出場辞退の判断は遅すぎた

 そろそろ、天気も回復するのかと思っていたけれども、今日もまだ不安定な空模様のようだ。昨日までの、大雨は遠ざかったようだけれども、曇り空がまだまだ広がっている。そのおかげなのか、気温の方は30度前後と随分と下がってきている。これで、湿気が無ければすごいやすいのになぁ・・・




高校野球が現在熱戦を繰り広げている。その中で、広島県予選を勝ち抜いてきた広陵高校が出場の辞退を表明した。一回戦を勝ち上がり、これから二回戦へという段階での辞退である。先輩部員による後輩部員への暴力沙汰と合わせて、2023年に監督やコーチの暴力が明らかになり、この段階で辞退を決定したそうだ。


後輩部員がルールを破っているのを見つけた先輩部員が、その後輩部員へ暴力を行ったそうだ。しかし、この事件は予選前から判明していたそうで、高野連も出場を容認していたそうだ。そして、今回はSNS等での脅迫にちかい投稿が相次ぎ、学校として辞退を決定したという事だ。ここまで来て、辞退するということは前代未聞のことだと思う。

高野連が予選大会から事態を把握し、それでも出場を可能にしていたという事なのに、なんということなんだろう。この暴力事件の被害者ともいえる後輩部員が刑事告発をしているらしい。そして、監督やコーチの暴力事件とダメ押しの事態がSNS上でも拡散され、生命の危険を感じたために甲子園を辞退したらしい。


暴力を受けた被害者が刑事告発することは、法的にも守られている権利だと思う。しかし、その原因を作った”ルール破り”については、この被害者たる後輩部員はどう感じているのだろう。なにがあれ、暴力はいけないことではあるけれども、だからといってその原因を作った本人が権利だけを主張してもいけないのではないだろうか。

守るとみんなで決めたルールを破って、暴力を受けて被害者面をする、なんだか近頃のC国やSK国から来ている方を含めて、海外から来ている人達の権利だけを主張して、義務を果たさないことと似通っているように感じる。


それぞれの考え方が異なった人が、一つのコミュニティーの中で生活をしていくうえで、被害者面での権利の主張だけして、義務を果たさないのでは、コミュニティーが成り立たなくなるのではないか。お互いに違いを理解しながらも、それぞれがそれぞれを尊重することが重要なのだと思う。そのコミュニティーの中のルール(法律や慣習)については、守ることが何よりも優先されるはずだ。ルールは守らんけれども、権利だけを主張していては、そのコミュニティーで生きていく資格そのものが無いという事だと思う。

広陵高校の件では、暴力事件に関与していない生徒たちの夢を壊してしまった。そして、県の予選大会に参加していたすべての生徒の夢を壊したかもしれない。二度とこういったことが起きないようにしてもらいたいものだ。





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