占いの結果は・・・
危険な暑さが忍び寄ってきている。もう外を歩いていると、熱風が頬をなでていく。むっとした熱気とまとわりつく蒸し暑さで、身体の疲れが一気に出そうだ。エアコンなしで日中をすごすなんて、まったく想像ができない暑さとなっている。
トランプ大統領閣下さまは、世界中を相手に相互関税について、Dealを辞めて手紙での通告をすることにしたらしい。もう、Deal することに飽き飽きとしたのかもしれない。なにしろ、相互関税のカードを少しでもおろすと、弱腰の”TACO"呼ばわりされるのが厭らしい。
どうも、あまり強く出ない国を相手に、トランプ大統領の考えだけで関税を決めてしまっている。強い国には文句は言えないけれども、弱い国には嵩にかかって居丈高にふるまう。欲しいものは自分のモノにするさまは、ロシアと同じである。まさか、プーチンちゃんもやっているから、なにがあかんのん?って、まさか言わんやろなぁトランプ大統領閣下さま。それって、子供の言い訳ですから~
それとも、本当に”トランプ占い”をして、関税率を決めていたりして・・・世界中から総スカンをくらったら、いかなアメリカといえどもこの後が大変になるだろうに、どうしたことだろう。そういえば、4月に相互関税を7月9日まで延期することを口にしたものの、10%の上乗せとなる関税増加分は、そろそろアメリカにつく頃なので、いよいよ数々の品物の値段が上昇することになるのだろう。特に、中国の商品は30%の関税と抑えられてはいるけれども、価格の上昇はこれらの荷物がついてから、家計を直撃することになる。
おそらく、多くの人が値上げ前に必要だと思うものに殺到すると、在庫不足が発生することになり、さらなる値上げが起こる可能性がある。これは、コロナの時の”マスク不足”や”令和の米騒動”にも似た動きとなるだろう。在庫がないけれども、欲しい人が多いため、供給が間に合わずに値段を上昇させることになる。
トランプ大統領閣下さまの相互関税地獄によって、アメリカの物価は上昇せざるを得ず、おかげでFRBは利下げをすることはできない状況に追い込まれる。それでも、トランプ大統領閣下さまはFRBのパウエル氏を”Too late man”と呼び続けるだろう。トランプ大統領閣下さま、あんたのせいで利下げでけへんのに、それをパウエル氏のせいに擦り付けられて、パウエル氏も泣きっ面に蜂だわな。
おまけに、アメリカは債務上限も違づいていることだし、上限引き上げを画策するとなると、8月くらいにはトランプ大統領閣下さまの相互関税については、見直しというか、撤回を余儀なくされそうだな。しかし、一旦あがった物価は下がらない可能性があるので、”TACO理論”で株価上昇局面というよりも、リセッションの可能性の方が高いので、株価も大きく下げていくんじゃぁないのかなぁ。今回は、”トランプ占い”で決めたのかもしれないけれども、”う・ら・な・い”だけに”表だけ”なので、想定がしやすいかな。
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