてきている。普段は砂浜だろうと思われるところまで波が押し寄せて来て、ビーチタオルを慌てて引き摺り寄せている人もみられる。さすがに波の押し寄せる速度の方が早いので、少しは濡れてしまっていたりしている。それにしても、海からみるダイアモンドヘッドもいいもんだ。
こちらのビーチの景観も、昨年とは様変わりしている。ビーチの砂浜の大部分を我が物顔に占拠していた、商売用のビーチパラソルが一掃されている。おかげで、すっきりとしたワイキキビーチを望むことができる。こうしてみると、ワイキキビーチも結構広いことがわかる。
そして、特筆すべきことは海水の透明度が、かつてよりもはるかに上がっていることである。これは、コロナ禍の唯一のメリットと言えるかもしれない。ワイキキビーチは、観光客が多い。人が多く押し寄せてくるという事は、どうしても海水も濁りがちになってしまう。遠目にはターコイズブルーから真っ青に変わっていく海の景色が売りだと思う。しかし、実際に海に入ってみると、昔のワイキキビーチの透明度はお世辞にも高いとはいえなかった。というよりも、濁っているような記憶がある。(これは、観光客が多く押し寄せる8月のお盆時期に来ていたために、余計に濁っていたのかもしれないけれども・・・)
いまや、午前中にビーチに行って海に入ると、透明度が随分と上がったと実感できる。ハナウマ湾ほどまでは透明度が上がっているとは言えないけれども、かつての記憶からすると、隔世の感があるほどの透明度である。(しかし、日曜日明けの月曜日は、さすがに透明度は落ちているようだけれども)
ワイキキビーチは砂浜の海なので、魚が生息していることは期待ができない。それでも、朝一にビーチに行くと、小さな魚が群れて泳いでいる姿を確認することができる。ホテル群から顔を覗かした太陽の光に、キラキラと光りながら泳いでいる光景はなかなかのものである。
できれば、この透明度を保っていただきたいものだ。そういえば、ハワイでは日焼け止めについて、「オキシベンゾン」や」/「オクチノキサート」といった、紫外線吸着剤を使用したものは、使用禁止となっている。ハワイの美しい海や生態系を守るためにも、成分をチェックして、環境に負荷をかけないように配慮したいものだ。そして、子供や孫たちにも、この美しいハワイの海を楽しんでもらえたら、どんなに良いことだろう。’
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