長い夜を乗り越えて
長い、長い、機内の夜を過ごして、ようやくハワイ ダニエル・K・イノウエ空港へ到着しました。
KIXラウンジプレミアムを退室して、エスカレータで2階におりた後、シャトル乗り場までテクテクと歩いていきます。途中でまたまたエスカレーターで3階に上がり、シャトル乗り場にたどり着きました。ラウンジもシャトル乗り場も3階なので、なんとかそのままシャトル乗り場に行けないものなのだろうか。この辺りの設計は、ちと疑問に思ってしまう。
搭乗口に着くと、そんなに待つことなく機内への案内が始まった。パスポートとチケットチェックも以前よりはるかに楽に行われて、難なくゲートを通過。機内へ向かう通路をトコトコと歩いていく。この時間は、旅の興奮が最も上がる時間だ。機内へと導かれる通路は、これからの旅の期待を膨らませる一種の儀式みたいなもので、ワクワク感がとまらない。
いよいよ機内へ。前方のプレミアムエコノミーを横目に、奥へ奥へと向かっていく。シート番号を見ずに奥へ向かったために、行き過ぎてしまった。3席程バックして予約されている席へ無事に出会うことができた。エコノミーシートながら、少し足元の広いプアマンズビジネスシート、バシネットの使える一番前の席である。機内エンタテイメントの個人ディスプレイは肘下の所に格納されており、離陸と着陸時は使えない。それでも、他のエコノミーよりも余裕があるシートなので、お気に入りである。
今回は、三連休明けのためなのかそんなに乗客も多くない。赤ちゃんを連れた乗客は2組、小学生や中学生の子供はゼロと、なんともアダルトな雰囲気のフライトになりそうだ。σ(-"-) の後ろの席も一人だし、その後ろは空席となっている。静かな雰囲気の中、飛行機はタクシングから離陸に向けて滑走路を進んでいった。
離陸後、一時間ほどしてまずは飲み物とお菓子。続いて機内食と、流れるように作業が進められている。本日の機内食はハヤシライスである。前もって、料理の内容が案内されていたので、ラウンジではたらふくとお食事を頂いてきた。マリネとサラダをあてに、ウィスキーをたしなむ。そして、デザートのアイス(今日はハーゲンダーツのストロベリープディング)だった。
映画(ミッションインポッシブル/ファイナル・レコニング)も終了したので、寝ようとしたけれども、なかなか寝付けない。いろいろ、ごそごそしながら目をつむっているけれども、どうも寝付けない。もう開き直って、目をつむってじっとしていたけれども、眠れない夜の時間は過ぎるのが遅い。じりじりとしながら、ひたすら夜が明けるのをまった。それにしても時の経つのは遅い。寝ていれば、あっという間だと思うのだけれども、寝付けないとなると本当にぐずぐずとしか時は経たないみたいだ。今日は、昼間もしっかり動いてきたのに、なぜに寝付けないのかが不思議だ。これでは、時差ボケまっしぐらコースとなりそうで、先行き不安になってしまう。
ようやく、夜が明けたてそろそろ到着という時に、WI-FIを接続してMPC用の写真を撮影した。おかげで、入国審査はMPCレーンへそそくさと向かう。あっという間に入国審査も終わって、荷物のピックアップに向かったけれども、まだ荷物も出てきていない状況だ。こんなことって初めてのことだ。いつもは、係員の人が荷物をひとまとめにして出していくれているのに、自分でピックアップすることになるとは。ほんと、MPCって便利だなぁ。こうやって、世の中はデジタル化が進んでいき、新しいシステムに変わっていくんだろうな。こういう変化なら、大歓迎だ。
ようやく、ハワイに到着出来て、これからの時間を楽しませていただこう。さぁ、ジジィの遅めの夏休みの始まり、はじまりだ~い。にしても、寝てもないのに時差ぼけは大丈夫なのか?これから先が、ちょっと心配になってくる。
コメント