時間泥棒な親父
関東には台風が接近しているらしい。先週も台風が来たはずなのに、今週もまた台風がくるのだそうだ。今年は、本当に台風が良くやって来る。暑いし、台風で風が強くなるし、湿った風が湿度を上げるし、もう暑さの三重苦とも言えそうだ。
朝から30度を超えるほど、気温は上昇中である。今日も、遠慮知らずの気温上昇で体温に近くなるといわれている。朝一で体育館に向かうけれども、既に暑い夏の陽射しが照り付けてきている。今年は、リタイアして初めての夏、早い時期から半袖で過ごしていたため、もう両腕共に真っ黒だ。働いている時は、クールビズとは言いながらも、長袖だったのでここまで焼けることはなかった。若いころなら、こんがりと焼けてうれしくなるだろうけれども、この年になると肌が焼けるのはNo Thank Youだ。
そんなことを考えながら、体育館へいつも通りの時間に到着した。夏休みに入ったからなのか、陸上競技場の方は何やら高校生が競技をしている。若いとはいえ、暑い中ご苦労なことだ。σ(-"-) は室内のクーラーが効いた体育館の中で卓球をさせていただく。
今日も、教室の開講前の10分間を使ってサーブの練習を行う。横回転サーブを練習しながら、教室が始まるのをまった。今日の参加者は5名、いつものSさん、ハエたたきのHさん、σ(-"-)、振替のイチビリ親父と、振替のふくよかな御人である。
いつものように、最初はくじで組み合わせを決めるのだけれども、きょうはハエたたき打法のHさんと組むことになった。Hさんは相変わらず”ハエたたき打法”に磨きをかけていて、ますます個性的な打ち方になっている。フォアで、そこに球が行けば鋭い球を返球できるけれども、フォア以外の場所にいけば空振りに終わる。近頃は、コーチ陣もすっかりあきらめたのか、ハエたたき打法を治そうとはしていない。おかげで、たまのスピードは前にもまして早くなり、ウォーミングアップには少し厳しいものがある。
続いて、イチビリ親父と組むことになった。前回は、結構まともに返球してきていたのに、今日は何故か以前と同じ、好き勝手なところに打つように先祖帰りしていた。こちらから、球出しをして、一回目はなんとかまともなところに返って来るので、親父のフォア側に返球をすると、明後日の方向に返ってくるのでそこでお終い。そして、なぜか球を持っていないので、イチビリ親父から球出しをすることはない。何を考えとんやろ、このオヤジ。教室の授業料がこのオヤジの時間分だけ、損した気分になる。お願いだから、このクラスではなく違うクラスに振り替えて、σ(-"-) の授業料と練習時間を無駄にしないでもらいたいものだ。σ(-"-) 高齢者になっているので、あまり無駄な時間は使いたくないんだけれども、こういう親父の類のことを、”時間泥棒”っていうんだろうな。
その後は、コーチとの多球練習へとかわったので、気分を変えて取り組んだ。今日は、バックのクロス、バックのストレート、フォアとバックの切り替え、フォアで返して、バックで返して、最後にスマッシュ練習へと続いて、最後にフォアとミドルのスマッシュを行った。今日は、スマッシュも気持ちよく打てて、なかなか調子が良さそうだと感じられた。
続いて、いつものSさんとゲーム形式での練習を行った。ゲーム形式とはいえ、サーブの後はなるべく続けてラリーをするようにしながらの、サーブとラリーの練習をすることにした。お互いに、ラリーを続けられるように真剣に打ち合いをしていったので、結構動き回ることになった。
ここで、一旦休憩して、水分補給。熱中症予防のためにも重要な、休憩時間である。その後、先生とゲーム形式での練習を再開した。先生のサーブの回転を見極めることがとても困難で、なかなかレシーブを返すことができない。σ(-"-) からのサーブは簡単にレシーブされて、そこからのラリーでの練習となる。どちらかというと、サーブレシーブの練習と全面でのラリー練習見たいなものだ。それでも、結構ラリーが続くと楽しくなってくる。今度は、先生のサーブを8割以上はレシーブ出来るように、頑張りたいものだと思った。
今日の最後には、ダブルスの試合を行った。久しぶりのダブルスの試合である。サーブで横回転を出すと、結構うまく得点を重ねることができた。レシーブも受講生同士なので、回転が読みやすく、結構ラリーへ持ち込むことができた。ラリーを続けていくと、相手側がネットミスやオーバーミスをしてくれたので、2セットを取ってあっという間に試合終了。今日も、最後に試合に勝てて気持ちよく教室の授業を終えることができた。いやぁ、今日は最初の内はどうなるのかと心配だったけれども、終わりは最高の終わり方だった。終わりよければすべて良しという事で、今日も楽しい卓球教室にすることができた。
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