お盆休みの旅行は大変だった
昨日は、久しぶりの雨がふった。特に、石川県では線状降水帯が発生し、想定外の大雨になった。土砂崩れとかも発生しているそうだ。”過ぎたるは及ばざるがごとし”を地で行くような状況だ。この雨で水不足が解消されるといいのだけれども・・・これまで、雨が降らなかった分を取り返すかのような降り方よりも、コンスタントなお湿りで水不足とならない程度の雨の降り方にしてもらいたいものだ。
8月の第2週の金曜日、現役で働いている頃は午前中に仕事を終わらせて、午後からは半休にしていた。そして、この日の夜便で海外へ家族旅行をしていた。働いている頃は、長期休暇をとれるのはこの時期か、年末年始、ゴールデンウィークに限られていた。貴重な長期強化を利用するとすれば、この時期を外すことはできなかった。
しかし、この時期の海外旅行の航空券はバカ高かったことは覚えている。おまけに、宿泊費用も繁忙期という事でいつもより高い価格だった。それでも、海外に行くとなるとこの時期しかないので、仕方なく支払っていた。それよりも、大変だったのは飛行機の予約をとることだった。この夏の時期のチケット争奪が始まる、9月第3週当たりの金曜日の朝一に、パソコンの前に座ってアクセスするのが常だった。
もう、この時期のチケットはマイルでの特典で取得することは、神業のようなものなので、マイルはあきらめて、とにかく座席を確保することに最大の努力を費やしていた。というか、この時期に本当にマイル特典の座席があるのだろうか。あったとしても、競争が激しいすぎる。一度くらいは、マイル特典の座席で旅行に行ってみたいものだ。
しかし、一昨年からはこの時期を外して、海外へ旅行することが可能となった。もう、退職が視野に入っており、有給休暇もたんまりと残っていたので、特段、繁忙期である夏休み・お盆時期を外すことが可能となったのだ。おかげで、随分とチケットも取りやすくなり、宿泊費用も繁忙期の価格から下がることになった。宿泊費が下がったことを反映して、滞在日が徐々に伸ばせることとなった。現役のころは、12日程度が最大の旅程であったが、2023年は16日、2024年は23日と明らかに長期化している。特に、2024年からは仕事をリタイアしたので、のんびりと旅行期間をとることができるのがありがたい。
今は時間があるので、繁忙期をはずして海外旅行を計画することができる。しかし、悲しいのは、今度は滞在の費用がなかなか捻出しずらくなっていることだ。年金の額は年金定期便の通りだけれども、税金とか社会保険料、特に介護保険料、健康保険料が、想定していた以上に高い。おまけに、日々の生活費へ直結する物価がどんどんと値上げしており、とてもじゃないけれども生活は厳しい。おまけに、円安が進行しているので、海外にいっても物価高に見舞われる。お財布的には厳しくなったけれども、時間的な余裕だけはたっぷりと持て余すほどある。仕事に追いかけられなくなったのだから、せかされずに旅の計画を練ることにしよう。ひょっとすると、繁忙期でなければマイル特典の座席で、夢のような旅行に行けるかもしれないぞ。
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