まけないで~もうすこし♪
危険な暑さの日が続いている。朝方には、少しお湿りの雨が降っていたようだけれども、その雨も止んで、なおさらムッとする暑さへとなってきている。今日は、風もあまり吹いていなくて、暑さがじっとりとまとわりついてくる。少し外に出るだけで、もう汗でびっしょりとなってしまう。
今月も、食品の値上げが多くなされている。もう、現役で働いていないので、夏の一時金も出ないのに、物価だけは容赦なく上がっていく。そして、例年よりとてつもなく早く梅雨明けをしたため、尋常ならざる暑さが野菜を直撃しだした。キュウリやトマトといった野菜の生育がままならず、暑さで枯れているそうだ。おコメも、水不足とかで出来が良くなさそうだ。これでまた、野菜関係とおコメの値段が上がることになるのだろう。マスコミは、野菜の出来の悪さを喧伝しているけれども、なんだか値上げを煽っているようにも感じる。
自動車運転とか、自転車で”煽り運転”や”迷惑な飛び出し”について、ひどいとか、やってはいけないと言っているマスコミが、物価については上昇に向けて煽りまくっているように感じているのは、σ(-"-) だけなのだろうか。なんだか、マスコミが煽れば煽るほど、本当は上げなくても良い品物まで、便乗値上げを助長しているような気がする。
そういえば、ステルス値上げも結構きているんだよなぁ~。チョコレートなんかも・・・ロッテの製品は昔は12粒入っていたのが、包装の妙で10個ぐらいと、わかりにくくしながら、2個ぐらい個数が減った様な気がする。クッキーなんかも、入っている数が偶数だったはずのものが、いつの間にやら奇数になっていたりりして、どうも減ったのではないかと疑ってしまう。内容量は10%程度くらいを、こっそりと減らしていても、なかなか減ったとは気づきにくいものだ。お値段は一緒なのに、少し内容量が減っているっていうのは、食べ終わってからなんか少なくなっているんじゃないかとわかるのでタチが悪い。
値上げをあおっている一方で、おコメの値段だけは下がった、下がったと毎日のようにマスコミは喧伝している。下がったといっても、2024年産のブランドのおコメの値段は高値で維持されているままだ。古古古古米が市場に出て来て、2,000円を切るようなおコメが値段を下げているだけだ。そういえば、アメリカ産のカルロース米も見かけるようになった。こちらは、3,500円位なので値段を下げるのに、少しは役立っているようだ。普通のおコメは5キロで4500円位と高値維持で値段は全く下がっていない。やっぱり、ポエムくんのパフォーマンスでしかなかった、おコメ騒動。この夏の暑さが続いたら、秋口の新米の値段は今年以上の高値となって、米騒動の第2幕が開演しそうである。もう、パフォーマンスではなく、ちゃんと日本米が供給できる体制をいかに構築するかという根本的な農業政策で勝負をしてもらいたいものだ。(大臣なんだから、消費者目線はもちろんのこと、生産者目線での政策がないと、単なるパフォーマンスにしか過ぎないことを理解してもらいたい。もっとも、財務省の腹話術人形だから、そこまで求めるのは無理か。)
参議院選挙の最中なので、自民党への配慮からなのか、マスコミさんはおコメの値段を下げたことを忘れさせないように、連日、なりふり構わず報道をしているようだ。そして、新たに出てきた”参政党”が自民党の票を食っていると、自民党への危機感をあおりまくって、なんとか自民党への投票を促そうとしているようにも見える。
消費税の引下げを断固拒否している自民党と公明党。しかし、マスコミはその自民党への配慮なのか、こんな偏向報道をしていて良いのだろうか?なんだか、自由な議論とか、多様な意見を封じ込めるような、変な風潮でなければ良いけれども。もう、”ペンは剣よりも強し”なんて気概をもった、言論人は生きてはいけなくなっているのだろうかと、このご時世を心配しながら見ている。
それにしても、今年の夏は暑い。おまけに物価まで暑い夏になっちまった。σ(-"-) 家から少し遠いところにあるディスカウントストアで、ささやかな抵抗として一本70円程度に値下げされている缶酎ハイしか買えなくなった。庶民は、値上げの夏に対して生活防衛にむけて、こういうチマチマとした防衛策を取らざるを得ないってことを、マスコミも政治家も知らないんだろうな。
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