性懲りもない動き

 今日から、雨が降る予想だったけれども、朝方には雨は上がって、おまけに気温も上がって来た。東京では、ゲリラ雷雨が発生して道路も冠水しているようだ。




石破首相が今週頭に自民党総裁の辞意を表明した。その号砲を聞くや否や、茂木氏が出馬表明をし、自民党総裁選がスタートした。茂木氏としては、自民党総裁になるには最後のチャンスと、いち早く手をあげたのだろう。

そして、政治評論家と言われている田崎のジジィや、元日テレの青山氏はここぞとばかりに、総裁選の予想を熱心に伝えている。もう、政治評論家にとっては特需みたいなもんで、こんなにテレビに出まくれるのはこの時と、その後に行われるかもしれない衆議院総選挙以外にはないので、ここが稼ぎ時と腕まくりをして頑張っていることだろう。


そして、田崎ジジィは昔からの贔屓である「小泉進次郎」推しを隠すことなく、精力的に次の総裁は「進次郎を信じろ~」とばかりに、「小泉進次郎」で決まりのようなことを、臆面もなく言い続けている。また、麻生太郎氏も耄碌してしまったのか、ここにきて「小泉進次郎」を押しているようだ。これに、元日テレの青山氏が乗っかかって吹聴をしている。

あいもかわらず、コップの中の嵐を針小棒大に、あることないことを言い募っている。いずれの人も、無難そうな予想を立てて”キングメーカー”気取りで、その後のテレビで大言壮語したいという下心がミエミエである。


しかし、自民党の議員たちは今自分たちが置かれている状況を全く認識できてないのだろうか。なぜ、昨年の衆議院選挙からこの夏の参議院選挙まで、3連敗も喫してしまったのかを理解できていないとしか思えない。”勝ちに不思議の勝あり、負けに不思議の負けなし”である。負けたのには、明確な理由がある。裏金議員を擁していて金権政治をいまだに悔い改めようとしないこと、6公4民と言われるほどに税金を引き上げてもなお税金を庶民からむしり取ろうとしていること、ばらまき政治でなんとかごまかそうとしていること、親C国的な発言をして外国人に利することを平気でしていること、等に国民は気がついて、自民党にNOを突き付けているのに、まだ国民受けのよい表紙にさえ変えたら、自民党は大丈夫だと思っている。


表紙を挿げ替えて良しだと思っている自民党の議員は、よっぽどお目出度い頭の構造をしているのだろう。まぁ、次の衆議院総選挙で敗れて、総裁のせいにして内輪もめを続けるのだろう。連立の組み直しで延命を図られるのは、国民にとっては悪夢でしかない。こんな茶番劇を繰り返すうちに、国力はどんどん落ちて行ってしまうように感じる。自分のことで精いっぱいの政治屋さんはもう要りません。この国のことを真剣に考えている、政治家さんにお任せなさい、茂木さん、進次郎さん、小林さん、そして麻生太郎ちゃん、聞こえていますか。


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