株は怖い

 今日も熱中症警戒アラートが発令されている。もう、真夏としての気温上昇となり、日陰を歩いていても汗が噴き出してくる。日陰のないところでは、暑くて暑くてとろけてしまいそうなほどである。こんなに暑い夏の日は初めてだよ~。




今年の3月期の決算も終わって、各社の株主総会も6月には終わった。σ(-"-) も少しだけ、株を持っているので、今期出た配当をもらいに、郵便局へ暑い日の日中に歩いて行ってきた。

汗をかきかき、郵便局へ向かい、配当の支払い所を窓口に出して、通帳へ記入してもらった。しかし、σ(-"-) の配当金は雀の涙ほどの額なのに、しっかりと税金を差し引きしている。こういうところは、ほんとこの国はしっかりしているよな~


もっとも、σ(-"-) は最低限の口数しか株は持っていない。というのも、お小遣いで買える範囲の株しか買っていないからだ。売買の最小単位といわれる100株である。株を持っているというのもおこがましいほどである。人にはあまり言えない。株式を持っていないのには、すこし悲しい訳がある。

なにしろ、株は上がることもあるけれども、下がることもある。σ(-"-) は一度、株が紙くずになった経験があるので、あまり株を信用していない。それまで、会社から持ち株制度で株を買うように仕向けられ、お付き合いで最小口数だけ購入していた。それが、バブルの頃には信じられないくらいに高い値段となったけれども、その後にはどんどんと値が下がり、会社が会社更生法を適用されて、最後には紙くずへとなってしまったのだ。


毎月、給料から持ち株会が天引きしていたお金は、株価がゼロになったことにより、消えてなくなってしまった。

♪♪♪

Mama do you remember the old straw hat you give to me.

I lost the hat long long ago flew to the foggy canyon yeh

Mama I wonder what happened to that old straw hat

Falling down the mountain side Out of my reach like your heart

♪♪♪  

そんな経験から、あまり株には近づかないようにしている。しかし、ある株式の優待がどうしても欲しくて、お小遣いで買えるくらいの値段だったから取得をしたのだ。普通は、株を買う時にはこれからその株が上がるのかを吟味して買うのが普通らしい。そのために、いろいろな指標を参考にして、将来の成長性の有無や、割安感、安全性なども分析をしなければいけないらしい。

しかし、σ(-"-) そもそも、その企業の業績も分析をしていない。とにかくその会社が提供している優待だけが目当てだった。当時の優待はその会社のサービスについて50%OFFになるというものだった。これは、当時すごくありがたいもので、もう買うしかないと、後先見ずに清水の舞台から飛び降りる覚悟で、なけなしの小遣いをはたいて買った。しかし、その後50%OFFの優待は直に30%OFFに引き下げられ、ついには20%OFF にまで下げられてしまった。いまでも、20%OFFだけれどもこの優待券は、σ(-"-) にとってはとても有益なものだ。


株式で儲けるということは難しいけれども、優待で楽しむという事で満足しているので、良かったのではないだろうか。おまけに、もらえるとは思っていなかった配当が、スズメの涙ながらの少なさでも、出してくれているのは本当にありがたい。なぜか、自動的に振り込みはしてくれないので、毎回、期日までに郵便局に支払い請求書を持っていかないと、配当がもらえないのが、ちとつらいけどね。もっとも、業績も分析せずに、優待だけが目当てで株を買うなんて、やっちゃぁいけない株の買い方の見本みたいなことをしているので、文句を言える筋合いもない。それでも、σ(-"-) の会社のように、会社更生法を申請するような事態になることもなく、いまだに株の優待と少しだけの配当を出してくれている。

儲けようと欲張ると株価の乱高下で振り回されて、株って難しいって思ってしまう。今持っている株は、優待だけを目当てにしているので、値段も気にしていない。人生って、あまりに欲張りすぎると危ない目にあうことが多いけれども、ゆったりと構えているとそれなりに動いていくものだと、この100株だけ持っている株が教えてくれているように思う。今持っている株で優待がもらえているので、これ以上買う気もないし、買うだけのお小遣いも近頃はないのでこれ以上買えない。







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