山の日ってなんだ?
暑い夏の日は過ごしにくい。雨模様で、そんなに気温は上がっていないのだけれども、湿気があるためなのかジトッとしていて、過ごしやすいとは言えない。今日は熊本で大雨警報が出されていて、大変な状況になっているようだ。雨が降るのはありがたいけれども、降り過ぎているのは、暴れ雨で有難迷惑なのかもしれない。
今日は山の日で、週末からの3連休となった。お盆前に、連休となるので先週の金曜日の仕事終わりからの移動はさぞや混雑したことだろう。うまくいけば、お盆を挟んで9連休となるはずだ。知らないうちに、日本も随分と大型連休の日が増えたものだ。
しかし、「山の日」といわれても、あまりピンとこない。山開きにしては遅すぎるし、なぜ山の日なのかがわからない。海の日が7月にあるから、その対で山の日があるのかもしれないけれども、やはりピンとこない。登山を奨励してのことでもあるまい。8月に祝祭日がないのが不公平だとかいう事じゃないよな。なんだか、中途半端に感じてしまう。オーバーツーリズムが指摘されて久しい。それでも、まだお盆やお正月、そしてゴールデンウィークに休日を集めるって、どうもお役所仕事ってわからん。
学生にしても、夏休み中なので特段休日が増えたところで、あまり喜びそうにもない。おそらく、親御さんの休日が増えれば子供とのレジャーの機会も増えるだろう、という思いで休日を制定したのかもしれない。しかし、これも頭の固い土日が休日という恵まれている人が考えたことなんだろう。いまや、第3次産業といわれるサービス業に就業している人が、日本では一番多くなっているのではないだろうか。その方々は、従来の土日を休日にすることは非常に難しい。ましてや、祝祭日が増えたとしても、その日に休める人たちは非常に少ないはずだ。
どうも、国会議員という方々は、庶民の生活とはかけ離れたところで、机上の空論ばかりを論じ過ぎているようにしか思えない。もっと、庶民の生活を知らなければならないのに、議員の方々は身近にいる公務員や官僚の方の生活慣習しか知らないように思う。いまだに、小学校の運動会は土曜日か日曜日に開催されている所がいまだに多いのではないだろうか。多分、学芸会も参観日もそうなんだろう。多くの国民は、土日祝祭日に関係なくローテーションで回しながら、仕事をやり組りして休日をとって、なんとか対応しているのが実情だ。こんな、頭の固い、自分中心的な考えの先生たちに教えられている生徒も可哀そうなものだ。せめて、ゆがんだ価値観を押し付けないようにしてもらいたいものだと願う。
古い感覚の人たちにはそろそろ退場をお願いして、新しい時代の流れに沿った現場に即した政策を立ててもらいたいものだ。そんなことを置いてけぼりにした、自民党の内紛のようなお家芸の総裁選の是非なんか、もう見たくもないよ~。
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