評論家面はやめなよ

 雨が降らずに、とても暑い日が続いている。そのせいで、水不足が深刻になってきているようだ。コメどころでは水不足で、今年も不作になりそうだと既に喧伝されている。また、今年もおコメの値段を上げる用意をしているようにも見えてしまう。備蓄米ももうないことだし、今年の秋冬のお米は異常価格となるのかもしれない。




盛んに石原伸晃氏がYAHOOニュース等で、石破総理の責任を追及するようなことを言っているというニュースが出てくる。ありゃ、まだ石原氏はいたんだ。もう、すっかり引退しているものだと思っていた。人の不幸は蜜の味と、色気を出して出てきたのか。しかし、もう石原氏の出番ではなかろう。これまでも、舌禍を幾度となく繰り返し、党内でも人気を無くし、もはやかつての威光も地に落ちた感じだ。


この期に及んで出てくるのは、今後は政治評論家としてのマスコミでの地位を確保する狙いでもあるのだろうか。しかし、そんなに花のある人でもないし、話が面白いわけでもない。かといって、キワモノノ話や、オフレコの独自の話を持っているわけでもなさそうだ。

夏になると出てくる”お化け”でもあるまいし、なにを血迷っているのだろう。お父さんは、しっかりとした国家感をお持ちになり、歯に衣着せぬ表現が時代の風にマッチしている時もあった。なによりも、日本という国をきちんと考えてくれていたことが、誰よりも強かったのだと思う。


翻って、息子さんはそんな気概もなく、なんだか党内での勢力争いだけに明け暮れている、入の中の蛙でしかないように見えた。自民党の方々の多くが、今や井の中の蛙であり、茹でカエル状態になっていることに気がついていない。いまだに、表紙さえ変えれば何とか自民党は生きながらえ、自分も選挙に通るという甘い考えをお持ちのようだ。

官僚の言いなりになり、国民には増税を押し付けて、自分達だけは裏金でノウノウと生活をしている。なぜ、今回の参議院選挙で自分たちが負けたのかが理解できていないところに、大きな問題が露呈している。そして、自分以外の誰かの責任にして、生きながらえようとしている。世間では、中小企業等に対して融資等をしながら、かろうじて生きながらえさせている企業のことをゾンビ企業と言ったりもしている。その意味では、もはや自民党議員そのものがゾンビ議員と化してしまっている。


解党的な出直しにより、党の本質的な考え方や行動を変革をしなければ、今後も生きながらえることはないのではないだろうか。それでも、小手先だけの見栄えや、どこかとの連立などを模索しているようでは、到底、明日という日はめぐって来ないのではないだろうか。一人一人が真剣に再生に向けての、やらなければならない方策を考えつくすことが今こそ求められている。また、石原伸晃氏の様に、議員でもなくなった人が、昔の杵柄でなんて過去の栄光に浸りながら、したり顔で出るのはもうよしてもらいたい。それこそ、何の責任も取れない立場になっているのだから。


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