世知辛い世の中
曇り空で、たまに太陽が顔を出すような状況なのに、結構蒸し暑い。そして、ついに夕方には大雨が降り出した。雷も暴れ出している。ついには、大雨警報まで発令されたと思ったら、停電にまでなってしまった。本当に大気の状態が不安定で、短時間に大雨が降るのが今年の特徴のようだ。
電動アシスト自転車のバッテリーの盗難が相次いでいるとニュースをにぎわしている。記事によると、「大阪府内では2月以降に自転車のバッテリーを狙った窃盗事件が連続で発生。府警が防犯カメラ映像などを調べたところ、大阪市西成区にあるアパートの一室が窃盗グループの”アジト”だとつかんだ。
逮捕された3人は府警の調べに「ベトナム人に買い取ってもらい、報酬を得て生活費、家賃、借金返済に使うつもりでした」と供述した。容疑者の一人は2019年に技能実習生として来日。21年に在留期限がきれたが、「日本でもっとお金を稼ぎたい」との思いから不法滞在を続けた。」
と出ている。
近頃の自転車は、電動アシストのモノが随分と増えている。一台あたり150,000円以上もする高価な自転車だ。σ(-"-) はそんな高価な自転車は恐ろしくて、とてもじゃないけれども買えない。そもそも、高価なバッテリーがむき出しで搭載されているのだから、どうも不用心に思えて仕方ない。いたずらや、盗難の被害にあうのは目に見えていそうだ。
近頃は、銅線ケーブルや銅像、マンホールの蓋といった金属盗や、高級自動車を夜間に盗んでいくといった、以前では考えられないような治安の悪化が加速している。多くの場合、これら組織的な窃盗であり、不法滞在等の外国人の関与も疑われている。しかも、これらの組織窃盗においては、捕まるのは末端の使い捨てとされる実行犯のみで、指示している大元は安穏としている。
まずは、日本人も意識を変える必要があるのだろう。これまでの性善説で生きてこれたけれども、これほど外国の方々が多く入ってくると、以前と同じ意識では生活はしていくことができない。同じような価値観、慣習、文化を持たない人がお隣にいるのかもしれない。そもそも、お金になるものが路上に置かれていると感じている人が増えれば、勝手に持って行ってしまう価値観の人も増えてくるのだろう。そう考えると、今至る所でみかける自動販売機なんて、そのうちに撤去されてしまって見かけなくなるのだろう。もはや、日本人固有の国民性の性善説で、ノホホンと暮らしていくことはできなくなることだろう。ほんと、昭和は遠くなったものだ。
自称「プロ経営者」とかが、自社の利益の追求に邁進して、政府に安く使える外国人労働者を大量に入国させている結果がこれなんだろうな。まじめで素直で日本人が求めるような人材の外国人を安い賃金で働いてもらえるなんて、夢のまた夢に決まっているじゃん。お金儲けにやってきているんだから、もっと楽でもっと儲かる話があれば、すぐにそちらに流れるのは当たり前のことだ。まずは、技能実習生制度を廃止していくことが必要ではないかな。そして、生まれ育った環境が全く違う中、お互いに相容れることは困難であることを理解したうえで、本当に必要な人材は高給でも招き入れるようにしなければ、停滞している日本を変えることなどできないだろう。それにしても、世知辛い世の中になったもんだ。
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